校長室から
「自分は守られている」という安心感の重要性
地域の皆様におかれましては、日頃より児童生徒の健全育成のために御尽力をいただき、深く感謝申し上げます。
さて、真岡小学区青少年健全育成連絡会は、多年にわたり自主防犯活動を積極的に推進されていることに対して、昨年10月に真岡警察署及び真岡地区防犯協会より表彰を受けました。これはスクールガードの皆様による見守り活動、新1年生への防犯ベル配布等の事業実績が認められたものです。また、交通指導員の方々による安全指導、子ども110番の家及び青色回転灯搭載車パトロールの協力等、地域ぐるみでの活動は、子どもたち及び学校を力強く支えてくださっています。
このような地域の皆様による活動は、安全の確保とともに、子どもたちに安心感を与えてくださいます。子どもにとって、「自分は守られている」という安心感は、成長過程において極めて重要です。子どもは安心感の中で自信を得て、自尊心を高めていきます。安心感を与えてくださる周囲の人々は、かけがえのない存在です。
そして、皆様の様々な活動から、子どもたちは多くのことを学んでいます。「命の大切さ」、「周りの人の力になるすばらしさ」‥‥、それは、将来の自立に向けた大切な道しるべになっていくと考えます。
地域の宝である子どもたちの健やかな成長と活躍を願い、安全指導、授業支援、図書ボランティア等、惜しみない支援をいただいています。地域一丸となって支えてくださる取組に、心より感謝申し上げます。
(真岡小学区青少年健全育成連絡会広報誌「しろやま」第71号より)