西中日記

令和6年度 学校の様子

白熱する学級会

水曜日の5時間目は学級活動の時間です。

2年生の中で、おもしろい学級会をしているクラスがありました。

 

学級会は、議題を設定してクラスで話し合う活動です。

実際そのとき解決したいことや、決めたいことについて話し合います。

 

このクラスの本日の議題は・・・「目玉焼きに何をかけるか?」

 

もちろん議題自体には特に目的はありません。

本当の目的は「誰もが意見を言える空気を作ること」(担任談)です。なので、約束事として「否定しない・共感する」を最初に確認しました。

 

 

では学級会の始まりです。

 

司会・書記(男子ばっかりですね)が前に出て、本日の趣旨について説明があったのち、実際目玉焼きにつけるなら何か?意見を募ります。

 

塩!醤油!ソース!ケチャップ!デミグラスソース!・・・ん?デミグラス?他にいる?他のソースはどうする?とりあえずソースでまとめよう。他は?

 

意見が出たところで派閥(?)に分かれ、なぜそれを選んだのか話し合います。

一番人数の多かった醤油派。

 

塩コショウ派

 

ソース派

 

何もつけない派

みなさんは何派でしょうか?

 

 

各派閥から、アピールタイムです。

醤油派の意見は何ですか?「いろいろな食べ物に合います!」「ヘルシー!」

 

「何もつけない方が、卵本来の味がわかる!」

 

アピールが終わったあとは、他の派閥へ質問タイムです。

ここは特に相手を否定しない言葉で行うよう気をつけます。

醤油派へ「いろいろな物に合う、のいろいろな物って何ですか?」

ソース派へ「目玉焼きに合う、といっても半熟?完熟?」

などなど。

 

なかなか白熱した議論が続いたのち、投票タイムです。

 

結果、人気1位は変わらず醤油でした。

途中で意見を変えた人も数人いましたよ。

 

本日の学級会は、生徒だけで回しました。(教員は後ろで待機)

飛び交う意見もきちんと整理し、積極的に運営してくれました。

そして各生徒、楽しそうに話せているのが印象的でした。目標達成できたかな?

 

西輝ヶ丘祭の前にも、合唱のことで学級会をしたことはあったそうです。そしてこのクラスは見事優勝!なので、日頃からお互いに意見を言い合える雰囲気ができているのが素敵ですね。

 

楽しい学級活動を通して、話し合いスキルを高められそうですね。また見に行きたいと思います。