校長室より

校長室より

【校長室より No.27】ただただ感謝

本日で1学期が終了しました。始業式・入学式を終えてすぐの臨時休校。実質は6月から始まった形でしたが、その間も、生徒たちには、学校生活において様々な制限が強いられました。それでも、毎朝、笑顔で登校し、一生懸命授業に参加し、放課後は部活動に励む姿を見ることができ、生徒たちに感謝の言葉しか見つかりません。

また、保護者の皆様にも、感染予防や学校行事の変更など、様々な場面でご迷惑をおかけいたしましたが、ご理解とご協力を賜りましたこと、心から感謝しております。

校長になって初めてのことばかりで、正直、毎日が不安の連続でした。しかし、こうして無事に1学期を終えることができたこと、ただただ感謝するばかりです。

【校長室より No.26】言葉の重み

1年生の総合的な学習時間に、東中の生い立ちについて、開校当時からのアルバムをプレゼンにして説明しました。また、今朝は、全校朝会で「本当の幸せ」というテーマで、誰もが幸せになってこそ、本当の幸せだということを話しました。それらの話に対して、生徒たちが書いてくれた感想を読むと、意図したメッセ-ジがしっかりと伝わっていることを感じるとともに、教師の言葉がいかに重みがあるかを再確認する機会となりました。 

【真岡東中学校の生い立ちに関する感想(一部抜粋)】                                 *「誰かが大変なおもいをして作られた学校だということを改めて知りました。校長先生のお話の通り、東中生としてのプライドを持ち、自ら未来を切り拓いて、人を傷つけず、新たな歴史を作り上げていきたいです。」

【全校朝会「本当の幸せ」に関する感想(一部抜粋】                                   *「肌色クレヨンはとても良いと思います。みんなが同じように生きていける世界になってほしいです。」          *「いじめはいけないとわかっていたけれど、今日の校長先生の話を聞いて、改めていじめは絶対にダメだと確認しました。今日からよく考えて行動・発言をしていきたいと思います。」

 

【校長室より NO.25】感激と感謝に包まれて

本来であれば、夏の総体に向けた選手激励会を行うところでしたが、郡市総体の中止が決定し、「部活動引継式」という形で、3年生から1・2年生への引継式が行われました。涙を流して3年間の部活動の思いを語る3年生。その言葉の重みを知り、目を見開いて聞く1・2年生。3密を避けるために、体育館に参集したのは3年生だけでしたが、感激と感謝に包まれた時間でした。最後の校長挨拶に原稿を用意して臨みましたが、とても原稿を読む空気ではなく、急遽アドリブで話しましたが、涙を流して見つめる3年生の姿に、言葉を詰まらせてしまいました。改めて、真岡東中に勤務できたことに心から感謝する瞬間でした。

【校長室より No.24】いじめアンケ-ト

今日の朝の会で、いじめに関するアンケ-トが実施されました。300名を超える生徒が生活を共にする学校です。いじめとまではいかなくとも、何らかのトラブルは必ずあると考え、早期発見に向けた取り組みをしております。しかし、アンケ-トに記入しなかったり、教師の目の届かないところで起きてしまうトラブルもあります。保護者の皆様におかれましても、お子様の様子で心配なことがございましたら、早い段階で担任等にご相談ください。       (一人一人のアンケ-トを担任が回収しております。)

【校長室より No.23】教師の後ろ姿

蒸し暑い朝でしたが、どのクラスも静寂の中で朝の読書活動に取り組んでおりました。担任から「静かに読もう!」といった声かけはなく、担任も集中して本を読む。その姿を見て、生徒たちは自然と読書を始める。教師の後ろ姿で教える教育が展開されておりました。

【校長室より No.22】それぞれの成長

昨日、夏休み期間の変更の文書を配布いたしました。急な変更で、保護者の皆様には大変なご迷惑をおかけしておりますが、どうぞよろしくお願いいたします。今朝は、1年生と2年生が学年朝会を行いました。それぞれの学年ともに、集会等を担当する生徒が主体的に整列させておりました。いずれの学年も、この数か月の成長を称えるとともに、今後の改善点などが伝えられました。後ろから見ていて、背筋を伸ばして真剣に話を聞く生徒たちの成長ぶりを心から嬉しく思いました。

【校長室より No.21】心のあいさつ

 6月17日の全校朝会において、「心のあいさつ」をテーマに、アイヌの方々のあいさつの言葉である、「イランカラプテ」を引用しました。諸説ありますが、私の好きな解釈で、「あなたの心にそっと触れさせてください。」という意味について、生徒たちとともに考えました。                                      その翌日から、これまで以上に『笑顔で』『目と目を合わせて』『ちょっと会釈して』挨拶をしてくれる生徒が、圧倒的に増えました。心から嬉しく思った瞬間でした。今朝も、雨の中でしたが、「私の心にそっと触れるあいさつ」をしてくれました。こんな嬉しい気持ちならば、たとえ雨が降っていようとも、何時間でも立っていられます。

【校長室より No.20】優しさの連鎖

今朝の立哨指導の間に、2つも東中生徒の優しさに触れ、とてもうれしい気持ちで今週を締めくくることができます。1つ目は、昨日、体調を壊して休んだ社会科を担当する亀田先生に、3年生が「体調良くなったんですか?」と声をかけてくれたこと。2つ目は、1年生の自転車の後ろの荷台のひもが絡まり、私が直している横を通りかかった3年生が、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたこと。湿度が高く、ジメジメとした朝でしたが、心はさわやかになりました。

【校長室より No.19】若手教員の頑張り

今年度の真岡東中には、新規採用教員が2名おります。社会科担当の齋藤優史教諭と、家庭科担当の岩渕浩美教諭です。先輩教員に様々な場面で助言を受けながらも、若手ならではの感性を生かした授業を展開しており、日々の成長を嬉しく見守らせていただいております。

*岩渕教諭は、衣服の役割について、自身の着物を見せながらTPOに応じた服装について説明しておりました。   

*齋藤教諭は、戦国時代から江戸時代に行われていた朱印船貿易について、電子黒板を用いて説明しておりました。

【校長室より No.18】3年生のプライド

本格登校が始まって2週目となり、夏本番の暑さも影響し、生徒たちは疲れていることと思います。そんな中、今朝は3年生が体育館で学年集会を行いました。生徒会役員を中心に、ソ-シャルディスタンスを確保し、整然と整列する3年生の姿に、本校教頭も感激し、思わず賞賛の言葉を伝えました。厳しい状況にありながらも、3年生としてのプライドを保持して行動する姿に、学年集会の後ろから、心の中で大きな拍手を送りました。