学校日誌

「分からない~!」(算数・6年)

6年生の算数はデータの見方を学習しています。

今日のめあてです。

先生の説明を真剣に聞きます。

問題を解きます。

ある児童が「分からない」と何度かつぶやきました。分からないことを分からないと表現することはすばらしいことです。分からないと言わなかったら、授業がどんどん進んでいきます。今回は先生が授業をそこで止めて、「分からない」部分を全員に質問しました。何人かの挙手があり指名された児童が答えます。

それでもまだ分かりません。別の児童が黒板で説明してくれました。

それでも納得がいきません。授業終了のチャイムが鳴ってしまいました。しかし理解はまだ不十分です。

授業後の休み時間に黒板のところに行き、先生に質問し、教えてもらい、やっと納得することができました。

分からないことが恥ずかしいのではありません。分からないことをそのままにしておくのが恥ずかしいことです。この学級の児童は分からないことを休み時間まで使って分かることができました。これこそ、粘り強く学習に取り組む児童です。「ぼう」を実践してくれましたね。がんばった6年生でした。