校長室から

【校長室よりNo.10】心の挨拶

先日の校長講話は、【心の挨拶】をテーマに話しました。アイヌの方々の、「イランかラテ」という挨拶の意味は諸説ありますが、「あなたの心にそっと触れさせて下さい」という意味もあることを伝えました。つまり挨拶は、自分を取り巻くすべての人を大切にし、それ故、自分のことも大切にして下さいというメッセージであると考えています。生徒たちには、具体的に、【相手の目を見て、ちょっぴり笑顔で】【相手と状況に応じて】【心を込めて】の3つのキーワードを伝えました。その翌日、東門で生徒たちを迎えていると、気のせいか、これまで以上に多くの生徒が会釈をして、笑顔で挨拶をしてくれているように感じました。それは、これまで毎朝立哨指導をして下さる方も感じて下さったようです。たったの数分間の校長講話でしたが、これほど生徒たちの心に染み入っていることに感激しました。