西中日記

短冊に願いを込めて

正面玄関前には、七夕の笹の葉が飾られています。

 

七夕の諸説はいろいろあります。ここで一つ紹介します。

昔々あるところに、機織りの仕事をしている働き者の織姫(神様の娘)と、牛の世話をしているしっかり者の彦星がいました。やがて2人は結婚すると、急に遊んで暮らすようになり、全く働かなくなってしまいました。怒った神様は2人の間に天の川を作り、2人を離してしまいました。悲しみにくれる2人を見て、神様は「以前のように真面目に働いたら、1年に一度だけ2人を会わせてあげよう」と約束してくれました。それから2人は真面目に働くようになったのです。2人は年に一度だけ川を渡って会うことが許され、その日が「七夕」とされました。

短冊に願いを書くのは、機織りの上手な織姫にあやかって、「物事が上達しますように」とお願い事をしたのが始まりだと言われています。

飾られた短冊を見てみると、学業のこと、部活動のこと、将来の夢、恋愛の願い事など、いろいろあります。

今年の7月7日のお天気はどうでしょうか?

無事に2人が出会い、みんなの願いが叶うといいですね。