校長室から

2020年12月の記事一覧

エール

本日、12月7日(月)生徒会役員選挙・立会演説会がありました。
会長立候補者6名、副会長立候補者6名の計12名が、公約や抱負について、熱く語ってくれました。
また、それぞれの立候補者の責任者も、気持ちを込めた応援演説を行ってくれました。

各自が自分の考えをしっかりと持ち、演説や質問への回答から、「生徒一人一人がより充実した学校生活が送れるようにしていこう」、「物部中をよりよい学校にしていこう」という意気込みが感じられ、大変すばらしかったと思います。

年々生徒数が減少する中、1・2年生の約2割に当たる12名もの立候補者があったことを、本当にうれしく思います。
このように前向きで意欲的な生徒が多い物部中の未来は、「前途洋々」、明るく光り輝いたものになることを確信しました。

いよいよ、明日は投票日です。
生徒会長1名、副会長各2名が選出されます。そして、多くの立候補者が生徒会役員になることと思います。
明日の物部中をよろしくお願いします。

「神様は私たちに成功してほしいなんて思っていません。ただ、挑戦することを望んでいるだけよ。」(マザー・テレサ)
12名の勇気ある立候補者に、心からエールを送ります。

 

 

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人権週間、もうすぐスタート

本日、12月2日(水)、オンラインコミュニケーションツールを使用して全校朝会を行いました。
明後日、12月4日から人権週間がスタートし、本校でも来週12月14日(月)に人権集会を実施することから、人権について話しました。
主な内容は以下のとおりです。


世界人権宣言が1948年12月10日に国連総会で採択されたことを記念して、日本では12月10日を最終日とする一週間を人権週間と定め、世界人権宣言の趣旨及びその重要性を広く国民に訴えかけるとともに、人権尊重思想の普及高揚に努めている。

人権とは、「すべての人々が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利」、「人間が人間らしく生きる権利で、生まれながらに持つ権利」のことである。誰にとっても身近で大切なもの、日常の思いやりの心によって守られるものである。

世界人権宣言宣言が採択されてから70年以上が経過した現在も依然として多くの人権問題があり、偏見や差別に苦しんでいる人が大勢いる。

様々な人権問題についての説明(同和問題。子ども、高齢者、障害者、女性、外国人、HIV感染者・ハンセン病患者及び元患者、インターネットによる人権侵害、災害に伴う人権問題、性的指向・性同一性障害(LGBT)にかかわる人権問題 など)

私たちの心の中には、自分とは違う一面を持つ人を差別する気持ちが入り込んでくることがある。その弱い気持ちに負けないためには、人権感覚を磨き続けなければならない。

自分の心に偏見の芽はないか、みんなと違うという理由だけで排除や差別をしていないか、弱い立場の人をいじめていないかなど、常に自分自身を厳しく見つめることが大切。これは皆さんだけでなく、我々大人も同じ。

世界大戦など20世紀までの反省の上に立ち、21世紀を全ての人の人権が尊重され、幸福が実現する時代にしたいとい願いを込めて「21世紀は『人権の世紀』である」としてきた。

我々大人はもちろん、これから21世紀を支えていく皆さんも一緒になって人権感覚を磨き、21世紀を全ての人の人権が尊重され、幸福が実現する時代にしていこう。


本校では、人権教育に力を入れて取り組んでいます。保護者の皆様、地域の皆様におかれましても、全ての人々の人権が尊重された社会が実現できるよう、御協力のほどよろしくお願いいたします。

 

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