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令和7年度 校長室より

校長室より No106「笑顔がつなぐもの」

 1年生の家庭科の授業で調理実習を行いました。本校では家庭科専科の教員がいないため、実習の時に「地域ボランティア」の方々にご協力をいただくことで、生徒たちに細かく丁寧な指導が行き渡ります。お帰りの際に「また来ますね!」と笑顔で玄関を後にされる姿に、つながることで広がっていく感動を味わうことができました。ありがとうございます。

 

 

校長室より No105「つながりと広がり」

 11月30日(日)山前地区公民館まつりと共催で、山前地区防災キャンプ2025が開催されます。本校の学校運営協議会が主体となった実行委員会を設立し、当日に向けた準備を進めています。学校運営協議会や防災キャンプ実行委員会、山前地区区長会や公民館まつり実行委員会等において「地域住民同士のつながり」、そして「学校教育が地域に貢献できること」を様々な視点から、一緒に考えさせていただきました。「地域の宝」でもある子どもたちは、これからの未来を担う大切な存在です。「子育て」は、家庭だけ学校だけでできるものではないと考えています。地域の皆さんから温かく見守られているからこそ、健全な成長ができると信じています。公民館まつり・防災キャンプが地域づくり人づくりの一助となり、人のつながり広がりとなることができたら幸いです。どうぞ、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

校長室より No104「広い視野を」

 国際理解教育活動として、アメリカ合衆国カリフォルニア州ガダードミドルスクールを訪問させていただきました。真岡市教育委員会をはじめ関係各機関、真岡東中学校の皆様、そして保護者のご理解とご協力により、充実した7日間となりました。事前準備を含めた、10月30日の出発から11月5日の夜に真岡東中学校で解散式を行うまで、たくさんの方々のサポートをいただきました。参加した生徒たちは「もう終わっちゃう…。楽しかった、また行きたいね」という声。英語が得意な生徒でも、会話の内容を全て分かっていたかどうか。それでも、なんとかコミュニケーションをとり、バディの生徒と少しずつ近くなっていった距離感。ホストファミリーとのお別れの時には、溢れ出る涙を抑えることはできませんでした。たった1週間で、ものの見方や考え方が変わるのかどうかを言い切ることはできません。しかし、今までとは違った景色と初めて会った人とのつながりから、心の奥底で感じたものがきっとあったはずです。渡航費用には替えられない貴重な体験は、これからの人生に大きな影響を与えてくれるであろうと信じています。広い視野をもって、明るい未来に突き進む生徒たちを応援しています。
 海外派遣に関してお世話になりました全ての方々に、心より感謝と御礼を申し上げます。ありがとうございました。

校長室より No103「走りきった駅伝大会」

 晴天の下、郡市中学校駅伝大会が行われました。山前中からは、男子2チーム(A・B)と女子2チーム(A・B)が参加しました。男女とも2チームずつ参加していたのは、芳賀郡市内15校中4校のみです。結果として県大会への出場や表彰台には手が届きませんでしたが、多くの生徒が練習に取り組んだこと。そして、澄み切った青空の中で声援を受けながら、自分の記録に挑戦できたことが何よりの体験でした。朝練や放課後をとおして培った財産を、これからの生活に生かしてほしいと思います。頑張り抜いた生徒の皆さんに最大限の拍手をおくります。お疲れ様でした。

校長室より No102「得たもの」

 令和7年度「りんどう祭」。あいにくの雨空でしたが、たくさんの保護者や地域の方々、そして招待させていただいた学区内各小学校6年生も会場に足を運んでいただき、たいへんありがとうございました。以前、学校敷地周辺に群生していたとの「りんどう」から称される山前中の学校祭は、実行委員や生徒会役員を中心に諸準備・運営がなされ、まさに自分たちでやり遂げた行事となりました。12月の生徒会役員選挙により実質上のバトンタッチとなる3年生から、「次は1・2年生の番です。やってみたいという強い意志をもって、生徒会活動に挑戦してください」とメッセージが送られました。一つの大きな行事を終えて、きっと、一言では伝えきれない何かを得ることができたと信じています。やりきった生徒の皆さん、お疲れ様でした。