校長室より
【校長室よりNo.107】教育を担う教職員組織
実際に生徒たちと接し、直接的な指導をするのは教職員です。その教職員組織が円滑で、協働体制になければ、質の高い教育は成り立ちません。4月5日は、職員会議ではなく、教職員でワークショップを実施しました。生徒の実態(よいところ、改善させたいところ)を付箋紙に書き出し、全職員で共有しました。その後、「学力向上アイディア集」と称して、生徒の学力を向上させるための具体的な取り組みのアイディアを出し合いました。写真からもおわかりいただけるかと思いますが、それは温かい雰囲気の中でワークショップが行われていました。円滑な教職員集団であることを確認できた時間でした。
【校長室よりNo.106】(令和4年度初号)史上最大のプロジェクト
令和3年度の教職員定期異動を経て、新体制のもと、4月1日に令和4年度がスタートしました。校長からの学校経営方針説明の中では、「教育とは、次の世代を担う人材を育成するという史上最大のプロジェクトである。その壮大なプロジェクトに携わる一員として、自信と誇り、そして覚悟を持って教育活動に取り組もう。」との強いメッセージを伝えました。今年度も「全ては生徒のために」を合い言葉に、厳しさの中にも温かさのある真岡東中学校を引き継いでいく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。
(今年も職員室前のしだれ桜がきれいに花を咲かせてくれました。卒業式に向けて桜茶を作成中です。)
【校長室より No.105】心の絆
本日、真岡東中学校を去る10名の先生方の離任式を実施しました。在校生と卒業した3年生だけでなく、多くの卒業生までもが東中を去る先生方を見送りに来てくれました。東中の教職員には、「教育とは、次世代を担う人材を育成するという史上最大のプロジェクトである」と伝えてきました。だから、学校が変わってもそのプロジェクトを推進する仲間であることに変わりはありません。教職員の心の絆を確認し合い、涙の別れをしました。学校が変わっても、東中の温かい教育を実践してくれると信じてやみません。
105号で令和3年度の校長室よりがけじめとなります。令和4年度も、引き続きお世話になることになりますが、106号から学校の様子をお伝えさせていただきます。
【校長室よりNo.104】伝統を引き継ぐ
明日、3月15日に実施される立志式を前に、今度は1年生が会場準備を行いました。2年生が、教師の指示を受けることなく、主体的に会場準備を行ったことを受け、今度は1年生が主体的に会場準備を行いました。会場見取り図を持ったリーダーは、ゼッケンをつけ、マイクを持って指示していました。2年生の反省点を受けてか、概ね2時間で会場準備を終えました。新たな伝統を引き継いでくれた1年生に心から拍手を送ります。
【校長室よりNo.103】幸せを願って
昨日、第41回目の卒業式を温かな日差しの中で無事に終えることができました。友との別れを惜しみながら、東中を巣立っていきました。何事にも一生懸命で、人に優しい卒業生でした。誰もいなくなった教室にいくと、今にも笑い声が聞こえてくるかのような錯覚をおぼえました。103名の生徒たちが、幸せな人生を歩んでくれることを教職員一同、心から祈っております。
【校長室よりNo.102】社会で役立つ資質を育てる
2月に発行した学校だよりでも掲載しましたが、本校では、生徒たちが社会で役立つ資質を育むための取り組みを進めております。本日の午後、2年生を中心に卒業式の会場準備を行いました。通常であれば、担当する教師が指揮を執りながら、生徒たちが準備に取り組みます。しかし、それでは、自ら考え・自ら行動する力は育成できないと考え、生徒たちに会場図を渡して、生徒たち自らが考えて会場づくりに取り組みました。正直、全ての生徒が主体的に取り組めたとは言えません。しかし、時間を追うごとに、自ら仕事を見つけ、自らの判断で取り組めるようになり、たったの数時間の間で、大きな成長を見ることができました。学校教育の本来の目的を、私たち教師も再認識して、「教える」「育つ」のバランスを考えた教育活動を進めていきます。
【校長室よりNo.101】支えていただいている
12月に実施した学校美化に際して、たくさんの保護者の方々が清掃活動のお手伝いにおいで下さいました。その中のお一人が、正門入り口のバラの剪定をしてくださいました。その方から、「この寒い時期に肥料をあげることを、寒肥といって、これをすると春にきれいなバラの花が咲きますよ。」とご助言いただき、なんと、自らが肥料をご持参され、寒肥をして下さいました。学校からお願いしたわけではない、バラの手入れをして下さったことに、真岡東中が多くの方々に支えていただいていることを改めて実感しました。
【校長室よりNo.100】全ての人の幸せを願う
令和2年4月からスタートした、この【校長室より】が、100号を迎えました。紙面ではなく、HPという形で、学校の様子や校長が考えること・感じたことなどをお伝えさせていただきました。これまで、多くの方から、「校長室より、とても楽しみにしています。」「校長先生の考えていることが分かって、安心して子どもを預けることができます。」などといったお言葉をいただいてきました。記念すべき100号は、『全ての人の幸せを願う』と題しました。学校の周辺を歩いていたときに見つけた、福寿草。花言葉は、「幸せを招く」「永久の幸福」です。東中の生徒、保護者、先生方、そして世界中の人たちが幸せな人生を歩めることを、福寿草に願いました。
【校長室よりNo.99】学校朝会(教頭講話)
2月16日の学校朝会は、小峰教頭先生に講話をしてもらいました。自身が中学時代に野球部の活動で身につけた忍耐力やコミュニケーション力が、大人になって役立っているという話から、部活動を通して、様々な資質を身につけて欲しいというメッセージが贈られました。校長として、いつも講話を行っていますが、違った立場の教職員から伝えてもらうメッセージは、新鮮であり、その効果も高いのだろうと感じました。普段から、丁寧な語り口で電話対応をしている小峰教頭先生の人柄がにじみ出た講話となりました。
【校長室よりNo.98】生徒の笑顔を想像して・・・
東中の校庭の北東部(部室の東側)は、これまで雑草が支配している状態でした。その状態を改善すべく、外掃除の3年生男子の協力を得て、きれいに除草し、土を入れ替え、ブルーベリーの苗を20本植えました。早速、新しい芽が芽吹いてきました。数年後には、たくさんのブルーベリーが鈴なりになり、自由に頬張る、東中生徒の笑顔が想像できます。