登高の学び舎

校長室から

「令和3年 感染防止と着実な前進を」

 令和3年がスタートしました。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。3学期は、進級・進学に備える大切な節目の学期です。1年間の総まとめにしっかり取り組み、新たな目標をもって新年度が迎えられるようにしていきたいと思います。

 さて、本県においても感染拡大が続いており、令和3年は収束に向かうための重要な年になります。人類と感染症の関わりの歴史は古く、ウイルスや細菌の誕生が人類の誕生以前の出来事であったことを想起すれば、「人類の歴史は感染症との闘いの歴史でもある」と言われています。これまでに、幾多の感染症が危機をもたらしましたが、そのたびに人類は、目に見えない感染症と闘い乗り越えてきました。そして、ワクチンの開発や抗生物質の発見等により、感染症の予防・治療方法を飛躍的に進歩させてきました。

 今、感染収束のために、世界が連携・協力してウイルスと闘っています。このような中、私たちが行わなくてはならないことは、感染防止のために3密(密閉、密集、密接)や会食での会話を避けること、そして、マスク、咳エチケット、手洗い等の衛生上の注意など、基本的なことをしっかり行うことです。これは、今も昔も変わらず重要なことであり、人類が感染症を収束させてきた過去の教訓を生かすことです。互いの命を守るために、皆が一丸となって感染防止に努めていかなければなりません。

 令和3年は丑年です。牛は古くから大変な農業を地道に最後まで手伝ってくれる重要な動物でした。その様子から、目前のことを一歩一歩着実に進めることで、新たな発展につながる年にしていきたいと思います。コロナ禍の中ですが、子どもたちにとってかけがえのない大切な今です。健康・安全を第一に、状況を踏まえた中での最善を目指し、全力で教育活動に取り組んでまいります。本年も、保護者の皆様、地域の皆様の御理解と御協力をどうぞよろしくお願いいたします。

(学校だより1月号)

 【コロナ対策・真岡市ロゴマーク】

「積極的な自主防犯活動が表彰されました」

 「真岡小学区青少年健全育成連絡会」並びに「真岡小学校安全ボランティア」の皆様の多年にわたる積極的な自主防犯活動に対して、今年10月に表彰を受けました。これは交通指導員の方々やスクールガードの皆様による安全指導、新1年生への防犯ブザー配布、子ども110番の家の協力等、地域ぐるみでの活動が高く評価されたものです。地域一丸となって支えてくださっている皆様に、心より感謝申し上げます。

(学校だより12月号②)

「心を一つに、力を合わせてきた日々」

 令和2年は3月から5月に臨時休校があり、6月に学校が再開してからも、感染防止と学びの保障との両立をどのように図っていくか模索がありました。このような中、保護者の皆様、地域の皆様には、本校教育への多大な御理解と御協力をいただきました。おかげさまで、本来の教育活動を一つ一つ取り戻すことができました。そして、日々の授業をはじめ、修学旅行や遠足、運動会等の大きな行事も、無事に実施することができました。

 このようなことから、今、困難を乗り越えるために大切なことを実感しています。それは、「皆が心を一つに、知恵を絞り、一緒に力を合わせて取り組んでいく」ということです。これは、真岡小学校のすばらしい底力です。保護者・地域の皆様が力強く支えてくださり、これがよりよい教育活動の源になっています。深く感謝申し上げます。コロナ禍の中ですが、今後もお力添えをいただきながら、全力で子どもたちの教育に取り組んでまいります。 

 12月26日(土)から1月7日(木)まで、13日間の冬休みに入ります。新型コロナウイルス感染防止、交通事故の防止など、健康・安全を第一に、有意義に過ごせますようお願いいたします。3学期に元気な子どもたちに会えることを、職員一同願っています。

(学校だより12月号①)

 

「一人一人を大切にする教育の推進」

 12月4日(金)~10日(木)は、「人権週間」です。人権を大切にするということは、「命を大切にすること」や「いじめを絶対にしないこと」などです。互いが相手を考え、思いやりをもって接する心が大切です。本校では、各学級で人権標語を作成するとともに、新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見の防止に向けた取組を行います。さらに、人権DVDの視聴を行い、人権を尊重して生活しようとする態度を育てます。

 人は、誰もが幸せに生きたいと願っています。その幸せは、周囲の人とのかかわりの中で深まっていきます。御家庭でも、心の温かさや命の大切さについて、話題にしていただければと思います。

(学校だより11月号②)

「子どもたちの宝物になる教育活動を」

 今年度は、新型コロナウイルス感染状況を踏まえ、教育活動の方法を工夫して、子どもの学びを保障していくことが求められます。このような中、10月から11月にかけて、大きな学校行事であります「修学旅行」「遠足」「運動会」を実施しました。「学校行事」には、「教科学習」では容易に得られない教育的価値があります。それは、「学校行事を通して得られる地域や自然とのかかわり、文化や人との触れ合い、その中で生まれる強いつながりや深い感動は、一生の宝物」(文部科学省資料より)と示されています。
 「修学旅行」「遠足」「運動会」が無事に実施ができましたのは、保護者の皆様、地域の皆様の御理解と御協力のおかげです。深く感謝申し上げます。子どもたちにとって、一生の宝物となるような教育活動になったことと思います。
 子どもたちに一度しかない「大切な今」、感染症対策と学びの保障の両立をしっかり図っていきたいと思います。

(学校だより11月号①)