7/5(水)全校朝会 校長講話
バレーボール部近県大会表彰 校長講話
7月5日(水)、1学期最後の朝会を行いました。
校長講話から
「最後の夏 必勝法」~部活動に思う~
校訓の「勤労」(自分の努力でものごとを切り拓くこと)をねらい
に、3年生最後の夏に向けて、モチベーションを高めることについて、
話をしました。
『なぜ部活動をするのか?』
部活動の目標(勝つこと、賞を取ること、うまくなることなど)は人そ
れぞれで、変わってもよいが、目的は同じです。
『人間性を高めること、スポーツ・文化を通して学校生活を豊かにす
ること、スポーツ・文化を生涯にわたって親しむ心を育むこと』です。
スポーツをする理由を明確にすることが大切です。モチベーションがそ
の人の技術を上げ、上達の近道になる。初心を取り戻して、自分がスポ
ーツをする理由を思い出し、モチベーションが回復した例が数多く報告
されています。
次に、私の部活動体験を話しました。中学校・高校時代は、先輩から
のいじめ、指導者からの体罰、本当に好きで始めた野球でしたが、野球
から逃げることばかり考えるようになってしまいました。従って、大会
では大失敗もし、よい思い出をつくることはできませんでした。学校の
先生になって、指導者として、子どもたちに野球の楽しさ、すばらしさ、
奥深さを知らせ、高校野球に繋がる指導をしたいと思うようになりまし
た。中学校の野球を20年以上してきて思ったことは人間力を鍛えるこ
とが勝利であるということです。その人の日常生活がプレーや演奏に現
れるということです。堅実なプレーは、日常の凡事(靴をそろえる、
あいさつする、気配りする、思いやる・・・・)を徹底することから生
まれるのです。