ブログ

令和7年度

5年総合出前授業の様子(12/12 5・6校時)

5年生が、5・6校時に「総合出前授業(総合的な学習の時間)」を行いました。出前授業の講師として、「真岡エコの会」の皆様に御指導いただきました。

「1本の木が吸収する二酸化炭素の量を調べよう」というテーマのもと、先ず校庭に出て(今日は北風が強く、とても冷たい中)、班ごとに決めた木の幹の太さをはかります。木の幹をはかる高さは、木の高さによって計算式で決まっているので、木の高さもはかります。用意していただいた三角定規のような道具を使って、木の高さを水平方向の長さに換算して実測(メジャー)ではかります。木の幹の太さから、1本の木の葉の面積の合計を用意していただいた資料の表から読み取ります。さらにその数値に、自分たちの班で決めた「木」によって決められた数値をかけると、二酸化炭素の量が割り出せます。そして、割り出された数値が何人分の呼吸によって吐き出された二酸化炭素を吸収するものなのかを計算すると、今日のテーマの答えがやっと導き出されました。

いろいろな知識をフル活用した高度な学習でした。まさに総合的な学習の時間のねらいそのものです。しかし、頑張って手に入れた数値も、ただの数字でしかありません。これらの数字から、木や自然の大切さ、自分たちにもできることやみんなに伝えていきたいことなどを考えさせていきます。

0