校長室から
11月学校だより
日々是好日 (にちにちこれこうじつ)
11月1日(いい姿勢の日)、11月3日(いいお産の日)、11月4日(いいよの日)、と11月は語呂合わせがよいので、いい○○の日が多いです。11月8日や23日にいたっては、一日にいくつものいい○○の日があげられるほどです。
「日々是好日」という言葉がありますが、まさに11月を言うにふさわしい言葉です。
この言葉は、禅の問答集『碧巌録(へきがんろく)』に登場します。今日一日を精一杯生きていれば、それだけで毎日がかけがえのない、素晴らしい好日であるという意味で、一日一日を大切に生きる心構えをいうそうですが、これに加えて、「毎日をありがたく生きていく」と言う感謝の意味で用いられることもあるそうです。
この一行に遭いにきた 2024全国読書週間標語
「きょうも かなりさいこう!」
読書の秋。本校では、校内読書週間を10月28日(月)~11月7日(木)とし、読書に親しみ、読書の楽しさを味わうことができるよう、本を借りた数を競う紅白対抗本読み合戦や図書集会など様々なイベントを実施いたしました。
7日に行われた図書集会では、多読賞の表彰の他に、読み聞かせボランティアの皆様による劇「ねこのピート」が披露され、子供たちは舞台に釘付けとなっていました。
劇では、どんな状況になっても「きょうも、かなりさいこう!」と言うねこのピートの言葉が歌となり、繰り返し流れてきます。リズムある楽しい歌につられ、子供たちも途中から一緒に歌って、劇は大変盛り上がりました。今日という日は一日限り、今という時間は一度きりです。それならば、ピートのように前向きに楽しく過ごそう!と元気をもらえるお話でした。やはり日々是好日ですね。
読み聞かせボランティアの皆様、楽しい時間をありがとうございました。
150年の歴史を引き継いで 熱くなれ 真小魂 !
今年の運動会も、天候により2日遅れとなりましたが、子供たちは運動会への思いを切らすことなく、練習の成果を発揮し、最後まで一生懸命に頑張ることができました。150周年の記念の年ということで、種目にも工夫を凝らし、節目の年にふさわしい運動会になったのではないかと思います。
運動会開催に当たりまして、改めて保護者の皆様の御理解・御協力に深く感謝申し上げます。また、多くの御家族の皆様に御来場いただき、子供たちのために最後まで温かな御声援ありがとうございました。
10月の学校だより
10月7日(月)学校評議員さんを来賓に迎え、真岡小学校創立150周年記念式典を実施いたしました。式典は、2部構成で、第1部は、企画委員の児童が中心となって、新しくなった校旗の披露、「真岡小歴代思い出ランキング」の発表を行いました。思い出につきましては、アンケートをもとに、当時の写真とともに年代別の思い出を発表することができました。多くの方々のアンケートへの御協力、ありがとうございました。
【年代別思い出第1位】
80代 学校行事
入学式、卒業式、成人式、集合写真のバックにはすべて久保講堂が写っている。戦争中で、給食はジャガイモやサツマイモばかりだった。
70代 同級生の人数
1クラス50人、8クラス。外遊びは、はだしだった。
60代 学校生活
冬になると校舎の裏にスケート場が出来上がった。
50代 クラス数の減少
真岡西小、真岡東小ができ、クラスの数が減少した。といっても、5クラスはあった。
40代 遊び
相撲の土俵や1年専用の三角庭といった校庭があった。遊具に回旋塔があった。
30代 自然教室
レクリエーションをしたり井頭公園までスタンプラリーをしたりして、友達と楽しい思い出をつくった。
※18歳~30歳未満 学校行事 (紙面の都合上割愛)高校生 友達との思い出
コロナ禍での分散登校。通常登校に戻った時はすごくうれしくて、友達や先生と遊べたことが心に残っている。修学旅行は長野だった。
式典では、代表児童より「新しい校旗とともに『登高』の精神を未来につないでいきましょう」という言葉が全校生に投げかけられました。頼もしい限りです。今後も、子供たちとともに、歴史と伝統のある真岡小学校を更に発展させていきたいと思います。
最後になりましたが、記念事業への協賛金の御協力に厚く感謝申し上げます。
9月学校だより
9月の学校だよりを発行いたしました。ご覧ください。
7月学校だより
校長室から 学校だより1枚目のみ掲載
6月学校だより
正門前の城山公園にある「菩提樹」の花が咲き、なんともいい香りを漂わせています。学校では、プールの季節を迎え、子供たちはプールの日を楽しみに元気に活動しているところです。
さて、5月22日(水)には、本校創立記念行事の一つとして、全校生での航空写真撮影やクラスごとの写真撮影を行いました。用意された衣装をまとい、校庭に描かれた校章の分担された場所に静かに移動して、セスナ機を待つこと10分程度。上空に現れたセスナ機に目を輝かせながら、無事撮影を終え、喜んだ子供たちでした。なお、航空写真は、クリアファイルにして、全児童に配付いたします。お楽しみにしていてください。
さらに、6月13日(木)には、150周年記念・県民の日児童集会が実施されました。企画委員をはじめ、各委員会の児童がゲームを企画・運営し、全校生が仲良く・楽しく遊ぶことができました。この後も、子供たちと一緒に、創立150周年の年を盛り上げていきたいと思います。
健やかな身体づくり
4月25日(木)の内科健診から始まった健康診断ですが、6月20日(木)の歯科検診で終了となります。検診への御協力ありがとうございました。
学校保健安全法施行規則により、「児童生徒の健康診断は、6月30日までに行うものとする。」と決められております。学校生活を送るに当たり、子供たちの健康状態を把握するとともに、必要があれば受診を勧め、健康の保持増進を図っています。
生活環境の変化により、視力の低下や若年性糖尿病・肥満等の生活習慣病、姿勢のゆがみやそれによる内臓への影響等が、子供たちの健康問題となってます。成長期の子供たちですので、早期発見・早期治療により、子供たちの健康を守っていきたいです。
健康診断の後には、結果をお知らせしておりますので、受診が必要な場合には、早急に受診願います。
さらに、学校では、保健教育により、自分の体や健康への関心・意欲を高めさせ、健康な身体づくりを計画的に進めております。御家庭でも、引き続き、お子さんの健やかな成長のために、健康管理に御留意ください。 (6月の学校だより より)
5月学校だより
直接体験を大切に
若葉がより深い青葉になり、木々の葉が風に揺れ美しく輝く季節となりました。先日は校長室にいながら、ウグイスの鳴き声を聞くことができました。街中ですが、緑豊かな真岡小学校には、コゲラやシジュウカラ・オナガなど様々な野鳥がやってきます。自然豊かなとても良い環境の中で、子供たちは学校生活を送ることができてありがたいことだと感じています。
さて、5月は万物が成長する時季。学校でも栽培活動が始まりました。アサガオの種をまいた1年生は、毎朝登校したら水やりを欠かしません。最近、芽が出始め、毎日「芽が出た~。○○ちゃん3個めだよ。」と、水やりをしながらの会話が弾んでいます。教材園には、サツマイモやカボチャ・キュウリなどの苗が植えられました。土の感触や土の温度など、直接手で触れたからこそ気付くことができます。そして、当たり前ですが、環境がよくなければ、植物は、物言わずしおれて枯れていきます。子供たちは、栽培活動を通して、植物に関心をもち、植物が成長する喜びや生命力などを感じ取ることでしょう。また、6年生は自然教育センターでの宿泊学習、3年生は学区の様子を知る社会科の校外学習を実施しました。どちらの活動でも、子供たちは、自然や町中の様子や風・匂いを直に感じたり、友達との関わりからお互いの良さを発見したりと、実際に体験して様々な学びや気付きを得ることができました。
今は、インターネットやテレビなどを介して感覚的に学び取る「間接体験」、シミュレーションや模型を通じて模擬的に学ぶ「疑似体験」の機会が圧倒的に多くなりました。しかし、感受性豊かな子供たちの成長のためには、やはり、人や物そして実社会や自然に、実際に触れ、関わり合う「直接体験」は重要であると考えます。今後も、社会科見学や諸行事が予定されております。子供たちが直接体験する機会が有意義なものとなるよう努めてまいりますので、引き続き御協力どうぞよろしくお願いします。
梅雨時になる前に熱中症に強い体つくりを
ここ数年、夏の始めに熱中症で運ばれる人が多くなっています。気温が急に上がり始めることに、体がついていけないのでしょう。ですから、梅雨に入る前から、汗を少しかくくらいの運動を心がけ、暑さに慣らしておく必要があります。暑さに慣れることを暑熱順化(しょねつじゅんか)といい、低い体温でも汗をかきやすくなり、体の熱を逃がしやすくなって、体温の上昇を防げるようになります。学校では、休み時間の外遊びを奨励していますが、御家庭でも、運動のほか十分な睡眠とバランスの良い食事などで、暑さに強い体つくりをお願いします。(学校だより5月号より)
5月7日の朝会にて(zoomで実施)
今年 真岡小学校創立150周年
真岡小学校は 今年創立して150年になることから、今年度初めての朝会では、真岡小○×クイズを行いました。
第1問 真岡小学校の今年度の児童数は 606人である。
第2問 真岡小学校があるところは、昔 お城だった。
第3問 前庭にある、真岡市の天然記念物に指定された木の名前は、『サイゴ』である。
第4問 真岡小学校の卒業生の数は、6,161人である。
第5問 真岡小学校は、今年創立70周年である。
さすがに、6年生は全問正解でした。一方、1・2年生などは、答えを聞くたびに歓声を上げていました。
正解は、
第1問 ○ 、第2問 ○、第3問 × トチュウです。
第4問 × 16,161人 第5問 × 150周年です。(真岡市 70周年)
150周年という節目の年、緑豊かな素晴らしい環境の中にあり、歴史と伝統のある真岡小学校を全校生で盛り上げていきたいです。
令和6年度 スタート
「千里春如錦(せんりのはる にしきのごとく)」という言葉がありますが、新しい年度の始まりを祝うかのように色とりどりの花が咲き、まさに春爛漫。今年は久しぶりに満開の桜の中で、始業式や入学式を行うことができました。4月9日には、95名の1年生を迎え、全校生606名と教職員の新しい組織で、令和6年度がスタートです。
さて、今年度、本校はいよいよ創立150周年を迎えます。本校は、登高学舎として開校以来、「先ず身近なところからはじめ、より高いところを目指して努力を続ける。」という「登高精神」が生き続けている、歴史と伝統のある学校です。この「登高精神」を心に留め、本年度も本校学校教育目標に掲げられた「心身ともに健康で、よく考えて判断する力と実践力をもった、心豊かでたくましい子ども」の育成を目指し、教育活動にあたってまいります。
今年度も教職員が心を一つにして、子供たちの確かな学びや豊かな体験が得られるよう日々の教育活動を実践してまいりますので、保護者、地域の皆様には、これまで同様、本校の教育活動に対して深い御理解と御支援を賜りますよう、お願いいたします。
最後になりましたが、今年度から、歴史と伝統のある真岡小学校に勤務できることを大変光栄に存じます。子供たち一人一人が健やかに逞しく成長できますよう全力を尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(学校だより4月号より)
「保護者・地域の皆様の御協力に感謝申し上げます」
風が春を運び、早春の息吹あふれる3月18日(金)に、6年生児童・保護者・本校職員の参加によります卒業式を挙行しました。下級生の先頭に立ち、学校をしっかりリードしてくれた立派な6年生でした。109名の卒業生の活躍を心から願っています。
卒業を前に6年生が桜の苗木を植えました。コロナ禍を乗り越えながら頑張ってきた子どもたちが、「将来、桜の木と共に自分の花を咲かせてほしい」という願いを込めています。そして、1年生から5年生は、学年が1つずつ進級します。各学年とも子どもたちはよく頑張り、この1年間に大きな成長がありました。全学年、大変立派でした。自信をもって進級できるようにしたいと思います。
令和3年度もコロナ禍が続きました。コロナ禍でしたが、子どもたちにとって一度しかない「大切な今」です。「子どもたちに日本一の感動を!」をスローガンに、感染防止対策を徹底し、子どもたちにできるだけのことをしてあげようと、保護者・地域の皆様と共に取り組んできました。そして、運動会や修学旅行、遠足、プレミアムデープランなど、よい思い出をつくることができました。厚い御協力に感謝申し上げます。
また、学力向上にも力を入れて取り組みました。その結果、子どもたちが力を伸ばし、各種学力調査でこれまで以上のよい結果となりました。‥‥皆で力を合わせ、困難を乗り越えながら頑張ってきた経験は、子どもたちのこれからの人生において、大きな力になると信じています。
これから2週間の春休みに入ります。新型コロナウイルス感染防止、交通事故の防止など、健康・安全を第一に、有意義に過ごせますようお願いいたします。また、お子様の成長を具体的な言葉で褒めてください。自らの成長を褒められた子どもは、大きな喜びと充実感に包まれます。子どもは認められてこそ、たくましく成長していきます。
最後になりますが、保護者の皆様、地域の皆様には、本校の教育活動に多大な御支援、御協力をいただき深く感謝申し上げます。今後とも、職員一同頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
(学校だより3月号)
6年生 桜の苗木の植樹
「感染防止と着実な教育活動」
新しい年、令和4年が始まりました。子どもたち、保護者の皆様、地域の皆様にとりまして、実り多い幸せな一年であることを願ってやみません。
さて、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が、これまでにない感染力で急拡大し、県の警戒度レベルも引き上げられました。感染防止のために、3密(密閉、密集、密接)や会食での会話を避けること、そして、マスク、咳エチケット、手洗い等の衛生上の注意など、基本的なことをしっかり行うことが大切です。これは、感染症を収束させてきた過去の教訓を生かすことです。かけがえのない大切な命と日常を守るために、皆が一丸となって感染防止に努めていきたいと思います。
令和4年は寅年です。虎は自分の子をとても大事にすることから、関係する言葉も多くあります。「虎は千里行って千里帰る」という言葉は、「虎は1日に千里の遠方まで行くが、巣穴にいる子を思いその千里の道を帰ってくることから、子を思う親の情愛の深さのたとえ」として用いられます。この言葉のように、皆で子どもたちにたくさんの愛情を注いでいきたいと思います。
各学年・学級では、それぞれに新しい目標を立ててスタートしました。ホップ・ステップからいよいよジャンプの3学期です。3学期は1年間の総まとめをして、一人一人が自分のよさと可能性を見いだす学期です。そして、進級・進学に備える学期でもあります。教職員一同、子どもたちがこの1年間でどう成長したか、次の年度に期待することは何かを見いだし、目標を高くもって新年度が迎えられるようリードしていきたいと思います。また、児童会が中心となって、「くつと心をそろえよう運動」や「エチケット検査」など、学級のみんなで同じ目標をもって取り組んでいます。良い習慣を身に付けることは、自分の力を発揮する上でも重要です。校長賞「こだまカード」を用意し、子どもたちの活動を応援していきたいと思います。
コロナウイルス感染防止の徹底を図り、健康・安全を第一に着実な教育活動を進めてまいります。保護者の皆様、地域の皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(学校だより1月号)
6年生 学校に隣接する「水辺公園」の清掃活動