校長室より
【校長室より,No97】花を咲かせる準備のとき
下の写真は校庭の桜の木のつぼみです。まだまだ寒い日が続きますが、桜の花はそのつぼみを少しずつ膨らませ、花を咲かせる準備をちゃくちゃくと進めています。3年生は、県立受検までおよそ1ヶ月となりました。寝る間も惜しんで勉強していることと思います。その努力は、桜の花と同じように、着実につぼみを膨らませ、3月に見事な花を咲かせてくれることと思います。3年生の健闘を祈るばかりです。
【校長室よりNo.96】学びの確保に向けて
新型コロナウイルスの感染が拡大し、誰もが高い感染のリスクを背負っている状況となりました。無論、私たち教師が感染したり、教員の家族が感染して出勤できない状況も予想されます。それらを受け、本校では、基本的に全職員がタブレットを用いたオンラインでの授業ができるように、検証をしております。本日は、2年生の数学を担当する綱川教諭が、隣の教室からリモートで数学の授業を進めました。改善点も何点かありましたが、私たち教師もその手法を自分のものにして、いざというときに備える必要があります。生徒たちの学びの保証に向けて、危機感を持って取り組んでまいります。(教師のいない教室と生徒のいない教師だけの教室)
【校長室よりNo.95】感謝の香り
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。新学期を迎え、生徒たちが元気に学校に帰ってきました。そして、本日の給食には、JAはがの様よりご寄贈いただきました、香り高きイチゴが出されました。生徒たちは、地域の皆様からのご厚意に、感謝の香りを楽しみながら食べていました。
【校長室よりNo.94】校舎を照らす夕日が語ること
本日、無事に令和3年度の二学期を終了しましました。これまでの校長室よりでお知らせしましたとおり、東中の生徒たちは、本当によく頑張ってくれました。友達に温かく接してくれました。学校としては、2021年の終わりを迎える今日、生徒たちが帰った後の学校は、素敵な夕日に照らされていました。まるで、生徒たちの人としての温かさを感じさせてくれる、透き通った空気の中の夕日でした。
【校長室よりNo.93】スウィートポテトの意味
昨日と本日に分けて、生徒全員に手作りのスウィートポテトを配布しました。このスウィートポテトの材料となるサツマイモは、学校で借りている畑で育てたものです。本日の終業式でも、生徒に話したように、この2学期。三大行事と言われる行事を通して、生徒たちは各クラスの団結や一生懸命に取り組むことの素晴らしさ、そして何よりも人としての温かさを表現してくれました。このスウィートポテトは、そういったことを表現してくれた生徒たちへの感謝の気持ちです。素人が作ったお菓子ですが、生徒たちは美味しいといって、食べてくれました。
【校長室より No.92】雪の滋賀県
明日開催される全国中学校駅伝競走大会の会場である、滋賀県の希望ヶ丘運動公園に応援に来ました。前日の練習を終えた生徒たちは、いつもの明るさで出迎えてくれました。明日の健闘を祈るばかりです。
【校長室よりNo.91】栃木県の期待を背負って
今週の日曜日(12/19)に控えた全国中学校駅伝競走大会。真岡東中女子チームの8名は、明日の朝、滋賀県に出発します。昨日、学校からの壮行会を実施しました。そして、下の写真は、一昨年栃木県代表として出場した大田原中学校からの千羽鶴と、県大会で準優勝した真岡中学校駅伝部からの千羽鶴です。栃木県の期待を背負っていることを物語る千羽鶴。真岡東中学校駅伝部の名を、全国に轟かせてくれることを祈っています。
【校長室よりNo.90】ハンセン病の歴史から学ぶ
12月3日の6校時に、「人権特別講座」として、校長が県教委勤務時、人権教育を担当しており、その際に訪問した岡山県にあるハンセン病の療養施設における体験談を話しました。zoomによる講話でしたが、生徒たちはテレビ画面を食い入るように見るとともに、多くのことを感じてくれたようです。講話の最後に、ハンセン病の悲惨な歴史から、「違いを認める力」「真実を見極める力」「人をいとおしむ力」を身につけてくださいとお願いしました。
【生徒の感想より(抜粋)】 *今日学んだハンセン病だけでなく、現在流行している新型コロナウイルスにも同じことが言えると感じ、とても身近に感じました。東中でクラスメイトが、いつ感染してしまうかわからないこのご時世です。もし、友達が感染してしまったら優しく迎えてあげられるような学校でありたいと思いました。
*学校生活の中で、多くのうわさや情報を聞くことがあります。でもそれは事実ではなかったことも多くあります。友達が言っているから、100%真実であると思ってしまいがちですが、その陰でうわさをされている人はどんな気持ちになるのか、その情報が本当なのか、このような話をしていていいのか、など友達に惑わされることなく、自分の意思を持って生活していくことが大切だと思いました。
【校長室よりNo.89】全校体制での学習支援
東中の三大行事も終え、生徒一人一人に寄り添った学習支援に力を入れております。本日の昼休みも、1年生から3年生までの生徒が、数学の勉強をしました。習熟度に合わせた問題を用意し、それぞれが自分に合ったプリントを選んで解いています。校長を含めた数学の教員も集結し、個別の質問に答えています。文武両道、いろいろなことに全力で取り組める生徒の育成を目指し、昼休みの学習支援に取り組んでいます。
【校長室よりNo.88】いとおしさ
先日、東中恒例の駅伝フェスティバルを実施しました。晴天に恵まれ、生徒たちは辛い長距離でありながらも、学級のためにと必死の走りを見せてくれました。また、多くの保護者の方々のご協力とご支援をいただき、盛大に実施できたことに心から感謝するばかりです。駅伝の最中は、級友に心からの声援を送る姿、疲れていながらも伴走する姿が見られ、生徒たちの温かさを実感することができました。校長である私も、走る辛さを生徒とともに味わうべく、約15kmを一緒に走りました。生徒たちや保護者の皆様からの温かい声援を受け、辛いどころか、夢見心地の1時間でした。そして、ゴールは、ちょうど三年生と同時になりましたが、ゴール直前でその3年生が手を差し伸べてくれ、手をつないでのゴールとなりました。生徒たちの中からは、「なんて素敵な学校なんだろう。」という声があがりました。改めて生徒たちを「いとおしい」と感じたフェスティバルとなりました。
【校長室よりNo.87】豊かな想像力
11月7日には、県ロボットコンテストが行われ、東中からも多くのチーム・生徒が出場しました。部活動や生徒会活動で忙しい合間を縫って、想像力を働かせたロボットを自分たちの手で作成し、出場しました。結果は、応用発展部門で優勝、計測制御部門と基礎部門で準優勝し、関東大会へとコマを進めました。見ていてわくわくする、創意工夫をこらした自作のロボットに、新たな未来を築いてくれる生徒たちの無限の可能性を感じました。
【校長室よりNo.86】結果を支えているもの
11月6日、すでにご存じの通り、県中学校駅伝大会が行われ、女子が見事優勝し、全国大会・関東大会への切符を手にしました。男子も、12位と大健闘しました。たくさんの方から激励のお言葉をいただき、本当にうれしく思います。しかし、煌びやかな結果の裏にあるものは、生徒たちの想像を絶する努力です。夏の熱い日差しの中の長距離走は、走った人にしか分からない、想像を超える辛さがあります。そのつらい練習が支えになったからこその結果です。そういった意味からも、今回選手として走ることのなかった生徒を含め、駅伝という過酷な種目に挑んでくれた選手たちに、心からの敬意を表したいと思います。
【校長室よりNo.85】心の教育
11月2日の朝も、3年生を対象にした読み聞かせが行われました。読み聞かせの方々が選んで下さった本・絵本・語りは、いずれも、生き方を教えてくれるもので、たったの10分程度ではありますが、素晴らしい「心の教育」になっています。読み聞かせの方々も、東中での読み聞かせを楽しみにして下さっているとのことでした。
【校長室よりNo.84】厳しさを乗り越えたからこその喜び
10月26日に、芳賀郡市中学校駅伝大会が開催されました。雨が心配されましたが、スタートする頃には雨も上がり、無事にレースを実施することができました。そして、女子Aが、見事優勝に輝き、男子も準優勝に輝きました。女子のBチームも、全20チームの中で8位と健闘しました。7月から練習をスタートし、暑い中の厳しい練習に耐えたからこその結果であり、喜びだったことと思います。当日、走れなかった選手を含め、これまで尊い汗を流してきた東中の選手たちに、心から敬意を表します。そして、男女Aチームは、11月6日に実施される県中学校駅伝大会で、全国大会・関東大会の出場を目指して、必死の走りを見せてくれると信じています。
【校長室よりNo.83】音楽の力:校内に響くハーモニーの意味するもの
いよいよ明日が「ひがしの祭」です。運動会を終えて、十分な準備期間がない中での学校祭・合唱コンクールですが、生徒たちと担任・担当が一つになり、少ない時間を有効に使いながら練習・準備を進めてきました。今朝は、本番前日の合唱練習で、あちらこちらから素敵な歌声が聞こえてきました。明日は、各家庭1名に限定させていただいた上での公開となりますが、十分な感染予防をした上での御来校をお待ちしております。生徒たちは、心を一つにした素敵な唄を歌い上げてくれると信じています。
【校長室よりNo.82】生徒による主体的な学び(ICTの活用)
全ての先生方の授業を参観し、指導方法等について先生方と、生徒にとってよりよい授業になるよう話し合いを重ねています。授業参観のポイントは、「生徒が次の授業が楽しみになるような、ドラマティックな授業」を合い言葉に話し合いを進めています。下の写真は、3年生の社会科の授業ですが、生徒たちはタブレットをスムーズに使いこなし、調べたことをもとに、自分の考えをまとめ、友達と共有したり議論したりしていました。効果的なICTの活用が、生徒たちの主体的な学びをより促進させる授業を、試行錯誤しながら全教科で進めています。
【校長室よりNo.81】一心不乱(東日本吹奏楽コンクール)
10月9日に北海道・札幌において、東日本吹奏楽コンクールが開催されました。各都道府県そして各地域の代表として出場した各学校の演奏は、それぞれが特徴があり、聴く人を魅了する演奏ばかりでした。その中でも、真岡東中の演奏は、会場が凍り付いたかのような緊張感のある演奏でした。会場で生徒たちの必死に演奏する姿を見届けようと、札幌まで行ったのですが、演奏が始まるやいなや、涙が溢れてきて、生徒一人ひとりの顔をまともに見ることができませんでした。しかし、耳は研ぎ澄まし、「一心不乱」に演奏する音を堪能してきました。感性や価値観が異なる20名は、「一心不乱」を合い言葉に、限られた時間の中で練習に励んできました。そして、全員で獲得した金賞。これまでの努力に心から敬意を表します。
【校長室よりNo.80】寄り添った指導
本日より2学期の中間テストが始まりました。本来は、生徒下校後に職員会議を予定しておりましたが、職員会議の開始時刻を遅らせて、「質問タイム」と称して、生徒からの質問を各教科の教職員が受ける設定を実施しました。残って質問をする生徒は決して多くはありませんでしたが、少人数で寄り添った指導を受けていました。この取り組みが、恒例化し、より多くの生徒が質問のために残り、教師が大忙しになる日が来ることを楽しみにしています。
【校長室よりNo.79】幸せな時間・空間
台風一過の晴天に恵まれ、二度延期した運動会を無事に終えることができました。昨日の台風の影響で、前日の準備がほとんどできない状態で、当日の朝を迎えました。しかし、「東中パパさん学校応援隊」の方々に準備のお手伝いをお願いしたところ、多くのお父さん方が朝早くから御来校くださり、会場設営等の準備を手伝って下さいました。開会式で、「生徒も、保護者も、教師も幸せだったといえる有意義な運動会にしましょう。」と話しましたが、まさに「幸せな時間・空間」でした。終了後も多くの保護者の方々がテントの片付けを手伝って下さり、あっという間に終えることができました。「地域とともにある東中」を確信した令和3年度の秋季運動会でした。
【校長室よりNo.78】東日本吹奏楽コンクールに向けて
本日の朝刊にも記事として取り上げられておりますが、本校の吹奏楽部が、過日の東関東吹奏楽コンクールで見事金賞に輝き、10月9日に北海道・札幌で実施される東日本吹奏楽コンクールに出場することになりました。それを受け、昨日は真岡市長さんから、激励金と激励のお言葉をいただきました。全国1を目指す本校吹奏楽部の音楽は、聴く人全ての心を感動させてくれる素晴らしいものです。
【校長室よりNo.77】運動会に向けて
いよいよ今週の土曜日が運動会となります。度重なる延期で、生徒たちも戸惑い、保護者の皆様にもご迷惑をおかけしたことと思います。しかし、生徒たちは本当に少ない練習時間ですが、「主体的」に話し合って、クラスの勝利を目指して一生懸命取り組んでおります。緊急事態宣言が解除されれば、予定通り、保護者2名の参観を認めさせていただき、生徒たちが頑張る様子をご覧いただきたいと思っております。十分な感染予防策を講じた上での参観にご協力ください。
【校長室よりNo.76】見方を変えれば(リフレーミング)
写真は、昇降口付近の廊下に掲示してある、「リフレーミング・カード」です。カードには、一般的に短所と捉えがちな言葉が書かれておりますが、裏返すと、その短所とも捉えがちな言葉を長所に変えたものが書かれています。リフレーミングとは、物事を見る枠組みを変えることを意味します。要するに、短所とも捉えがちな人の行動や性格も、見る角度を変えれば長所とも捉えることができ、「互いを認め合う社会」に向かうことができるのだろうと思います。廊下を通る生徒たちは、時折、リフレーミングカードを裏返し、自分自身の中にある枠組みを確認しているようです。
【校長室よりNo.75】配慮と感謝
本日から、全員登校が始まりました。久しぶりに友達に会うことができた生徒たちは、とても素敵な笑顔で再会を喜んでいました。そして、久しぶりのフルメニューでの給食でしたが、感染予防に配慮し、全員が前を向いての「黙食」を確実に実施してくれていました。そんな中でも、数人の生徒に話を聞くと、「やっぱり、学校の給食はおいしいです。」「改めて、いろいろなものが食べられることに感謝しなけれなりません。」と話してくれました。
【校長室よりNo.74】登下校の安全確保
全国的に、小中学生の登下校中の事故が後を絶ちません。真岡東中では、交通安全担当を中心に、生徒から登下校路の危険箇所を調査し、その危険箇所を説明するを各学年の廊下に掲示しております。かけがえのないたった一つの命を守るためにも、ご家庭でも登下校路の安全について、話題にしていただければと思います。(御来校の際には、掲示をご覧いただき、危険箇所をご確認ください。)
【校長室よりNo.73】秩序ある生徒の行動に感謝です
分散登校が始まって7日目。感染への配慮が求められる中での授業ですが、教師の配慮はもちろんのこと、生徒たちも主体的に感染予防に配慮した学校生活を送ってくれております。現在の感染拡大を抑えることはもちろんのことですが、生徒たちには、今の経験を生かして、自分の力で自分の健康を守る資質が求められます。そういった意味からも、主体的に秩序ある行動をとっている生徒たちは、生涯役立つ資質を身につけたのだろうと思います。(部活動もなく、運動不足気味の生徒たちですが、体育の授業ではソーシャルディスタンスをとって、体力向上をはかっています。)
【校長室よりNo.72】細心の感染予防の中で
9月2日は、分散登校二日目でした。雨降る中の登校でしたが、生徒たちは元気に登校してくれました。昇降口では、各学年主任が朝の挨拶をしながら、全ての生徒の手指消毒を行い、サーマルカメラで体温チェックを行っています。授業も、互い違いに座席をとり、ソーシャルディスタンスを保持して進めております。細心の感染予防の中で実施されている分散登校ですが、何よりも生徒たちが主体的に感染を予防する行動をとってくれていることに感謝します。
【校長室よりNo.71】生徒の笑顔がこだまする(分散登校初日)
42日間にわたる夏休みを終え、本日から第二学期が始まりました。残念ながら分散登校という形で、全生徒がそろうことはありませんでしたが、生徒の笑顔がこだまする学校は、私たち教職員の心をわくわくさせてくれました。
(授業も給食も、感染への配慮がされた中で行われました。)
【校長室よりNo.70】地域とともに・・・
7/19は、全校美化(いわゆる大掃除)が実施されました。それに際して、保護者の方々に清掃指導・助言をお願いしたところ、祖父母の方を含め7名の方が御来校くださり、生徒に指導をしながら、一緒に清掃活動をしてくださいました。生徒たちは保護者の方々から清掃のご指導をいただくことは初めてなので、戸惑っておりましたが、素直に助言を受けて一生懸命に取り組んでおりました。地域と一体となった取り組みが徐々に浸透し、温かい空気が漂う真岡東中でした。
【校長室より N69】命を守る術
7/12から体育科で水泳の授業が始まりました。初日の生徒の泳力状況を確認すると、25mを泳ぎ切れない生徒が多数いることが判明。急遽、校長が個別指導に当たることにしました。早く泳げなくとも、水泳は自分の命を守る術でもあります。生まれて初めて自分の力で25mを泳ぎ切った生徒と、喜びを分かち合いました。
【校長室より N68】郡市総体を終えて
本日で、4日間にわたる郡市総体が終了となります。3年生にとっては、最後の大会となったわけですが、それぞれの部が、2年半にわたる練習の成果を発揮すべく、必死に競技に取り組んでくれました。4日間かけて全ての部の応援に回りましたが、友達と励まし合いながら競技する微笑ましい姿を見ては顔がほころび、敗北して涙を流す姿を見ては、もらい泣きし。東中生徒の頑張る姿、温かい姿を間近で見ることができ、幸せな4日間となりました。
【校長室より No.67】古に学ぶ
修学旅行で会津からアップしております。白虎隊を育てた日新館の入り口に【什の教え】があります。時代にそぐわないと思われる内容もありますが、日本古来の厳格な教えから学ぶことも多いと感じました。
【校長室より No.66】丁寧に育てれば・・・
本校では、勤労体験・緑化活動のために、野菜や花の苗を種から育てています。ここ数日、清掃の時間に生徒数人にお手伝いをいただき、マリーゴールドとサルビアの苗を植え替えしました。生徒たちは、それはそれは丁寧に植え替えをしてくれ、そのおかげで、種から育てたとは思えないほど、元気に育っています。作業をしながら、生徒たちとの雑談の中で、「こんなに丁寧に仕事をしてくれる生徒とはめったに出会えないよ。」「花も人間も、丁寧に育てると元気に育つんだよね。」と談笑しました。なんとも、温かい時間でした。
【校長室より No.65】新しい学力
本日は、1年生が真岡市総合学力調査、2年生がとちぎっ子学習状況調査、3年生が全国学力・学習状況調査が実施されました。どの学年の生徒も、真剣にテストに臨んでおりました。これらの調査は、生徒たちの学習状況や習熟度、さらには思考力や表現力など、総合的な学力を調査するものです。ただ単に、暗記をしていたり、計算ができたりするだけでは対応できない問題も多々あります。これからは、「何を知っているか・何ができるか」「知っていることをどう使うか」「どのように社会や世界と関わり、よりよい人生を送るか」といった視点での、総合的な学力が求められます。高校入試や大学入試なども、出題形式が変わることが予想されます。本校でも、そういった「新しい学力」に視点を当てた取り組みを、各教科ごとに取り組んでおります。
【校長室より No.64】いじめの撲滅に向けて
本日、生徒会の生活安全委員会の主催による、「いじめ防止サミット」が開催されました。冒頭に、生活安全委員長よりいじめが起こる構造や、いじめが法的に許されない理由などを説明しました。その後、各学級の代表が、各クラスで話し合って決めたいじめをなくすための具体的な方法などを発表しました。どのクラスの発表内容も素晴らしく、いじめ撲滅に向けて真剣に考え、話し合ったことが伺えました。このあと、本日のサミットを受け、各クラスでいじめ撲滅のためのスローガンを決めることとなります。先日の保護者会でもお話しましたように、東中は本気でいじめ撲滅に向けた取り組みを行います。
【校長室より No.63】念願の自転車小屋
これまでの本校の自転車小屋には限りがあり、自転車通学を希望するすべての生徒の駐輪場が確保できない状態でした。昨年度末、真岡市に要望して、ようやく自転車小屋が増設されました。332名全員分が確保されたわけではありませんが、希望する生徒分が確保され、本日、改めて各自の駐輪場所を確認しました。市当局に心から感謝するとともに、自転車に乗ることで生じる危険を認識し、安全な登校を心がけてほしいと願います。
【校長室より No.62】学校は学ぶところ
連休明けの今日は、3年生が実力テストを実施しました。また、各学年が学力調査に向けた類似問題等を宿題として出しました。何といっても学校は学ぶところです。多くの時間を費やす学習が、「分かった」「できた」という達成感のあるものになれば、さらに学校生活は楽しく、有意義なものになります。5月27日には、1年から3年まで各種学力調査が実施されます。先日の学年保護者会でもお話ししましたように、学習のことでお困りの際は遠慮なく担任等にご相談ください。東中は、すべての生徒の学力を保証する取り組みを進めております。
【校長室より No.61】心意気
本校の校歌に歌われている「心意気」という言葉は、生徒たちにとっても、教師にとっても合い言葉のように使われています。その「心意気」という文字が、昇降口のところに掲示してありました。これは、元本校校長の大塚昭一先生が書かれたものでしたが、長年の風等で破れてしまっていました。そこで、中学時代に数々の書写展で活躍した、本校卒業生の山口翔生さんにお願いしたところ、快く引き受けてくださり、見事な字で書き上げてくださいました。写真は、山口さんから渡してもらったときの様子です。見事な「心意気」の文字が、昇降口のところに掲示してありますので、御来校の際にご覧ください。
【校長室より No.60】旋風
4月27日、一年ぶりに芳賀郡市春季陸上大会が開催されました。穏やかな晴れ間の中、東中の生徒が、おのおののプライドと東中のプライドをかけ、一生懸命に走ったり、跳んだり、投げたりする姿を、感動しながら見ていました。男子が準優勝、女子が優勝、総合で準優勝と素晴らしい成績を残しました。東中の旋風が巻き起こった一日でした。
【校長室より No.59】学力のほしょう
今年度の真岡東中学校の重点的な取り組みの一つに、「すべての生徒の学力のほしょう」を上げました。高校への進学の有無にかかわらず、すべての生徒の基礎学力をほしょうすること、さらには、個に応じた適切な指導助言をし、それぞれの学習状況に合わせた学習支援をすることを目指します。そのための具体的な取組として、各教科ごとの「教科部会」を時間割に組み込み、教科内での指導法や進み具合に関する情報交換をしております。さらには、経験年数の格差を埋めるべく、指導法を伝え合い・教えあう時間にもしております。写真は、国語部会の様子であり、ベテラン教師が若手教師に、「生徒の主体性を伸ばす働きかけ」についてアドバイスしております。
【校長室より No.58】食事は喉を通っている?
4月8日、多くの保護者の方々にご参列いただき、厳粛な雰囲気の中で令和3年度の入学式を挙行することができました。新入生116名は、緊張の面持ちながらも、自覚を感じさせてくれるりっぱな態度で式に臨んでいました。そのあと、中学校で初めての給食でした。さぞかし、緊張で食事ものどを通らない、のかと思いきや、みんなしっかりと食べていたので安心しました。
【校長室より No.57】期待膨らむ姿
4月7日、午前中に新任式と担任発表を終えた、新2・3年生は、明日の入学式の準備に取り組んでくれました。教師の指示なしで、自分たちの判断で式場の準備を黙々と進める3年生。ひたすらに新入生のために校内外をきれいにする2年生。そんな主体的に取り組む姿は、今年度の東中生徒たちのさらなる活躍と成長を期待させてくれるものでした。あまりの自主的な取り組みに、鳥肌が立ってしまった校長でした。
【校長室より No.56】新任式(先生方との新たな出会い)
4月7日、感染予防のため校庭で、ソーシャルディスタンスを取りながら新任式を行いました。今年度、新たに赴任した先生方は以下の通りですが、挨拶をする先生方も、生徒たちもちょっぴりよそ行きの表情で、思わず笑顔になってしまいました。
小峰裕一 教頭先生 益子町教育委員会から
斎藤慎一 先生 宇都宮東高校附属中学校から
豊田昌子 先生 真岡中から
上野健治 先生 真岡西中から
上野 喬 先生 真岡中から
津田純子 先生 久下田中から
瀧川昌大 先生 新規採用
櫻井悠希 先生 新規採用
金子博揮 先生 新規採用
髙橋麻衣 先生 真岡西中より
初任者指導教員:大関信英先生・石河雅規先
甫坂賀子スク-ルカウンセラ- 真岡中より
ALT:キンバリ-先生
【校長室より No.55】ドキドキの学級発表
4月7日、8:30に、新たな学級が昇降口に掲載されました。早い時間から登校して、発表を待つ生徒の姿も見られました。クラス名簿が張り出された瞬間、歓喜の声とも思われる元気な声が東中にこだましました。新たな学級で、新たな友達とかけがえのない大切な時間を、温かい心で共有してくれると信じ、教職員は笑顔で見守っていました。
【校長室より No.54】令和3年度の始まりにあたって
4月1日、新たに14名の先生方をお迎えし、令和3年度の真岡東中学校が新体制でスタ-トしました。学校の向かうべき方向性については、若干の軌道修正こそあるものの、大きくは変えずに進めていこうと考えております。保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、昨年同様のご理解とご協力をお願いいたします。学校は、次の世代を担う子どもたちの生きる力の育成を目指し、全力を挙げて取り組んで参る所存です。どうぞよろしくお願いいたします。なお、今年度も本校HPの中での【校長室より】から、様々な情報を発信いたしますので、ご覧いただけると幸甚です。 真岡東中学校長 小林利之
【校長室より No.53】プラスの連鎖・一年間の感謝の気持ちを込めて
本日、無事に令和二年度の修了式を終えることができました。コロナ渦の中で行われた4月の始業式で生徒たちにお願いした3つのことが、実行できたか確認いたしました。「1.学校は学ぶところ。しっかりとした学力を身につけてほしい。」「体と心をしっかりと鍛えてほしい。」「すべての生徒がこの学校でよかったといえる学級・学年・学校にしてほしい。」という3つのお願いについて、一つ一つ確認しあいました。 そして、最後に、【皆さんへの無償の愛で支える保護者】【みなさんを大切に思う教師】【皆さんの温かい心と頑張り】の3つが重なり合えば、プラスの連鎖が働き、必ずみんなが幸せになれる。自分一人ではないことを確認しました。 コロナ渦の中にありながらも、ご理解とご協力を賜りました保護者の皆様、地域の皆様に心から感謝しております。校庭の桜も3分咲きでしょうか。けがれない、美しい花を咲かせています。この桜の花のようにけがれない、純粋な東中の生徒とともに過ごした1年間を振り返り、すべての方、すべてのものに感謝したいと思います。
【校長室より No.52】いじめへの確固たる決意
3月17日、今年度最後の全校朝会は、今年度の朝会で話してきたことを総括して振り返りました。改めて、自分自身が生徒に伝えてきた内容を再確認すると、総じて「いじめ撲滅」だったように感じました。本校にも、いじめと思える事案はいくつか起きております。「いじめは絶対に許さない」と伝えてきたにもかかわらず、実際に起きていることを反省するとともに、生徒たちも重く受け止める必要があります。名古屋の事案が報道されていますが、いじめが起きた時、報復を恐れて対応しなければ、いじめが根本から解決することはありません。生徒たちには、いじめへの指導があり、もし報復されたとしたら、法に下に裁いてもらうことになる、と伝えました。大切な命さえも奪うことになりかねないいじめ。校長として、確固たる決意をもって対処いたします。
【校長室より No.51】景色・思い
昨日、春を思わせる暖かい日差しに包まれ、116名の3年生が真岡東中を卒業しました。たくさんの保護者の方々から、「とても温かい卒業式でした。ありがとうございました。」とうれしいお声をかけていただきました。今朝、いつも通り、立哨指導しながら登校する生徒を出迎えていると、「この時間に来るはずの生徒が来ないな?」と感じてしまいました。そうです。今日から、いつもの景色であった3年生は登校しないことに改めて気づくのです。卒業式の式辞でも述べましたように、心温かい3年生が与えてくれた安らぎに思いをはせる朝でした。
【校長室より No.50】それぞれの夢へと・・・
本日、令和2年度 第40回の卒業式を無事に終えることができました。春を思わせる温かさなの中、多くの保護者の方々にご参列いただき、感染予防をしつつも、盛大に挙行できましたことに心より感謝申し上げます。人に温かく、優しい心を兼ね備えた116名の生徒は、それぞれの道へと羽ばたくこととなります。幸せな人生を歩んくれると信じ、職員一同、いつまでも見守っています。(写真は、校庭の桜のつぼみです。寒い冬を乗り越え、力強く膨らみ始めています。)
【校長室より No.49】9年間の感謝を込めて
いよいよ明日が卒業式。三年生にとって、今日が最後の給食となりました。教員にでもならない限り、生涯、給食を食べることはないことと思います。家族の方、給食センタ-の方などに感謝の気持ちをもって、最後の給食を口にしたことと思います。先日、三年生の生徒と給食担当の岩渕教諭、そして校長から、9年間の温かい給食に対して、給食センタ-にお礼の手紙を送りました。心も体も大きく成長できたのは、日々のおいしい給食のおかげでもあります。心から感謝いたします。
【校長室より No.48】生徒たちが教えてくれるもの
3月10日の卒業式に向けて、昼休みに歌の練習を行っています。コロナ感染予防ののため、例年同様の全校生徒による合唱は実施しませんが、音楽科を中心とした先生方のアイデアで、録画映像などと組み合わせて歌う予定で進めております。本日の昼休みは、初めて全校生徒で合わせる日でした。3年生は、教員の指示もない中でも、主体的に機材を準備し、整列を始めました。このような、「素直に感謝する心」「思いを行動にうつす力」は、大人になると薄れてしまうことがあります。きれいな心を持ち、清純な気持ちで行動する3年生は、私たち大人にも多くのことを教えてくれています。