校長室から
第2学期 始業式 式辞
43日間という夏休みが終了し、いよいよ今日から2学期がスタートします。この休み中、大きな事故等もなく、元気な皆さんと再会できたことを、大変嬉しく思います。
皆さんにとってこの夏休みは、部活動に、受験勉強に、そして一人一人の得意分野に打ち込んだ「熱い夏」になったことと思います。
式辞の前に、昨日9月1日は防災の日に制定されています。1923年(大正12年)の9月1日に関東を中心に大きな地震が発生し10万5千人の死者・行方不明者を出す、大惨事が起きた日です。この教訓を生かすため、これから多く発生する台風や地震等の自然災害に対する備えを考える日でもあります。現在、地震や台風など自然災害について、騒がれています。ぜひ、家族で災害発生時の避難場所や連絡手段等を確認し合ってみてください。
県総体陸上競技大会では、3年生1人、2年生2人、1年生1人、計4人の選手が芳賀地区代表として出場しました。また、野球部が県の少年野球大会に出場しました。
吹奏楽部は、県吹奏楽コンクールで、「金賞」まであと一歩でしたが、「銀賞」を受賞することができました。芳賀地区音楽祭では、更に演奏の質を上げて、中央祭を目指して頑張ってほしいと思います。
そして、福井県で行われた全国中学校陸上競技大会に石川ドリエンさんが出場しました。本人は、納得のいく結果ではなかったようですが、がんばっている姿を見ることができました。
さて、いよいよ今日から2学期です。2学期は3つある学期の中でも最も長く、気候的にも過ごしやすい秋が中心ですから、大きな成果が期待できる学期です。残暑が厳しい中ですが今週土曜日に迫った運動会、11月の桜町祭など大きな行事があります。また、郡市新人各種大会や芳賀地区音楽祭・芸術祭などもあります。チャンスを逃さず、自分を大きく伸ばしてほしいと思います。
3年生には、運動会や桜町祭で、まさに物部中の顔として中心となって活躍してくれることを期待しています。そして、何よりも来年に控えた受験に向けて確かな学力を身に付け、目標実現を自分自身の手でつかんでください。
2年生は、3年生のあとを受けて、中心となって活動していかなければなりません。そして、やがては生徒会をはじめ物部中の中心となって本校を背負って立つ必要があります。物部中のよき伝統を引き継ぎ、更に発展させる活躍を期待します。
1年生は、中学生としての土台を作り上げる大事な学期です。土台が小さいと小さい建物しか建ちません。土台が大きくしっかりしていれば、どんな大きな建物も建てることができます。先輩を見習いながら、その土台をしっかりとつくってください。
最後に、自己理解を今以上に深め、失敗を恐れず、何事にも挑戦する気持ちをもって学校生活を送り、自己を成長させていきましょう。