校長室から

【校長室よりNo.47】体験に勝る学びはない(授業参観から)

すでにご存じの通り、中村中は真岡市教育委員会指定の学力向上推進校として、生徒たちの学力向上に向けた取り組みを行っております。各教科全ての教員が、生徒の実態に合わせた授業を工夫し、展開しております。校長も全ての教員の授業を参観し、生徒の学びの様子や教員の指導の工夫などを見取っております。その様子を、何回かに分けてお知らせします。第一弾は、3年生の理科の授業。理科で言う「仕事」についての学びでした。10kgのおもりを準備し、まずは手で持ち上げる。その後、天井に設置した滑車を使って持ち上げる。最後には、滑車を2つ使った「動滑車」を使って持ち上げる。全ての生徒が体験し、重さや動かす距離などについて、「仕事量は変化するのか」という観点で考察していました。実体験を通した学びは、まさしく「教えられる」ものではなく「考え、学ぶ」ものでした。自分が考えたことを、友達と共有して、熱心に議論する姿が印象的でした。