登高の学び舎

校長室から

「一人一人すべての人を大切に」

 12月4日(水)~10日(火)は、人権週間です。世界人権宣言には、「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、尊厳と権利において平等である。」と示されています。
 真岡小学校では、12月10日(火)の3校時に、人権擁護委員の皆様の御協力をいただき「人権教室」を行います。また、各学級で話し合って人権標語を作成したり、給食時の人権タイムで福祉体験を放送したりします。さらに、各学年や学級ごとに人権DVDの視聴を行い、人権について考え、人権を尊重して生活しようとする態度を育てます。

 人権を大切にするということは、「命を大切にすること」や「みんなと仲良くすること」、「いじめを絶対にしないこと」などです。お互いが相手の立場を考え、思いやりの気持ちをもって相手に接する心が大切です。子どもたちに、人権を尊重する心を育んでいきたいと思います。

 セトモノと セトモノと
 ぶつかりッこすると すぐこわれちゃう
 どっちか やわらかければ だいじょうぶ
 やわらかいこころを もちましょう
 そういうわたしは いつもセトモノ  (相田みつをさんの詩)

 人は、誰もが幸せに生きたいと願っています。その幸せは、自分の在り方や生き方で、周囲の人たちが幸せであると感じた時、より深まっていくものと思います。それは、とても大きなことや目立つことではなくても、ほんの小さな言葉掛けや行いが大切であると思います。どうか、御家庭でも、心の優しさ、温かさ、命について、話題にしていただければと思います。

(学校だより11月号より)

人権教室~人権擁護委員の皆様の御協力~