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2024年11月の記事一覧
【校長室よりNo.149】小学生が教えてくれたもの
11月28日、中村小学校の2年生の子どもたちが、校外学習で中村中学校に来てくれました。担当の先生と保護者の方々の見守りのもと、元気に来校してくれました。小林教頭が小学生からの質問を受けましたが、小学校2年生とは思えないほど、礼儀正しく、丁寧な字でメモをとっていたので驚きました。帰るときは、「中学校にくるまで待っててね。」という嬉しい言葉をかけていただき、2年生の子どもたちからの中学校で学ぶことへの大きな期待を感じました。純粋な心で人を信じ、自分自身の未来に大きな期待を抱く2年生の姿から、私たち大人が失ったかもしれない大切なことを教えていただいた気がしました。
【校長室よりNo.148 】進路に向けて全職員で
いよいよ3年生にとっては受験のシーズンとなりました。昨日は、私立高校出願にむけて、全職員で提出書類の確認を行いました。全職員で分担をして、全ての書類に間違えがないかをチェックします。勤務時間を大幅に超えての作業でしたが、生徒一人一人の進路の達成のため、全職員が集中して取り組みました。
【校長室よりNo.147】他喜力
11月20日の校長講話で『他喜力』という言葉をキーワードにお話しました。個性が尊重される時代になり、誰もが生きやすい時代になってきました。私の中学時代の男子は全員が坊主でしたから、個性の尊重とはほど遠い時代だったと言えるかもしれません。そういう意味からも素敵な時代になりつつあることを嬉しく思います。しかし、個性を尊重するということは、他人の個性も尊重するということであり、誰もが生きやすい世の中である必要があります。そのためも、『他喜力』他の人を喜ばせる力が重要であると伝えました。家族に対して、友達に対して、周囲の大人に対して。ほんのちょっとでも喜ばせることができたら、その喜びは輪となって、いずれは自分のところに戻ってくることと思います。したお写真は、職員トイレと玄関の花です。生徒の学習指導にためにおいで下さっている髙野先生が、年間を通してご自宅で育てた花を、校内の至る所に飾って下さっています。この花のおかげで、どれだけの人の心を和ませてくれていることでしょうか。髙野先生の『他喜力』を正面から受け止めて、その力をまた他の人の喜びに変えたいと思います。
【校長室よりNo.146】功績を称えて
11月19日、第71回真岡市教育祭が開催され、本校から4名の生徒が優良生徒として表彰されました。また、午後には第75回芳賀郡市教育祭が開催され、本校から1名の生徒が表彰されました。いずれの式典でも、学校生活・学業共に他の模範であることを称えた表彰であることが伝えられました。自分自身を律し、学業に励んだこれまでの取組が認められて受賞した5名の生徒に心からの敬意を表します。
【校長室よりNo.145】心の会話
9月から、日下田英彦先生が美術の授業を担当して下さっております。授業だけを担当する日下田先生ですが、長年の教育経験を生かし、生徒たちに寄り添い、いつも帰り際に中村中生徒のことを褒めて下さいます。絵画の作品制作においては、裏面に生徒一人一人へのアドバイスを描いて下さっております。そして、そのアドバイスに対して「ありがとうございます。」「アドバイスいただいたように、色を工夫してみます。」などといった『心の会話』をして下さっています。日下田先生は、生徒からの「ありがとう」の一言は、とても励みになりますとお話しされておられます。お互いの配慮が人間関係を温かいものにしてくれていることを嬉しく思います。
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