学校の様子

避難訓練

今日は28年前に「阪神・淡路大震災」が起きた年ですが、ちょうどそれに合わせたように避難訓練が行われました。消防機器の点検を行っていたので、業者の方に火事になったときに実際になる非常ベルを鳴らしてもらって避難の始まりです。

 ちょっと1年生は準備して、防災頭巾をかぶる練習をしていました。

  

  

みんな上手に避難できました。「どらない・さない・けない・ゃべらない」の「もおかし」の合言葉通りに避難していましたし、室内では歩いて、昇降口を出て、校庭に出たら、少し走りながら避難しています。みんな防空頭巾だけでなく、ハンカチなどで口を押えて、やや体を低くして避難していました。

  

第1避難所(朝礼台前)で、担任の先生が教頭先生に、無事にクラス全員避難したことを伝えます。全部のクラスが避難したのが2分49秒後です。児童数が少ないとは言っても、上手にできました。消防署の人もほめてくれました。

  

  

次は消防署の人が用意してくれた煙ハウスで煙体験です。6年生から1年生まで全員入りましたが、何しろ中は煙で真っ白です。まっすぐ出口に歩いたつもりが、テントの角に行ってしまい、方向が分からなくなって消防署の人に案内してもらっていた人も多かったようです。これで本当にこの煙が有害ガスだったら、煙にまかれて倒れてしまうだろうなという気がしました。

  

煙体験の後、もう一度消防署の人の話を聞きました。まず一番は、どうやって避難するかより、火事を出さないこと、もし、自分の周りで燃え始まったら、消そうと思わずすぐに大人を呼ぼうとお話ししてくれました。最後に校長先生からもお話ししてもらって、消防署の人にお礼を言って終わりました。有意義な体験となりました。