令和7年度　山前中学校日誌

　例年開催されている山前地区公民館まつりが開かれ、今年は山前地区防災キャンプ２０２５も共催となりました。例年招待されている吹奏楽部も楽しく演奏をしてきました。その後、自ら進んで手を上げてくれた中学生ボランティア約２０名と当日の飛び入り参加生徒５名が、地域の方々と一緒に様々な活動をしました。防災に関する知識を身に付けることに加えて、たくさんの人たちと触れ合うことができたことが何よりの経験になったと思います。次の日からは、「あのとき会ったおばあちゃん、おはようございます。」「○○さん家の孫だねえ…」と顔見知りが増えることでしょう。季節は冬ですが、あったかい一日となりました。

　人権に関する生徒集会をオンラインにて行いました。防災に関するポスターを題材に、様々な立場があることを個人で考え、そのグループで話し合い活動を行いました。公正・公平、他者との関係性について学ぶ機会となりました。

　地域の人たちや職業人との関わりを通して生きる力や感謝の心を育み、主体的に自己の在り方や生き方を見つめることをねらいとして、マイ・チャレンジ社会体験活動を行っています。普段の学校生活では経験することができないであろう貴重な体験が、将来に向けた有意義なものとなることを願っています。お忙しい中、本校中学生を快く受け入れていただいた各事業所様、および関係各機関の方々に、厚く御礼申し上げます。

　学業や生活において他の模範となる日々の取組が認められ、第７２回真岡市教育祭、第７６回芳賀郡市教育祭にて、本校の生徒が表彰されました。表彰式で呼名されたときの堂々とした返事がとても立派でした。おめでとうございます。

　技術科の授業「木材の加工」に関する学習で出前授業を行いました。専門的な知識と技能を学んでいる真岡工業高校の生徒から、細かく丁寧なアドバイスをもらいながら、真剣に取り組んでいました。説明してくれた高校生に感想を聞いてみると「私も最初はできなかったですよ。人に教えるのは難しいですね…」と。中学生にとっても、先輩方にとっても貴重な経験です。わざわざお出でいただいた高校生、そして真岡工業高校の先生方に感謝申し上げます。ありがとうございます。