校長室から

2018年6月の記事一覧

いじめゼロ宣言(生徒集会)より(豊かな心)

社会問題になっている「学校でのいじめ問題・事件」について、物部中
からどのようにしていじめをなくすかを考えてもらいました。そこで、
「いじめゼロ宣言」の生徒集会を行うことになりました。
生徒会長から、全生徒に、「いじめについて一緒に考えていきましょう」
と呼びかけてくれた内容を紹介します。

『今日、皆さんに集まってもらったのは、生徒会から皆さんに考えて
ほしいことがあったからです。それは、いじめについてです。世の中
でいじめによる悲しいニュースが流れていますが、私はそのニュース
を見るたび、とても悲しくなります。学校で同じ勉強をしている友だち
にひどいことをしているのが、まったく理解できません。あってはなら
ないことだと思います。皆さんの間で、いじめは起きていますか?自
分の心に聞いてみてください。今日の集会はこのようなことについて
考える時間です。物部中がよりすばらしい学校になるよう、一緒に真
剣に考えましょう。』


昨年度の人権講話では、いじめをしている人に「なぜ、いじめをした
の?」と尋ねると、ほとんどの人が「ふざけていただけです」と答える
そうです。
いじめは、いじめられている人の受け取り方で決まります。いじめて
いる側には自覚がないようです。そこで本校では、スクールカウンセ
ラーの先生に、相手の立場に立った行動がとれるように、「アサーショ
ントレーニングとは」ということで話をしてもらいました。各学級で、
その後、アサーショントレーニングを実践していくことになっていま
す。

昨年度の5月の朝会で、いじめは他者の教育権の侵害になり、人生ま
でおかしくしてしまうことがあることを、下野新聞の投稿を紹介し、
話をしました。

二宮尊徳先生も、「万象具徳」を唱え、「自分のよさをみつけ、それを
世の中のために使って、幸せな人生を送ってほしい」と言っています。

いじめゼロの学校にしたい➔全生徒が毎日学校に来るのが楽しい学校に
していきたい
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