校長室より
【校長室より No.52】いじめへの確固たる決意
3月17日、今年度最後の全校朝会は、今年度の朝会で話してきたことを総括して振り返りました。改めて、自分自身が生徒に伝えてきた内容を再確認すると、総じて「いじめ撲滅」だったように感じました。本校にも、いじめと思える事案はいくつか起きております。「いじめは絶対に許さない」と伝えてきたにもかかわらず、実際に起きていることを反省するとともに、生徒たちも重く受け止める必要があります。名古屋の事案が報道されていますが、いじめが起きた時、報復を恐れて対応しなければ、いじめが根本から解決することはありません。生徒たちには、いじめへの指導があり、もし報復されたとしたら、法に下に裁いてもらうことになる、と伝えました。大切な命さえも奪うことになりかねないいじめ。校長として、確固たる決意をもって対処いたします。
【校長室より No.51】景色・思い
昨日、春を思わせる暖かい日差しに包まれ、116名の3年生が真岡東中を卒業しました。たくさんの保護者の方々から、「とても温かい卒業式でした。ありがとうございました。」とうれしいお声をかけていただきました。今朝、いつも通り、立哨指導しながら登校する生徒を出迎えていると、「この時間に来るはずの生徒が来ないな?」と感じてしまいました。そうです。今日から、いつもの景色であった3年生は登校しないことに改めて気づくのです。卒業式の式辞でも述べましたように、心温かい3年生が与えてくれた安らぎに思いをはせる朝でした。
【校長室より No.50】それぞれの夢へと・・・
本日、令和2年度 第40回の卒業式を無事に終えることができました。春を思わせる温かさなの中、多くの保護者の方々にご参列いただき、感染予防をしつつも、盛大に挙行できましたことに心より感謝申し上げます。人に温かく、優しい心を兼ね備えた116名の生徒は、それぞれの道へと羽ばたくこととなります。幸せな人生を歩んくれると信じ、職員一同、いつまでも見守っています。(写真は、校庭の桜のつぼみです。寒い冬を乗り越え、力強く膨らみ始めています。)
【校長室より No.49】9年間の感謝を込めて
いよいよ明日が卒業式。三年生にとって、今日が最後の給食となりました。教員にでもならない限り、生涯、給食を食べることはないことと思います。家族の方、給食センタ-の方などに感謝の気持ちをもって、最後の給食を口にしたことと思います。先日、三年生の生徒と給食担当の岩渕教諭、そして校長から、9年間の温かい給食に対して、給食センタ-にお礼の手紙を送りました。心も体も大きく成長できたのは、日々のおいしい給食のおかげでもあります。心から感謝いたします。
【校長室より No.48】生徒たちが教えてくれるもの
3月10日の卒業式に向けて、昼休みに歌の練習を行っています。コロナ感染予防ののため、例年同様の全校生徒による合唱は実施しませんが、音楽科を中心とした先生方のアイデアで、録画映像などと組み合わせて歌う予定で進めております。本日の昼休みは、初めて全校生徒で合わせる日でした。3年生は、教員の指示もない中でも、主体的に機材を準備し、整列を始めました。このような、「素直に感謝する心」「思いを行動にうつす力」は、大人になると薄れてしまうことがあります。きれいな心を持ち、清純な気持ちで行動する3年生は、私たち大人にも多くのことを教えてくれています。