学校日誌

2021年7月の記事一覧

思いがけないあいさつ(3年)

8:00前、3年生の教室であいさつを終え、教室を出たときのことです。一人の児童が廊下に出てきて、「校長先生、1学期の間、ありがとうございました。」と姿勢を正して言ったあと、深々とお辞儀をするではありませんか。

礼儀正しいあいさつ、思いがけないあいさつに心を打たれました。1学期のいい締めくくりになったと感じました。

1学期に学んだことを総復習しています(2年・算数)

2年生の算数では足し算、引き算の復習をしていました。繰り上がり、繰り下がりの定着に向け、問題を解いていきます。

先生の話を真剣に聞きます。

出された問題を解いていきます。

問題が解き終わると挙手して、先生に確認してもらいます。

1学期の学習内容を総復習し、定着につなげていきたいと思います。

何ということでしょう

校庭、地面から約1mの高さで暑さ指数を測定しています。正午時点での測定結果です。

何ということでしょう、暑さ指数WBGT33.2℃、直射日光での温度は40.3℃、湿度41.3%です!

朝から測定しており、その結果に基づき、3時間目以降は校庭・体育館での体育の授業は中止としました。昼休みはエアコンがある教室で過ごします。

 

児童が集まっています、そこにあるのは

廊下に児童が集まっていました。そこにあるのは?

ノートコンクールの入賞作品である自主学習ノートのコピーが掲示されているのです。

<6年>

<5年>

<4年>

<3年>

<2年>

それぞれの学年にあった自主学習が見られます。

なお、1年生については先日ホームページ上に掲載しましたので、ご覧ください。

 

先生の発言に児童が反論するワケ(5年・算数)

昨日のことです。5年生の算数の授業で、先生が「増え方が大きいのは、パラリンピックではなく、オリンピックですよね。」と発言すると、多くの児童はうなずきますが、「えっ!」という反論の声が。そのワケとは?

オリンピックとパラリンピックについて、1964年の東京大会と2016年のリオ大会の参加者を比較しています。人数の差を見るとオリンピックの参加者の増えた数のほうがパラリンピックの参加者の増えた数より多くなっています。

そこで先生は「増え方が大きいのは、パラリンピックではなく、オリンピックですよね。それでいいですね。」と言いました。

多くの児童は無言でうなずきました。

しかし、数人から「えっ!」という反論の声が上がりました。

理由を聞くと、オリンピックのほうが増えた数が多いけれど増え方が多いとは言えないのでは、もともとパラリンピックの方が選手の数が少ないという考えを出してきました。

そこで増え方が何倍かで考えることになりました。まず、それを考える式を立てます。

その計算は計算機で行います。

結果として増え方の割合が大きいのはパラリンピックであることが分かりました。授業の冒頭、先生の発言をうのみにしていたらこの授業で学びはありませんでした。よくぞ先生の発言に反論してくれました!もちろん、教師の発言は、この反論を期待した、意図的な発言であることは言うまでもありません。