校長室から
11月学校だより
日々是好日 (にちにちこれこうじつ)
11月1日(いい姿勢の日)、11月3日(いいお産の日)、11月4日(いいよの日)、と11月は語呂合わせがよいので、いい○○の日が多いです。11月8日や23日にいたっては、一日にいくつものいい○○の日があげられるほどです。
「日々是好日」という言葉がありますが、まさに11月を言うにふさわしい言葉です。
この言葉は、禅の問答集『碧巌録(へきがんろく)』に登場します。今日一日を精一杯生きていれば、それだけで毎日がかけがえのない、素晴らしい好日であるという意味で、一日一日を大切に生きる心構えをいうそうですが、これに加えて、「毎日をありがたく生きていく」と言う感謝の意味で用いられることもあるそうです。
この一行に遭いにきた 2024全国読書週間標語
「きょうも かなりさいこう!」
読書の秋。本校では、校内読書週間を10月28日(月)~11月7日(木)とし、読書に親しみ、読書の楽しさを味わうことができるよう、本を借りた数を競う紅白対抗本読み合戦や図書集会など様々なイベントを実施いたしました。
7日に行われた図書集会では、多読賞の表彰の他に、読み聞かせボランティアの皆様による劇「ねこのピート」が披露され、子供たちは舞台に釘付けとなっていました。
劇では、どんな状況になっても「きょうも、かなりさいこう!」と言うねこのピートの言葉が歌となり、繰り返し流れてきます。リズムある楽しい歌につられ、子供たちも途中から一緒に歌って、劇は大変盛り上がりました。今日という日は一日限り、今という時間は一度きりです。それならば、ピートのように前向きに楽しく過ごそう!と元気をもらえるお話でした。やはり日々是好日ですね。
読み聞かせボランティアの皆様、楽しい時間をありがとうございました。
150年の歴史を引き継いで 熱くなれ 真小魂 !
今年の運動会も、天候により2日遅れとなりましたが、子供たちは運動会への思いを切らすことなく、練習の成果を発揮し、最後まで一生懸命に頑張ることができました。150周年の記念の年ということで、種目にも工夫を凝らし、節目の年にふさわしい運動会になったのではないかと思います。
運動会開催に当たりまして、改めて保護者の皆様の御理解・御協力に深く感謝申し上げます。また、多くの御家族の皆様に御来場いただき、子供たちのために最後まで温かな御声援ありがとうございました。
10月の学校だより
10月7日(月)学校評議員さんを来賓に迎え、真岡小学校創立150周年記念式典を実施いたしました。式典は、2部構成で、第1部は、企画委員の児童が中心となって、新しくなった校旗の披露、「真岡小歴代思い出ランキング」の発表を行いました。思い出につきましては、アンケートをもとに、当時の写真とともに年代別の思い出を発表することができました。多くの方々のアンケートへの御協力、ありがとうございました。
【年代別思い出第1位】
80代 学校行事
入学式、卒業式、成人式、集合写真のバックにはすべて久保講堂が写っている。戦争中で、給食はジャガイモやサツマイモばかりだった。
70代 同級生の人数
1クラス50人、8クラス。外遊びは、はだしだった。
60代 学校生活
冬になると校舎の裏にスケート場が出来上がった。
50代 クラス数の減少
真岡西小、真岡東小ができ、クラスの数が減少した。といっても、5クラスはあった。
40代 遊び
相撲の土俵や1年専用の三角庭といった校庭があった。遊具に回旋塔があった。
30代 自然教室
レクリエーションをしたり井頭公園までスタンプラリーをしたりして、友達と楽しい思い出をつくった。
※18歳~30歳未満 学校行事 (紙面の都合上割愛)高校生 友達との思い出
コロナ禍での分散登校。通常登校に戻った時はすごくうれしくて、友達や先生と遊べたことが心に残っている。修学旅行は長野だった。
式典では、代表児童より「新しい校旗とともに『登高』の精神を未来につないでいきましょう」という言葉が全校生に投げかけられました。頼もしい限りです。今後も、子供たちとともに、歴史と伝統のある真岡小学校を更に発展させていきたいと思います。
最後になりましたが、記念事業への協賛金の御協力に厚く感謝申し上げます。
9月学校だより
9月の学校だよりを発行いたしました。ご覧ください。
7月学校だより
校長室から 学校だより1枚目のみ掲載
6月学校だより
正門前の城山公園にある「菩提樹」の花が咲き、なんともいい香りを漂わせています。学校では、プールの季節を迎え、子供たちはプールの日を楽しみに元気に活動しているところです。
さて、5月22日(水)には、本校創立記念行事の一つとして、全校生での航空写真撮影やクラスごとの写真撮影を行いました。用意された衣装をまとい、校庭に描かれた校章の分担された場所に静かに移動して、セスナ機を待つこと10分程度。上空に現れたセスナ機に目を輝かせながら、無事撮影を終え、喜んだ子供たちでした。なお、航空写真は、クリアファイルにして、全児童に配付いたします。お楽しみにしていてください。
さらに、6月13日(木)には、150周年記念・県民の日児童集会が実施されました。企画委員をはじめ、各委員会の児童がゲームを企画・運営し、全校生が仲良く・楽しく遊ぶことができました。この後も、子供たちと一緒に、創立150周年の年を盛り上げていきたいと思います。
健やかな身体づくり
4月25日(木)の内科健診から始まった健康診断ですが、6月20日(木)の歯科検診で終了となります。検診への御協力ありがとうございました。
学校保健安全法施行規則により、「児童生徒の健康診断は、6月30日までに行うものとする。」と決められております。学校生活を送るに当たり、子供たちの健康状態を把握するとともに、必要があれば受診を勧め、健康の保持増進を図っています。
生活環境の変化により、視力の低下や若年性糖尿病・肥満等の生活習慣病、姿勢のゆがみやそれによる内臓への影響等が、子供たちの健康問題となってます。成長期の子供たちですので、早期発見・早期治療により、子供たちの健康を守っていきたいです。
健康診断の後には、結果をお知らせしておりますので、受診が必要な場合には、早急に受診願います。
さらに、学校では、保健教育により、自分の体や健康への関心・意欲を高めさせ、健康な身体づくりを計画的に進めております。御家庭でも、引き続き、お子さんの健やかな成長のために、健康管理に御留意ください。 (6月の学校だより より)
5月学校だより
直接体験を大切に
若葉がより深い青葉になり、木々の葉が風に揺れ美しく輝く季節となりました。先日は校長室にいながら、ウグイスの鳴き声を聞くことができました。街中ですが、緑豊かな真岡小学校には、コゲラやシジュウカラ・オナガなど様々な野鳥がやってきます。自然豊かなとても良い環境の中で、子供たちは学校生活を送ることができてありがたいことだと感じています。
さて、5月は万物が成長する時季。学校でも栽培活動が始まりました。アサガオの種をまいた1年生は、毎朝登校したら水やりを欠かしません。最近、芽が出始め、毎日「芽が出た~。○○ちゃん3個めだよ。」と、水やりをしながらの会話が弾んでいます。教材園には、サツマイモやカボチャ・キュウリなどの苗が植えられました。土の感触や土の温度など、直接手で触れたからこそ気付くことができます。そして、当たり前ですが、環境がよくなければ、植物は、物言わずしおれて枯れていきます。子供たちは、栽培活動を通して、植物に関心をもち、植物が成長する喜びや生命力などを感じ取ることでしょう。また、6年生は自然教育センターでの宿泊学習、3年生は学区の様子を知る社会科の校外学習を実施しました。どちらの活動でも、子供たちは、自然や町中の様子や風・匂いを直に感じたり、友達との関わりからお互いの良さを発見したりと、実際に体験して様々な学びや気付きを得ることができました。
今は、インターネットやテレビなどを介して感覚的に学び取る「間接体験」、シミュレーションや模型を通じて模擬的に学ぶ「疑似体験」の機会が圧倒的に多くなりました。しかし、感受性豊かな子供たちの成長のためには、やはり、人や物そして実社会や自然に、実際に触れ、関わり合う「直接体験」は重要であると考えます。今後も、社会科見学や諸行事が予定されております。子供たちが直接体験する機会が有意義なものとなるよう努めてまいりますので、引き続き御協力どうぞよろしくお願いします。
梅雨時になる前に熱中症に強い体つくりを
ここ数年、夏の始めに熱中症で運ばれる人が多くなっています。気温が急に上がり始めることに、体がついていけないのでしょう。ですから、梅雨に入る前から、汗を少しかくくらいの運動を心がけ、暑さに慣らしておく必要があります。暑さに慣れることを暑熱順化(しょねつじゅんか)といい、低い体温でも汗をかきやすくなり、体の熱を逃がしやすくなって、体温の上昇を防げるようになります。学校では、休み時間の外遊びを奨励していますが、御家庭でも、運動のほか十分な睡眠とバランスの良い食事などで、暑さに強い体つくりをお願いします。(学校だより5月号より)
5月7日の朝会にて(zoomで実施)
今年 真岡小学校創立150周年
真岡小学校は 今年創立して150年になることから、今年度初めての朝会では、真岡小○×クイズを行いました。
第1問 真岡小学校の今年度の児童数は 606人である。
第2問 真岡小学校があるところは、昔 お城だった。
第3問 前庭にある、真岡市の天然記念物に指定された木の名前は、『サイゴ』である。
第4問 真岡小学校の卒業生の数は、6,161人である。
第5問 真岡小学校は、今年創立70周年である。
さすがに、6年生は全問正解でした。一方、1・2年生などは、答えを聞くたびに歓声を上げていました。
正解は、
第1問 ○ 、第2問 ○、第3問 × トチュウです。
第4問 × 16,161人 第5問 × 150周年です。(真岡市 70周年)
150周年という節目の年、緑豊かな素晴らしい環境の中にあり、歴史と伝統のある真岡小学校を全校生で盛り上げていきたいです。
令和6年度 スタート
「千里春如錦(せんりのはる にしきのごとく)」という言葉がありますが、新しい年度の始まりを祝うかのように色とりどりの花が咲き、まさに春爛漫。今年は久しぶりに満開の桜の中で、始業式や入学式を行うことができました。4月9日には、95名の1年生を迎え、全校生606名と教職員の新しい組織で、令和6年度がスタートです。
さて、今年度、本校はいよいよ創立150周年を迎えます。本校は、登高学舎として開校以来、「先ず身近なところからはじめ、より高いところを目指して努力を続ける。」という「登高精神」が生き続けている、歴史と伝統のある学校です。この「登高精神」を心に留め、本年度も本校学校教育目標に掲げられた「心身ともに健康で、よく考えて判断する力と実践力をもった、心豊かでたくましい子ども」の育成を目指し、教育活動にあたってまいります。
今年度も教職員が心を一つにして、子供たちの確かな学びや豊かな体験が得られるよう日々の教育活動を実践してまいりますので、保護者、地域の皆様には、これまで同様、本校の教育活動に対して深い御理解と御支援を賜りますよう、お願いいたします。
最後になりましたが、今年度から、歴史と伝統のある真岡小学校に勤務できることを大変光栄に存じます。子供たち一人一人が健やかに逞しく成長できますよう全力を尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(学校だより4月号より)
「保護者・地域の皆様の御協力に感謝申し上げます」
風が春を運び、早春の息吹あふれる3月18日(金)に、6年生児童・保護者・本校職員の参加によります卒業式を挙行しました。下級生の先頭に立ち、学校をしっかりリードしてくれた立派な6年生でした。109名の卒業生の活躍を心から願っています。
卒業を前に6年生が桜の苗木を植えました。コロナ禍を乗り越えながら頑張ってきた子どもたちが、「将来、桜の木と共に自分の花を咲かせてほしい」という願いを込めています。そして、1年生から5年生は、学年が1つずつ進級します。各学年とも子どもたちはよく頑張り、この1年間に大きな成長がありました。全学年、大変立派でした。自信をもって進級できるようにしたいと思います。
令和3年度もコロナ禍が続きました。コロナ禍でしたが、子どもたちにとって一度しかない「大切な今」です。「子どもたちに日本一の感動を!」をスローガンに、感染防止対策を徹底し、子どもたちにできるだけのことをしてあげようと、保護者・地域の皆様と共に取り組んできました。そして、運動会や修学旅行、遠足、プレミアムデープランなど、よい思い出をつくることができました。厚い御協力に感謝申し上げます。
また、学力向上にも力を入れて取り組みました。その結果、子どもたちが力を伸ばし、各種学力調査でこれまで以上のよい結果となりました。‥‥皆で力を合わせ、困難を乗り越えながら頑張ってきた経験は、子どもたちのこれからの人生において、大きな力になると信じています。
これから2週間の春休みに入ります。新型コロナウイルス感染防止、交通事故の防止など、健康・安全を第一に、有意義に過ごせますようお願いいたします。また、お子様の成長を具体的な言葉で褒めてください。自らの成長を褒められた子どもは、大きな喜びと充実感に包まれます。子どもは認められてこそ、たくましく成長していきます。
最後になりますが、保護者の皆様、地域の皆様には、本校の教育活動に多大な御支援、御協力をいただき深く感謝申し上げます。今後とも、職員一同頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
(学校だより3月号)
6年生 桜の苗木の植樹
「感染防止と着実な教育活動」
新しい年、令和4年が始まりました。子どもたち、保護者の皆様、地域の皆様にとりまして、実り多い幸せな一年であることを願ってやみません。
さて、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が、これまでにない感染力で急拡大し、県の警戒度レベルも引き上げられました。感染防止のために、3密(密閉、密集、密接)や会食での会話を避けること、そして、マスク、咳エチケット、手洗い等の衛生上の注意など、基本的なことをしっかり行うことが大切です。これは、感染症を収束させてきた過去の教訓を生かすことです。かけがえのない大切な命と日常を守るために、皆が一丸となって感染防止に努めていきたいと思います。
令和4年は寅年です。虎は自分の子をとても大事にすることから、関係する言葉も多くあります。「虎は千里行って千里帰る」という言葉は、「虎は1日に千里の遠方まで行くが、巣穴にいる子を思いその千里の道を帰ってくることから、子を思う親の情愛の深さのたとえ」として用いられます。この言葉のように、皆で子どもたちにたくさんの愛情を注いでいきたいと思います。
各学年・学級では、それぞれに新しい目標を立ててスタートしました。ホップ・ステップからいよいよジャンプの3学期です。3学期は1年間の総まとめをして、一人一人が自分のよさと可能性を見いだす学期です。そして、進級・進学に備える学期でもあります。教職員一同、子どもたちがこの1年間でどう成長したか、次の年度に期待することは何かを見いだし、目標を高くもって新年度が迎えられるようリードしていきたいと思います。また、児童会が中心となって、「くつと心をそろえよう運動」や「エチケット検査」など、学級のみんなで同じ目標をもって取り組んでいます。良い習慣を身に付けることは、自分の力を発揮する上でも重要です。校長賞「こだまカード」を用意し、子どもたちの活動を応援していきたいと思います。
コロナウイルス感染防止の徹底を図り、健康・安全を第一に着実な教育活動を進めてまいります。保護者の皆様、地域の皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(学校だより1月号)
6年生 学校に隣接する「水辺公園」の清掃活動
「希望に満ちた新年を願って」
令和3年は、新型コロナウイルスの第3波の中で年が明け、夏から秋にかけて一日当たりの新規感染者数が過去最大となる第5波に見舞われました。そして、緊急事態宣言が発令される中、2学期は分散登校でのスタートとなりました。保護者の皆様には、大変お世話になりました。このような中、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、多くの会場では無観客での開催になりましたが、世界中から集まったアスリートが全力で競技に挑む姿は、私たちに大きな勇気と感動を与えてくれました。
学校では、感染症対策を講じながら最大限子どもたちの健やかな学びを保障することを目指してきました。そして、保護者の皆様、地域の皆様には、本校教育への多大な御理解と御協力をいただきました。おかげさまで、日々の授業をはじめ、運動会や遠足、修学旅行等の大きな行事も、無事に実施することができました。子どもたちにとってかけがえのない経験となり、一人一人の大きな成長につながりました。
さて、12月25日(土)から1月10日(月)まで、17日間の冬休みに入ります。年末年始ということで、家族で一緒に過ごす時間や様々な人との出会いも増えることでしょう。それは、子どもにとって、社会勉強をする大切な機会になると思います。家族の一員として仕事や手伝いをすること、年末年始の挨拶を交わして感謝の気持ちを表すことなど、貴重な経験ができるときです。それは、大人になるための準備であるともいえます。
また、保護者の思いを、是非お子様に言葉で伝えていただきたいと思います。家族からの愛情が子どもの心を豊かにし、自信を高め、たくましく生きる力の基をつくります。愛情をたっぷりと注いでもらい、元気な笑顔で3学期を迎えられるようお願いいたします。
〈子どもの心に響く言葉〉 共感の言葉・・・「そうなんだね」「いいところに気が付いたね」など |
冬休み中、地域の皆様にも大変お世話になります。子どもたちの健全育成のため、見守り等の御協力をお願い申し上げます。
3学期は学年のまとめの時期であり、次の学年につなげるための大切な学期です。職員一同、しっかりと準備をして臨みたいと思います。子どもたちの健やかな成長と、皆様が希望に満ちた新年を迎えられますことを心から御祈念申し上げます。
(学校だより12月号)
みんなでがんばった「落ち葉掃除」
「一人一人を大切にする教育の推進」
コロナ禍にありますが、運動会や遠足、こだまっ子発表会等での子どもたちの頑張りや生き生きとした姿に、たくさんの感動がありました。保護者の皆様、地域の皆様の御理解と御協力のおかげと深く感謝申し上げます。また、11月26日(金)~27日(土)には、6年生の修学旅行を実施します。健康・安全を第一に、心に残る思い出をつくりたいと思います。そして、学校全体で2学期のまとめにしっかり取り組んでいきたいと思います。
さて、童謡詩人 金子みすゞさんの「わたしと小鳥とすずと」の詩の一節に、「みんなちがって、みんないい」という言葉があります。この言葉には、「すべての人は、一人一人がそれぞれに輝いているかけがえのない存在である」という思いが込められていると思います。
金子みすゞさんの詩は、どの作品も慈愛に満ちた温かい、思いやりのある言葉で、私たちに優しく語りかけてくれます。そして、21世紀を生きる私たちに、大切なメッセージを伝えているように思います。「みんなちがって、みんないい」という言葉には、自他の尊厳を基盤とする人権意識に通じるものがあります。
12月4日(土)~10日(金)は、人権週間です。人権を大切にするということは、「互いの命を大切にすること」や「みんなと仲良くすること」、「いじめを絶対にしないこと」などです。互いに相手のことを考え、思いやりをもって接する心が大切です。
真岡小学校では、人権週間に各学級で人権標語を作成するとともに、人権作文の朗読や人権DVDの視聴を行うなど、人権を尊重して生活しようとする態度を育てます。
人は、誰もが幸せに生きたいと願っています。その幸せは、自分の在り方や生き方で、周囲の人たちが幸せであると感じた時、より深まっていくものと思います。それは、とても大きなことや目立つことではなくても、ほんの小さな言葉掛けや行いがつながっていくものです。どうか、この人権週間を一つのきっかけとして、御家庭でも、心の優しさ、温かさ、命について、話題にしていただければと思います。
(学校だより11月号)
こだまっ子発表会(1,4年生)
「子どもたちの宝物となる学校行事を」
学校の正門付近にも、たくさんの落ち葉が見られる季節になりました。このような中、子どもたちが安全に坂道を上って来られるようにと、毎朝、地域の方々がきれいに掃いてくださっています。そして、交通指導員の方々、スクールガードの皆様による安全指導が、子どもたちを守ってくださっています。皆様の温かい御支援に深く感謝申し上げます。
10月30日(土)には、「運動会」を実施します。子どもたちが、すばらしいスローガンとネーミングをつくってくれました。
〈令和3年度運動会スローガン〉走れ はばたけ 心をもやせ みんなでつかめ 金メダル 〈令和3年度運動会ネーミング〉 歴史に刻む 汗と涙の分散運動会 |
運動会は、午前の部が1,3,5年生、午後の部が2,4,6年生の2部構成で行います。また、御来賓の皆様や来入児の御招待を差し控えさせていただくくとともに、御参観は一家族2名まででお願いいたします。できる限り密を避けるために、御理解をお願い申し上げます。PTA役員の皆様はじめ保護者の皆様には、諸準備や当日の係等で大変お世話になります。
そして、「遠足」を1,2,3年生が11月15日(月)、4年生が18日(木)、5年生が16日(火)に実施します。6年生の「修学旅行」は、11月26日(金)~27日(土)に実施します。健康・安全に留意し、それぞれによい思い出をたくさんつくりたいと思います。また、真岡小図書ボランティアの方々の御協力をいただき、リモートによる「図書集会」を11月2日(火)に実施します。子どもたち一人一人の読書意欲を高めたいと思います。
さらに、今年度、新たに「真小プレミアムデープラン」を立ち上げ、体験活動の充実を目指しています。これは、コロナ禍で中止になった宿泊学習等に代わり、新たな行事や体験活動(感動体験)を工夫して実施するものです。子どもたちの達成感や満足感を高めたいと思います。
学校行事を通して得られる地域や自然との関わりや、文化や人との触れ合いの中で生まれる強いつながりや深い感動は、子どもたちの「一生の宝物」になるものです。コロナ禍にありますが、子どもたちに1度しかない大切な今、活動を工夫して実施して参ります。そして、「子どもたちに日本一の感動を!」を合い言葉に、感動いっぱいの秋にしたいと思います。
実りの秋、職員一丸となって子どもたちの教育活動に取り組んで参ります。今後とも、保護者の皆様、地域の皆様の御支援・御協力をお願いいたします。
(学校だより10月号)
「子どもたちに『確かな学力』を」
緊急事態宣言が発令され、2学期は分散登校で始まりました。保護者の皆様には、分散登校中、大変お世話になりました。2学期も感染状況を踏まえ、子どもたちの健康・安全を最優先に教育活動を進めていきたいと思います。そして、引き続き3密(密閉・密集・密接)の回避やマスクの着用、手指消毒など、皆で感染防止に努めていきたいと思います。
本年5月27日(木)に実施された全国学力・学習状況調査(6年生)、とちぎっ子学習状況調査(4,5年生)、真岡市総合学力調査(3年生)の結果が出ました。本校として、今回、学力調査があった教科の多くが全国や県、市の平均を上回りました。昨年度1月に実施された真岡市総合学力調査(3~6年生)に続き、近年、最もよい結果となりました。昨年度は臨時休校もあり、子どもたちに「確かな学力」を育成することが重要な課題でした。そのため、学校全体で学力の育成に重点を置いて取り組んできました。そして、子どもたちもよく頑張った結果であると思います。子どもたちに「確かな学力」を育成することは、学校の根幹となる役割として、今後も意識を高くもって取り組んでまいります。
行事面では、現在の感染状況を踏まえ、10月1日(金)に予定していた1~5年生の「遠足」を、11月中旬に変更いたします。また、10月14日(木)~15日(金)に予定していた6年生の「修学旅行」を、11月下旬に変更いたします。なお、「運動会」は、当初の予定どおり10月30日(土)に実施予定です。どうぞ御理解をお願いいたします。
コロナ禍が続いていますが、これからも現状の中で最善を目指していきたいと思います。今後とも、保護者の皆様、地域の皆様の御支援・御協力をお願いいたします。
(学校だより9月号)
タブレット端末の活用
「健康・安全を第一に有意義な夏休みに」
1972年(昭和47年)2月に、札幌オリンピック(冬季オリンピック)が開催されました。当時、私は小学校4年生で、担任の先生がテレビでオリンピックの様子を見せてくれました。画面越しに繰り広げられる競技に、目を輝かせて見たことを覚えています。
7月から9月にかけて、いよいよ「東京オリンピック・パラリンピック競技大会」が開催されます。コロナ禍ですが、日本で開催される歴史的大会です。困難を乗り越えながらの開催ですが、果敢に競技に挑む選手の姿は、たくさんの感動を与えてくれることと思います。子どもたちにも、感動の瞬間を感じ取ってほしいと思います。また、真岡市からも水沼尚輝選手が競泳で出場します。活躍を皆さんで応援したいと思います。
新型コロナウイルス感染防止と学びの保障の両立を目指した1学期でした。「こだまっ子発表会(ミニ発表会)」「社会科見学やプール学習」「分散での授業参観・保護者会」など、子どもたちの学びや教育活動を止めないよう努めてきました。子どもたちには一度しかない「大切な今」です。これからも現状の中で最善を尽くしていきたいと思います。保護者・地域の皆様の御理解と御協力に感謝いたします。
また、引き続き感染防止のために、3密(密閉・密集・密接)や会食での会話を避けるなど、皆で感染防止に努めていきたいと思います。
7月21日から8月31日まで、42日間の夏休みになります。夏休みは、普段できないような経験をたくさんしながら、豊かな人間性を育むよい機会です。しかし、生活が不規則になったり、事件や事故に巻き込まれたりする心配があります。新型コロナウイルス感染や熱中症の防止、交通事故や水の事故の防止など、健康・安全を第一に、有意義に過ごせますようお願いいたします。2学期の始業式の日に、元気な子どもたちに会えることを職員一同願っています。
(学校だより7月号)
リモートで行った第1学期終業式
「子どもたちの感動体験を大切に」
1学期も残り1か月になりました。6月17日(木)には、2年生と6年生の「こだまっ子発表会(ミニ発表会)」を実施しました。例年行っていた音楽集会に代わる発表会で、新型コロナウイルス感染防止に配慮した発表内容に変更しての実施でした。一家族1名までの参観の御協力をありがとうございました。当日は、保護者の方々を前にドキドキしたかもしれませんが、立派に発表できました。大変すばらしかったです。
子どもたちの発表に多くの感動がありました。子どもたちは、この日のために練習を頑張ってきました。保護者の方々からいただいた大きな拍手は、感動となって子どもたちの心に響いたと思います。感動とは、「深く物に感じて心を動かすこと」です。感動体験の意義は大きく、「感動体験を目指す教育の展開」(兵庫県教育委員会)には、次のように示されています。
体験活動で得た感動は、問題解決のきっかけになることもあり、また感動そのものが直接的に生きていく自信につながる場合もある。感動は、正に「生きる力」の源であると言えよう。 |
コロナ禍の今、一つ一つの活動を工夫し、「子どもたちに日本一の感動を!」を合い言葉に取り組んでいきたいと思います。子どもたちに1度しかない今、感動体験を大切にしたいと思います。
感染防止と熱中症対策に留意し、1学期のまとめにしっかり取り組んでいきたいと思います。保護者・地域の皆様、どうぞ御支援と御協力をよろしくお願いいたします。
(学校だより6月号)
「よりよい教育を目指して」
1年生96名を迎えてスタートした1学期も、約1か月半が過ぎました。1年生も学校生活に次第に慣れてきて、休み時間などは元気に友達と遊ぶ姿が目立ってきました。
5月19日(水)には、芳賀地区小学校陸上記録会が2年ぶりに開催されました。5,6年生の代表選手が参加し、自分の記録更新を目指してすばらしい活躍をしました。
学校では、5月から6月にかけて、生活科見学や社会科見学、音楽集会に替わる発表会など、昨年度は中止となった活動を実施する予定です。「学校行事」には、教科学習では容易に得られない教育的価値があります。それは、「子どもたちに一生の宝物をつくる」ということです。それぞれにしっかりとした感染防止対策の下、子どもたちにとって宝物になる活動にしていきたいと思います。
5月27日(木)には、3年生~6年生の学力テストがあります。学力の定着状況を確認するとともに、結果を今後の指導に生かしていきたいと思います。本年度も学校教育の根幹として、学力の保障に力を入れて取り組んでまいります。
コロナ禍の中、保護者の皆様には大変お世話になっております。4月の「授業参観」は分散開催とし、無事に実施することができました。6月の授業参観も分散開催を予定しています。また、5月下旬に予定していました「家庭訪問」は感染防止のために中止とし、替わりまして7月末に全家庭を対象に「個人懇談」を実施予定です。「PTA活動」につきましても、PTA会長様はじめ役員様と感染状況を踏まえ検討してまいります。御理解と御協力をお願いいたします。
感染状況を踏まえ、子どもたちの健康・安全の確保に最善を尽くしながら、「子どもたちにとって何がよいか」を考え、保護者・地域の皆様と共によりよい教育を目指してまいります。どうぞ御支援と御協力をよろしくお願いいたします。
(学校だより5月号)
学校探検で校長室に~2年生が1年生を案内~
「建学の精神『登高(とうこう)』を大切に引き継いで」
校庭に春の息吹があふれる中、新1年生96名を迎え、全校生620名で令和3年度がスタートしました。本校は真岡城跡に建てられた、創立147年を迎える歴史と伝統ある学校です。本校の歴史には、登高学舎として開校以来、「登高精神」が生き続けています。登高精神とは、「先ず身近なところからはじめ、より高いところを目指して努力を続ける」という精神です。
先人の方々の思いを大切に引き継ぎ、子どもたちには、「より高い目標に向かって努力し続ける」、そういう心を育てていきたいと思います。
(学校だより4月号)
1年生:初めての給食
「地域・保護者の皆様の御協力に感謝申し上げます」
校庭の桜のつぼみもほころび始めた3月19日(金)に、6年生児童・保護者・本校職員の参加によります卒業式を実施しました。子どもたちはすばらしい態度で臨み、いつまでも心に残る式となりました。112名の卒業生の今後の活躍を心から願っています。また、1年生から5年生は、学年が1つずつ進級します。子どもたちは、この1年間に大きな成長がありました。自信をもって進級できるようにしていきたいと思います。
卒業を前に6年生が桜の苗木8本を植えました。コロナ禍の中頑張ってきた子どもたちが、「将来、桜の木と共に自分の花をしっかり咲かせてほしい」という願いがあります。桜の苗木には、そういう願いが込められています。
令和2年度は、今までに経験のない1年でした。子どもたちにとって一度しかない「大切な今」を思い、保護者・地域の皆様と共に最善を目指して取り組んできました。そして、運動会など本来の教育活動を一つ一つ取り戻していくことができました。深く感謝申し上げます。皆で力を合わせて困難を乗り越えてきた経験は、子どもたちがこれから歩んでいく道のりの中で、大きな力になってくれることと信じています。
これから2週間の春休みに入ります。新型コロナウイルス感染防止、交通事故の防止など、健康・安全を第一に、有意義に過ごせますようお願いいたします。また、お子様の成長を具体的な言葉で褒めてください。自らの成長を褒められた子どもは、大きな喜びと充実感に包まれます。子どもは認められてこそ、たくましく成長していきます。
最後になりますが、保護者の皆様、地域の皆様には、本校の教育活動に多大なる御支援、御協力をいただき深く感謝申し上げます。お陰様で、子どもたちは明るく元気に、そして安全に学校生活を送ることができました。今後とも、職員一同頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
(学校だより3月号)
「感謝の気持ち」を大切に
月日の過ぎるのは早いもので、2月ももう少しで終わり、3月を迎えようとしています。振り返りますとコロナ禍の1年でしたが、保護者・地域の皆様が力強く支えてくださり、教育活動を取り戻していくことができました。困難を乗り越えてこそ得られる貴重なものがあります。それは、心を一つにすること、新たなものを築くこと、あきらめないこと、他を思いやることなどです。これらのことを、困難を乗り越えながら真に学びました。
3月19日(金)には、6年生児童・保護者・本校職員の参加によります「卒業式」を実施します。最高学年として立派に活躍してくれた6年生にとって、大切な卒業式を思い出に残る式にしたいと思います。また、1年生から5年生も、進級に向けて最後のまとめを頑張っています。希望をもって進級できるようにしたいと思います。
進学や進級につながる節目の時、詩画作家・星野富弘さんの言葉(下記)が心に響きます。この言葉にあるように、たくさんの「感謝の気持ち」を大切にしたいと思います。子どもたちは、毎日、交通指導員の方々やスクールガードの皆様、地域の皆様に見守られながら安全に登下校しています。
また、読み聞かせなどの活動も、年間を通じて御協力いただいています。そして、深い愛情を注いでくれる家族や一緒に活動してきた友達など、自分の成長を支えてくれた多くの人への感謝の気持ちを高めたいと思います。
コロナ禍の中、感染防止を最優先に教育活動を進めていきます。そして、最後のまとめをしっかりできるよう職員一同取り組んでまいります。保護者・地域の皆様には、今後とも御支援、御協力をよろしくお願いいたします。
(学校だより2月号)