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校長室より

紫陽花の花に思う

週末には梅雨入りも予想されていますが、紫陽花(アジサイ)の花が美しい季節となりました。
先日も校長室に紫陽花を飾っていただき、気分良く毎日を過ごしています。
「念ずれば花ひらく」で有名な詩人・坂村真民さんの「あじさいの花」という詩を紹介します。

まるくまるく
形のよいものになろうとする
やさしい心の
あじさいの花
きのうよりもきょうと
新しい色になろうとする
雨の日の
あじさいの花

紫陽花の花のように、西中の生徒もやさしい心で「まるくまるく」まとまって、昨日よりも今日、今日よりも明日と「新しい自分の色」「新しい西中の色」を見つけてほしいと思います。

 

成長へのステップ

先週、5月29日(土)に「西輝が丘スポーツフェスティバル(SF)」を実施しました。
昨年度は、生徒会行事として形を変えて9月に実施しましたが、今年度は、生徒の健康・安全を最優先しつつも、感染症対策に万全を期した上で、例年通りの時期に行いました。
また、人数制限付きではありましたが、2年ぶりに保護者の皆様にも御観覧いただくことができました。

制約が多い中でのSFでしたが、生徒たちはすべての演技に一切手を抜くことなく全力で取り組みました。
スローガンの「仲間とともに限界突破」が体現されており、そこには多くの喜びや感動がありました。
まさに、生徒一人一人が主役のSFであり、それぞれの個性がいかんなく発揮されていました。

コロナ禍の中で学校行事を実施することは容易ではありませんが、改めてSFを実施してみて、学校行事の重要性を再認識しました。
発展途上にある生徒たちは、それぞれの学校行事を節目として階段を1段上がるように成長していきます。
勝利を目指して奮闘すること、新しい役割に挑戦すること、係の仕事を責任をもって行うこと、喜びを分かち合うこと、涙する友人を慰めること、声を枯らして応援することなど、様々な経験が人を成長させます。

真岡西中学校はこれからも学校行事に力を入れて取り組んで参ります。
当日、応援に駆けつけてくれた保護者の皆様、検温や撮影等をお手伝いいただいたPTA役員や係の皆様、本当にありがとうございました。

雲の切れ間から

一昨日、皆既月食の御案内をさせていただきましたが、栃木県からは雲が厚くほとんど観察できませんでした。
しかし、1時間半粘っていたら、雲の切れ間から一瞬だけ部分食を見ることができました。
次回こそは、皆既食の赤銅色の月を見たいものです。

3年ぶりの皆既月食

あす26日(水)は、今年最も大きな満月(地球に最も近い満月)「スーパームーン」です。そして、夕方から夜にかけて皆既月食が起こります。日本国内で皆既月食が見られるのは、2018年7月28日以来、約3年ぶり。スーパームーンが皆既月食となるのは、次回は2033年10月8日です。

せっかくの機会ですでの、御家族で観察してみてはいかがでしょうか。
月は18時44分ごろから欠け始め、皆既食の始まりは20時9分頃、食の最大は20時18分頃、皆既食の終わりは20時28分頃、欠けた部分が小さくなっていって、部分食が終わるのは21時52分頃です。皆既食の始まりから終わりまでの時間が短いので、見逃さないようにしてください。

月食が起きる理由は、以下の図のように、太陽・地球・月が一直線上に並ぶからです。月が地球の影に隠れることを月食と言い、月全体が完全に影に隠れると皆既月食と言います。(画像は、国立天文台HPからお借りしています。)
皆既月食となった月は、「赤銅色(しゃくどういろ)」と呼ばれる、赤黒い色に見えます。これは、太陽光が大気の中を通過する際、波長の長い赤い光は散乱されにくく、大気を通過してその一部が月に届き、赤銅色に見えるのです。


躍動、西中生! 1年ぶりの公式戦で健闘光る。

先週5月14日(金)から16日(日)までの期間に、郡市春季各種大会が開催されました。
1年ぶりの公式戦ということで、生徒たちはとても楽しみにしていました。

校長として、すべての競技を参観しましたが、選手たちは勝利を目指して、全力でプレーしていました。
勝敗いかんにかかわらず、最後まであきらめない懸命な姿に感動しました。
正に、今年度新たに定めたスローガン、「挑戦 ~夢を志しに~」を体現していたと思います。

優勝したバスケットボール部をはじめ、複数の部活動が上位入賞を果たし、県大会に駒を進めました。
県大会での活躍を大いに期待するとともに、目標に届かなかった部活動の捲土重来を信じています。

がんばれ、西中生!