校長室より

校長室より

【校長室より No.57】期待膨らむ姿

4月7日、午前中に新任式と担任発表を終えた、新2・3年生は、明日の入学式の準備に取り組んでくれました。教師の指示なしで、自分たちの判断で式場の準備を黙々と進める3年生。ひたすらに新入生のために校内外をきれいにする2年生。そんな主体的に取り組む姿は、今年度の東中生徒たちのさらなる活躍と成長を期待させてくれるものでした。あまりの自主的な取り組みに、鳥肌が立ってしまった校長でした。

【校長室より No.56】新任式(先生方との新たな出会い)

4月7日、感染予防のため校庭で、ソーシャルディスタンスを取りながら新任式を行いました。今年度、新たに赴任した先生方は以下の通りですが、挨拶をする先生方も、生徒たちもちょっぴりよそ行きの表情で、思わず笑顔になってしまいました。

 小峰裕一 教頭先生 益子町教育委員会から
 斎藤慎一 先生   宇都宮東高校附属中学校から
 豊田昌子 先生   真岡中から
 上野健治 先生   真岡西中から
 上野 喬 先生   真岡中から
 津田純子 先生   久下田中から
 瀧川昌大 先生   新規採用
 櫻井悠希 先生   新規採用
 金子博揮 先生   新規採用
 髙橋麻衣 先生   真岡西中より
   初任者指導教員:大関信英先生・石河雅規先
 甫坂賀子スク-ルカウンセラ- 真岡中より
 ALT:キンバリ-先生
 

 

【校長室より No.55】ドキドキの学級発表

4月7日、8:30に、新たな学級が昇降口に掲載されました。早い時間から登校して、発表を待つ生徒の姿も見られました。クラス名簿が張り出された瞬間、歓喜の声とも思われる元気な声が東中にこだましました。新たな学級で、新たな友達とかけがえのない大切な時間を、温かい心で共有してくれると信じ、教職員は笑顔で見守っていました。

【校長室より No.54】令和3年度の始まりにあたって

4月1日、新たに14名の先生方をお迎えし、令和3年度の真岡東中学校が新体制でスタ-トしました。学校の向かうべき方向性については、若干の軌道修正こそあるものの、大きくは変えずに進めていこうと考えております。保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、昨年同様のご理解とご協力をお願いいたします。学校は、次の世代を担う子どもたちの生きる力の育成を目指し、全力を挙げて取り組んで参る所存です。どうぞよろしくお願いいたします。なお、今年度も本校HPの中での【校長室より】から、様々な情報を発信いたしますので、ご覧いただけると幸甚です。  真岡東中学校長 小林利之

【校長室より No.53】プラスの連鎖・一年間の感謝の気持ちを込めて

本日、無事に令和二年度の修了式を終えることができました。コロナ渦の中で行われた4月の始業式で生徒たちにお願いした3つのことが、実行できたか確認いたしました。「1.学校は学ぶところ。しっかりとした学力を身につけてほしい。」「体と心をしっかりと鍛えてほしい。」「すべての生徒がこの学校でよかったといえる学級・学年・学校にしてほしい。」という3つのお願いについて、一つ一つ確認しあいました。                       そして、最後に、【皆さんへの無償の愛で支える保護者】【みなさんを大切に思う教師】【皆さんの温かい心と頑張り】の3つが重なり合えば、プラスの連鎖が働き、必ずみんなが幸せになれる。自分一人ではないことを確認しました。             コロナ渦の中にありながらも、ご理解とご協力を賜りました保護者の皆様、地域の皆様に心から感謝しております。校庭の桜も3分咲きでしょうか。けがれない、美しい花を咲かせています。この桜の花のようにけがれない、純粋な東中の生徒とともに過ごした1年間を振り返り、すべての方、すべてのものに感謝したいと思います。

【校長室より No.52】いじめへの確固たる決意

3月17日、今年度最後の全校朝会は、今年度の朝会で話してきたことを総括して振り返りました。改めて、自分自身が生徒に伝えてきた内容を再確認すると、総じて「いじめ撲滅」だったように感じました。本校にも、いじめと思える事案はいくつか起きております。「いじめは絶対に許さない」と伝えてきたにもかかわらず、実際に起きていることを反省するとともに、生徒たちも重く受け止める必要があります。名古屋の事案が報道されていますが、いじめが起きた時、報復を恐れて対応しなければ、いじめが根本から解決することはありません。生徒たちには、いじめへの指導があり、もし報復されたとしたら、法に下に裁いてもらうことになる、と伝えました。大切な命さえも奪うことになりかねないいじめ。校長として、確固たる決意をもって対処いたします。

【校長室より No.51】景色・思い

昨日、春を思わせる暖かい日差しに包まれ、116名の3年生が真岡東中を卒業しました。たくさんの保護者の方々から、「とても温かい卒業式でした。ありがとうございました。」とうれしいお声をかけていただきました。今朝、いつも通り、立哨指導しながら登校する生徒を出迎えていると、「この時間に来るはずの生徒が来ないな?」と感じてしまいました。そうです。今日から、いつもの景色であった3年生は登校しないことに改めて気づくのです。卒業式の式辞でも述べましたように、心温かい3年生が与えてくれた安らぎに思いをはせる朝でした。

【校長室より No.50】それぞれの夢へと・・・

本日、令和2年度 第40回の卒業式を無事に終えることができました。春を思わせる温かさなの中、多くの保護者の方々にご参列いただき、感染予防をしつつも、盛大に挙行できましたことに心より感謝申し上げます。人に温かく、優しい心を兼ね備えた116名の生徒は、それぞれの道へと羽ばたくこととなります。幸せな人生を歩んくれると信じ、職員一同、いつまでも見守っています。(写真は、校庭の桜のつぼみです。寒い冬を乗り越え、力強く膨らみ始めています。)

【校長室より No.49】9年間の感謝を込めて

いよいよ明日が卒業式。三年生にとって、今日が最後の給食となりました。教員にでもならない限り、生涯、給食を食べることはないことと思います。家族の方、給食センタ-の方などに感謝の気持ちをもって、最後の給食を口にしたことと思います。先日、三年生の生徒と給食担当の岩渕教諭、そして校長から、9年間の温かい給食に対して、給食センタ-にお礼の手紙を送りました。心も体も大きく成長できたのは、日々のおいしい給食のおかげでもあります。心から感謝いたします。

【校長室より No.48】生徒たちが教えてくれるもの

3月10日の卒業式に向けて、昼休みに歌の練習を行っています。コロナ感染予防ののため、例年同様の全校生徒による合唱は実施しませんが、音楽科を中心とした先生方のアイデアで、録画映像などと組み合わせて歌う予定で進めております。本日の昼休みは、初めて全校生徒で合わせる日でした。3年生は、教員の指示もない中でも、主体的に機材を準備し、整列を始めました。このような、「素直に感謝する心」「思いを行動にうつす力」は、大人になると薄れてしまうことがあります。きれいな心を持ち、清純な気持ちで行動する3年生は、私たち大人にも多くのことを教えてくれています。

【校長室より No.47】立志式に思う

2月4日に、新型コロナウイルス感染予防を講じたうえで、立志式を挙行いたしました。保護者の皆様には、各家庭1名という制限をお願いすることになり、申し訳なく思っております。このような式における校長式辞は、あらかじめ原稿を用意して、それを読むのが通例です。今年度も同様の準備をしておりました。しかし、立志者の決意発表があまりにも素晴らしく、思わず用意された式辞原稿にアドリブを加えさせていただき、2年生の立派な決意発表に触れさせていただきました。14歳は子どもか?大人か?判断が難しいところではありますが、立志式の様子を見る限りでは、大人への階段を確実に上っていることを確信させてくれました。心身ともに立派に成長している2年生の姿をみて、これまでありったけの愛情を注いで育ててこられた保護者の皆様に心からの敬意を表するとともに、こんな素敵な生徒たちと学校生活を送れる自分自身がいかに幸せであるかを嚙み締めた立志式でした。

【校長室より No.46】コロナ渦の中の学校生活(安藤教諭の四コマ漫画)

本校には、様々な特技を持った教職員がおります。3年1組担任の安藤教諭は、「向日葵プラス」という題名の学級通信を発行しており、その中に、学級の何気ない様子を描いた、とても微笑ましい四コマ漫画が掲載されています。このコロナ渦の学校の様子を、【校長室より】の中で漫画で伝えたい旨を伝えたところ、早速、とても微笑ましくも現実である漫画を描いてきてくれました。学校が感染予防に取り組みつつも、温かな雰囲気であることをお判りいただけるかと思います。

【校長室より No.45】学びあい

1年生から3年生までのすべての教科の授業を参観していると、ほとんどの教科・授業で、「学びあい」活動が取り入れられています。例えば、練習問題などを解く際に、『早く終わった生徒が解けずに悩んでいる生徒に教える』『自分の解答と友達の解答とを比較し話し合う』などの取り組みが行われています。特に、人に教えるということは、自分の考えがしっかりと整理されていないと難しく、人に教えることで自分の知識を確認することができると言われています。写真は3年生の数学の授業ですが、主体的に学びあいが行われており、「わかったよ!」「ありがとう。」という声があちらこちらから聞こえていました。

【校長室より No.44】温かさに包まれて

2021年を迎えるにあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。本年も、本校教育へのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。1月8日、コロナ感染症の特定警戒が出されている中ではありましたが、第3学期の始業式を実施することができました。いつも通り?、ZOOM配信での始業式でしたが、生徒たちはいつものように、真剣に耳を傾けてくれていたようです。各学年ごとの合言葉を伝えた後、「こんなコロナ渦の中だからこそ、温かさに包まれた真岡東中にしましょう。友との、先生との出逢いに感謝する2021年にしましょう。」と話しました。様々な制限が加わる今こそ、互いの違いを認め合い、生徒も保護者の方々も、そして教員も安心して支えあえる、温かい東中になればと思います。始業式の後には、ア-ト文化部が作成してくれたシトラスリボンを各クラスで配布し、胸につけあっていました。

【校長室より No.43】思いやりの心を込めて~シトラスリボン~

本日の第2学期終業式に際して、ア-ト文化部の生徒たちが一生懸命に作成した全生徒分の「シトラスリボン」が、生徒会長に手渡されました。「このリボンをつけて、コロナに感染しても、みんなで温かく迎え入れることのできる温かい東中学校にしていきましょう。」とのメッセ-ジが贈られました。3学期から、東中学校のすべての生徒の胸にシトラスリボンがつけられることになります。教職員はもちろんのこと、保護者の皆様にも生徒たちと同じ気持ちで、コロナによる差別や偏見をなくしていければと願います。

【校長室より No.42】3年社会科特別講座「ハンセン病から人権を学ぶ」

12月18日の5校時に、社会科の特別講座として、「ハンセン病から人権を学ぶ」と題して、特別講座をZOOMで実施しました。私が、県教委に勤務していたとき、人権教育を担当しており、全国のハンセン病療養所を訪問した時の様子などから、同和問題を含む様々な人権問題について、生徒と一緒に考えました。講座の最後に、『違いを認められる力』『真実を見極める力』『人をいとおしむ力』を身につけて欲しいと伝えました。生徒たちは、真剣に話を聞き、少ない紙面にたくさんの思いを書き綴ってくれました。その一部を紹介します。「差別におびえながら生きていくのはつらいと思いました。」「様々な人権問題に関して、正確な知識を得て、優しい心で伝えていける大人になりたいです。」「差別のことを理解して行動しようとしても、実際の行動とは矛盾していることだけはないようにしていきたいです。」(下の詩は、私が実際にお会いした元ハンセン病患者さんが、下さった絵葉書に書かれていたものです。)

【校長室より No.41】認めることで育てる

真岡東中の教室や廊下には、生徒の頑張りを認めたり、友達同士で認め合う掲示物で溢れています。教育には、「叱咤」も時には必要です。しかし、誰もが「認められた時」はエネルギ-がみなぎるものです。そんな取り組みの一部を紹介します。

 

国語の週末課題の提出に対して、国語担当教員がクラスに配布・掲示しています。

養護教諭と保健委員会が協力して、毎月の衛生検査の結果を表彰しています。

自分なりの工夫をして自主学習に取り組んでいる生徒のノートのコピ-を掲示し、働きかけをしています。

字が小さくて読めないかと思いますが、学校行事に際して、友達の頑張りへの感謝の言葉などが廊下中に掲示してあります。

【校長室より No.40】学校公開日

11月20日、本校にとって初めての学校公開日でした。今年度は、授業参観もなく、保護者の皆様にお子様の授業の様子をご覧いただく機会もなかったわけですが、本日は、多くの保護者の皆様にご来校いただき、普段の授業の様子をご覧いただきました。ご来校下さった保護者の方からは、「授業参観と違って、空いた時間に参観できるので、とてもありがたい。」「参観したい教科の授業を選ぶことができてよかった。」などのお声をいただきました。次回の学校公開日は、2月を予定しておりましたが、好評であったことを受け、12月または1月の公開日を検討いたします。決定しましたら、追ってご連絡いたします。

【校長室より No.39】心の栄養:読書のすすめ

 学校だより.10月号の【子育て談話室】でもお知らせしましたが、中高生の本離れが加速しております。読書は、語彙力を増やしてくれるだけでなく、本に登場する様々な人物を想像することにより、豊かな感受性が身につくことも期待できます。11月18日の学校朝会では、校長講話ではなく、『ビブリオバトル』を実施しました。その様子は、HPのトップ画面からご覧になれます。本日の昼休み、早速図書室を訪れ、ビブリオバトルで紹介した本を探す生徒の姿を見ることができました。また、11月から、各学年で朝の読み聞かせを実施しております。本校の保護者を含めた地域の方々が、選りすぐりの一冊を、心を込めて音読して下さっております。                                   保護者の皆様もお忙しい日々をお過ごしのことと思いますが、週末の夕方、「家族の読書タイム」を少しの時間でも設定されてみてはいかがでしょうか。

【校長室より No.38】苦渋の決断

いよいよ明日がひがし野祭です。生徒たちは、感染予防のため、様々な制限が加わった中でしたが、生徒会を中心に、各クラスが工夫しながら合唱の練習をしてきました。「東中の合唱は素晴らしい」と聞いてはいましたが、ここまでとは思いませんでした。どの学年・クラスとも、素晴らしい仕上がりのようです。ですから、是非とも保護者の皆様にお子様の頑張る様子・成長した姿をご覧いただきたいと、直前まで検討して参りました。しかし、結論として、生徒の安全を第一番に考え、お知らせしました通り、保護者の皆様への公開をせずに開催いたします。保護者の方々の思いを理解した上での苦渋の決断であることをご理解いただければ幸甚です。なお、明日の様子は、極力、タイムリ-にHPにアップいたしますので、どうぞご覧いただければと思います。