学校日誌

みかんを探せ(2年・国語)

小さめのオレンジ、みかん、オレンジ色のレモンの3種類の果物があります。その中からみかんを探すことから国語の授業が始まりました。

子供たちは本物の果物に引き付けられ、本気でどれがみかんなのかを考え、タブレットにある3種類の写真に書き込みます。

みんなの考えを電子黒板で共有します。

三つの果物から、今日の授業は共通点と相違点を考えることが今日のめあてであることを導き出しました。

そこでグループになり、似ているけど違うものの例を挙げ、タブレット上でグループ共通のワークシートに記入しました。

お互いの意見を尊重しながら、さらにないかと話し合っています。

各グループから出た具体例を学級全体で確認し、いくつかを例示し、それらの共通点、相違点を話し合いました。

共通点、相違点のポイントは大きさ、色、形、使い方などがあること、それらを使って説明できることを理解しました。

授業の終わりに、1年生の先生からビデオで子供たちに依頼がありました。1年生が液状のりとスティックのりのどちらを使ったらいいか分からないので、同じところと違うところを1年生に分かるように教えてほしいというものでした。

子供たちは共通点や相違点を1年生に分かりやすく文章で書くという言語活動を行うことを知り、1年生の役に立ってやるぞという意欲を高めていました。

今後4回の授業でどのような文章が書けるか楽しみです。