校長室から

2024年9月の記事一覧

【校長室よりNo.140】子どもたちのために

9月21日(土)、小雨の降る中でしたが夏休みに実施できなかった奉仕作業にNFA(中村中父親の会)の方々がお集まり頂き、東側垣根の剪定とこれまでにため込んだ枝の片付けを行って下さいました。ご自身のチェーンソーやヘッジトリマを持参いただき、主体的に作業をして下さいました。下の写真は、ビフォア・アフターですが、見違えるほどきれいになりました。「子どもたちが少しでもいい環境で学校生活を送れるのならば。」との思いで参加して下さったお父様方。たったの1時間半の作業ではありましたが、共に作業を進める中で心が通い合っていくことを感じた時間でした。

【校長室よりNo.139】地球人という考え方

10月11日に、1年生を対象に、「世界に飛び立つ」という題名でお話をさせていただきました。(2・3年生は昨年度に実施しました。)小職が以前に文部科学省から派遣されていたマレーシア・クアラルンプール日本人学校とブラジル・サンパウロ日本人学校での体験に基づき、ナショナリズム(自国を大切にする考え)とグローバリズム(世界が一つであるという考え)についてお話ししました。1年の生徒たちは、本当に真剣に話を聞いてくれました。「諸外国との関係なしに生きていくことは不可能なので、他国の文化も受け入れ、助け合える地球になれればと思いました。」といった素晴らしい感想をたくさんの生徒が書いてくれました。未だに世界では紛争が絶えない現状において、「地球人という考え方」が浸透し、世界中の人々が仲良く平和に暮らせる世の中になることを切に願います。

【校長室よりNo.138】優しさに溢れた集団

本日より2年生が自然教育センターでの宿泊学習に入りました。自然教育センターの入り口には、スタッフの方が描いてくださった素敵なメッセージがありました。入所式も、2年生が整然と並ぶ中、実行委員の生徒たちの司会で立派なものでした。校長挨拶で、昨年の宿泊学習で感じたことをお話させていただきました。「昨年の二日目の夜、各クラスの出し物をしている時でした。様々な事情から、遅れて参加した生徒が後ろの方に座っていました。それに気づいた生徒たちは、すっと隣に座って話しかけ、出し物を応援していました。こんなにも優しい生徒たちと共に過ごしていることが嬉しくて、涙が溢れてきました。皆さんとは教師と生徒という関係ですが、同級生だったらまた違った幸せを感じられたと思っています。」とお伝えしました。活動の様子は、随時写真と共にアップされると思いますが、優しさに満ちた宿泊学習を過ごしてくれると信じています。

【校長室よりNo.137】子どもの目を輝かせる授業

中村中学校は、令和5年度・6年度にかけて真岡市指定学力向上推進研究校として、「自分伝え合う生徒の育成~多様な意見が適切な表現で飛び交う授業を目指して~」を目標に掲げ研究を進めております。教職員が体調不良で不在のため、小林教頭と添谷教務主任が理科の授業を担当しております。豊富な経験を生かし、生徒たちの目が輝く授業が行われておりました。身を乗り出すほど真剣な生徒たちの授業態度に感動を覚えました。

【校長室よりNo.136】子どもたちの笑顔のために

9月2日、令和6年度第二学期始業式でした。長かった夏休みが明けたことに加え、宿題のことや友人関係などで悩みや不安を抱えたまま、この二学期を迎えた生徒もいるはずです。そんな不安等を吹き飛ばしてあげようと、NFA(中村中学校父親の会)の方々のご厚意により、昼休みから5校時にかけて、全生徒にかき氷を配布いたしました。台風一過の晴天の下、生徒たちは満面の笑顔でかき氷を頬張っていました。NFAの方々も、「このような活動で生徒たちが笑顔になってくれるのなら本望です。」「是非とも、いつまでもこの活動を続けましょう。」と話して下さいました。