令和3年8月5日(木)と8月6日(金)に、もおかイングリッシュサマーキャンプ2021が真岡市自然教育センターで行われました。市内小学校5・6年生を対象に、14校から希望者を募り、63名の応募がありました。
昨年度はコロナ禍により中止となりましたが、今年度は感染症対策を万全にしたうえで、実施することができました。
今年で5回目となるこの企画は、外国人指導者(AET)や同年代の仲間との英語による活動を通じて、人とつながることの大切さを学ぶことや英語によるコミュニケーション力を高めることを目的としています。
真岡市には、市内の中学校が諸外国の姉妹校と相互交流を行う教育国際交流があります。小学生のサマーキャンプは中学校の教育国際交流につながるようにも計画されています。異文化理解の感覚を身に付けることを目指した活動内容になるよう工夫しています。
今回のキャンプでは、名札づくりと仲間づくり、宝さがし(3ヒントクイズ)、ワールドツアー、思い出ノートづくりを実施しました。ワールドツアーでは、児童がパスポートを片手に、空港での出国手続きを行い、6カ国のブースを回りました。各ブースではAETたちによる文化紹介を簡単な英語で聞き、文化的な活動を一緒に行いました。
このような体験型の活動を通して、英語でコミュニケーションをとることに対する抵抗感も徐々にやわらぎ、初めはぎこちなかった児童の「英語でのやり取り」も、AETのフォローなどもあり、次第に活発になっていきました。
キャンプ最後の活動である思い出ノートづくりでは、互いにメッセージをカードに書いて送り合い、仲間への気持ちを伝え合いました。
閉講式では、グループのAETから修了証書が授与され、笑顔で自然教育センターを後にしました。
開講式(オープニングセレモニー) |
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名札作りと仲間作り英語活動 | |
宝さがし(3ヒントクイズ) | |
ワールドツアー | |
思い出ノートづくり | |
閉講式 | |
参加した児童は、「いままでの経験の中で一番楽しかった。」「AETの先生がとても頑張っていて、とても嬉しかった。」「いろいろな国のことを知り、体験できて勉強になった。」「英語が分からなくても教えてくれるから、会話をすることができ、とても楽しかった。」など、目を輝かせながら、前向きな感想を話してくれました。
昨年度中止となったイングリッシュサマーキャンプ2021を、今年度は実施することができて本当に良かったと思います。
参加してくれた子供達は、単に英語を学ぶだけではなく、自分自身の思いや考えを伝え合うことに挑戦し、人とつながることの楽しさを知り、コミュニケーションを通して協調的に生活することの大切さを学ぶことができたように感じました。
来年度も、多くの児童の参加を心からお待ちしております。