校長室から

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第2学期 終業式 式辞

 いよいよ、本日で2学期も終了です。一番長いこの2学期。学校行事、部活動の大会・コンクール、各種の作品展など、忙しい日々が続いたかと思います。そこで、学年ごとにこの2学期を振り返って見ます。

 まず1年生、中学校の運動会や桜町祭はどうでしたか。先輩たちの企画力・行動力に驚いた人もいたかと思います。しかし、頼りになる先輩たちも、いずれは卒業します。少しでも早く先輩たちに追いつき、追い越せるよう、その背中をしっかりと見つめ、努力してください。

 次に2年生、運動部は夏に3年生から部活動を引き継ぎ、各部とも暑い中、新人大会向けて練習に励んでいました。下級生を引っ張り、毎日の練習に励み、最後まで全力で試合をしていた姿は立派でした。吹奏楽部も桜町祭後、練習時間が少ない中でも、県南地区アンサンブルコンテストに向けて延長練習で励み、当日発表しました。
 生徒会役員選挙で令和7年度の新生徒会役員が決まりました。来年1月から動き始めます。現生徒会を手本に、令和7年4月から本格的にスタートができるよう準備をお願いします。
 また、来年2月には立志を迎えます。自分の夢や目標をもち、それに向かって一歩ずつ成長していくことを望みます。

 最後に3年生、皆さんには感謝の気持ちしかありません。運動会や桜町祭、その他の学校行事で、常に先頭に立って下級生を引っ張り成功に導いてくれました。まさに今年の生徒会年間テーマ「飛翔~仲間と共に明日へ~」を、行動で示してくれました。本当にありがとう。
 そして、いよいよ受験が間近に迫ってきました。この冬休みの1月5日から7日までと、3学期に入ってすぐに私立高校の受験があります。体調管理に十分留意し、私立高校受験者全員が「合格」できるよう、全力で学習に取り組んでほしいと思います。頑張ってください。

 いよいよ明日から冬休みに入ります。夏休みより休業期間は短いですが、夏休み以上に、この冬休みは大切な休みです。それは、皆さんも分かるように2024年から、2025年という新しい年を迎えることです。
 皆さん、2024年はどんな1年でしたか。ぜひ31日までに、この1年を振り返ってください。
 そして、2025年、皆さんはどんな年にしたいのか。
「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。「一日(いちじつ)の計は晨(あした)にあり、一年の計は春にあり、一生の計は勤にあり、一家の計は身にあり」という言葉から来ていると言われています。晨は、朝を、春は正月を表しています。初めに計画を立てることで日々の充実度が決まり、勤勉に働くことで一生が決まり、健康維持によって一家の行く末が決まるということだそうです。まず、年の初めに目標や計画を立ててみてください。

 インフルエンザの感染症が猛威を振るっている中、感染症対策をしっかり取り、時間を大切にして、自分自身としっかり向き合い、ひと回りもふた回りも成長した皆さんと、来年1月8日の始業式で再会できることを楽しみにしています。それでは、来る2025年の干支、巳年の令和7年が、皆さんにとってすばらしい年になることを祈念して、挨拶とします。どうぞ、よいお年をお迎えください。

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