学校の様子

朝会(講話)

7月8日(月)

ドイツの数学者ガウス(1777~1855)は、10才のとき、小学校の先生が出題した「1から100までの自然数をたすといくつになるか?」という問題を瞬時に解いて、先生や周囲の子どもたちを驚嘆させたという逸話があります。

(ガウスの考え方)

1から100まで数字が100個あります。その両端の2つの数字をたすと101(1+100)になります。次の両端の2つの数字をたしても101(2+99)になります。それを繰り返していくと101が50個できるので、101×50=5050となります。

算数の答えは1つしかない場合が多いですが、答えの出し方は、何通りもあります。1つの方法で解いたら終わりではなく、「もっと早くできる方法はないか」「もっと簡単な方法はないか」などを考えることが大切です。もちろん、ガウスの問題もこれ以外で解く方法があります。