校長室から

令和7年度 第1学期始業式あいさつ

 いよいよ今日から令和7年度第1学期が始まります。新2・3年生の皆さん、進級おめでとうございます。
さて、皆さんは学年ずつ進級されました。

 まず、3年生。いよいよ物部中の最高学年になりました。学校の代表は3年生です。3年生の行いが、学校の雰囲気を作っていきます。ですから、勉強はもちろんのこと、生徒会や部活動など何事においても、伝統ある物部中学校を引っ張っていってください。特に、運動会や桜町祭など大きな行事での活躍を期待しています。後輩から頼りにされる3年生、常に向上心をもって何事頑張る3年生、そんな姿を目指してほしいと思います。

 次に、2年生。この後の入学式で37名の新1年生を迎え、いよいよ先輩と言われる立場になります。新1年生は、まずは2年生を手本とし、様々なことをまねします。2年生の行いが、1年生の方向性を決めていきます。だから、昨年までと比較して、より大きな責任があります。新1年生が安心して中学校生活をスタートできるよう、そして3年生をしっかりサポートできるよう中堅学年として、物部中をしっかりと支えてほしいと思います。

「今こそ出発点」 尾関 宗園(僧侶)
「人生とは 毎日が訓練である
  わたくし自身の 訓練の場である
   失敗もできる 訓練の場である
    生きていることを喜ぶ 訓練の場である
 今 この幸せを喜ぶことなく
   いつ どこで 幸せになれるか
  この喜びをもとに 全力で進めよう
   わたし自身の将来は 今 この瞬間にある
    いま ここでがんばらずに いつ がんばる」

 毎日が出発点だと思って、その日一日に全力を尽くそう。たとえ新たな困難が襲ってきたとしても、一日一日気持ちを切り替えて、再出発しよう。毎日新たな気持ちで出発することを繰り返せば、その積み重ねが前進につながる。という意味です。

 皆さんには、何事にも全力で取り組んでほしいと思います。一日一日を大切にし、新たな気持ちで取り組めば、絶対に成長に繋がります。ぜひ、今年は全力でやりきったと言える年にしてください。