校長室から

校長室から

11月朝会 表彰・講話

表彰を行いました。県新人陸上競技大会、芳賀教育美術展、芳賀地区英語
スピーチコンテスト、芳賀地区駅伝競走大会の賞状を授与しました。
 
       県新人陸上競技大会表彰       芳賀教育美術展表彰
 
芳賀地区英語スピーチコンテスト表彰  芳賀地区駅伝競走大会表彰

 今月は、2年生マイ・チャレンジ、3年生進路決定の時期ということで、
「夢を育む」と題して、「進路」「生き方」について話をしました。
日本人の平均寿命はどんどん延びていて、今の人の平均寿命は80歳代
ですが、40歳くらいの人の平均寿命は90歳代、中学生くらいの人の
平均寿命は100歳以上になると言っている学者もいます。人生はとて
も長くなるということですから、どんな職業に就くかは人生がよいもの
になるかどうかに大きく影響します。長い人生を生き抜くためにも、一
生に一度の人生を伸び伸びと生きると共に、たくましさを身に付け自ら
進んで社会のことを考え、多様な人と協働して問題を解決していく力を
身に付けてほしいと思います。そのために、人生の目標、志をもってほ
しい。
 4月の質問紙調査では、
「将来の夢や目標をもっていますか?」
  3年-物部中:87.1% 栃木県:75.2% 全国:70.5%
  2年-物部中:61.9% 真岡市:70.4% 栃木県:74.4%
  1年-物部中:91.7% 真岡市:87.8% 全国:83.7%
 ニューヨークヤンキース田中将大選手の高校選択理由を紹介、
 精神的に弱くて負けた中学時代、「自分を一番伸ばしてくれる高校」と思い、駒澤大学附属苫小牧高校を選んだ。普通の中学生は、甲子園に行ける学校と考えるが、田中選手は違っていた。自分をよく知っていたからでしょう。
 元広島カープ 鉄人と言われた衣笠祥雄選手のプロ球団選択理由を紹介、ドラフトがなかったので、「いろいろな球団のキャッチャーを調べ、一番弱いキャッチャーのいる広島を選んだ」と講演会で話をしていました。自分を生かせる場を真剣に考え選択。
 サッカー日本代表 イタリア セリエA インテレ・ミラノ 長友佑都選手の中学校時代の恩師が語った新聞記事を紹介、「『努力』の土台は中学時代にできたと自負している」  中学校3年間は自分の土台をつくる時期である。
自分の人生を決める貴重な3年間。
 万象具徳・・・二宮尊徳先生の教え  「どんなひとにも よさがある」
        (一部抜粋)       「もののとりえを ひきだそう」
                   「ひとのとりえを そだてよう」
                   「自分のとりえを ささげよう」
 夢をつかむためのポイント3
  1.目標をもってコツコツ努力できること〈積小為大〉
  2.自分のよさをみつけられること〈分度〉➔たくさんの人とかかわ
              り、授業・部活動・行事に真剣に取り組むこと
  3.世の中に貢献すること〈推譲〉
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10月朝会(校長講話・表彰)

今回は「睡眠と朝食」について話をしました。

  4月の各種テストの質問紙調査の結果より
 「朝食を毎日食べていますか。」の肯定回答の割合
  3年:物部中87.1% 栃木県94.0% 全  国83.2%
  2年:物部中90.5% 真岡市91.1% 栃木県93.5%
  1年:物部中100%  真岡市95.1% 全  国94.9%
 ※「朝食を食べないときがある生徒」は、3年:4人 2年:4人 1年:0人
   9月実施の「睡眠・朝食調査票」では、3年:7人 2年:5人 1年:4人
  と増えていました。

 「毎日、同じくらいの時刻に寝ていますか」の肯定回答割合
  3年:物部中67.7% 栃木県77.3% 全  国75.6%
  2年:物部中52.4% 真岡市77.8% 栃木県75.6%
  1年:物部中63.9% 真岡市60.0% 全  国57.7%
   ※7月実施の「家庭学習についての保護者アンケート」の結果
   「お子さんに早寝・早起き・朝ご飯を実行させていますか(「自分ででき
   ている」を含む)」の肯定回答割合は、
    3年:78.1%(32人中25人)
    2年:82.1%(39人中32人)
    1年:77.5%(40人中31人)

      『朝食・睡眠に課題あり』と考えられる。
 
「平日、テレビ・DVD・ビデオを一日2時間以上」の回答割合
  3年:物部中45.2% 栃木県48.4% 全  国49.1%
  2年:物部中42.9% 栃木県50.5%
  1年:物部中52.3% 真岡市46.3% 全  国44.8%
   ※3時間以上の割合(人数)
    3年:22.6%(7人) 2年:26.2%(11人) 
    1年:22.2%(8人)
 「平日、テレビゲーム(コンピュータゲーム・携帯式ゲーム等)一日
 2時間以上」の肯定回答割合
  3年:物部中42.0% 栃木県33.7% 全  国:37.6%
  2年:物部中35.7% 栃木県35.7%
  1年:物部中13.9% 真岡市23.7% 全   国:21.9%
  「睡眠・朝食調査票」では、「朝すっきり」と感じる生徒は少数でした。
     『午前中の不快感(朝すっきりしない)の原因は睡眠不足にあり』
   
年々改良(悪)され、おもしろくなっているので、親子で制限の約束が
   必要
です。

  2時間以上ゲームやネットをやっている人は「ゲーム依存症」とか「イン
  ターネット依存症」(やらないといられない症状)となっています。中高
  生に多く、大きな問題となっています。中学生になってスマホを買ってか
  ら急に成績が落ちたという生徒がたくさんいます。このことは小学生のう
  ちに何とかしなければと言われています。4月の3年生の生徒質問紙によ
  る調査では
  「携帯電話・スマートフォンを持っていない生徒」の割合は約20%、6
  人でした。栃木県では約30% 全国では約20%でした。
   午前10時から11時に眠くなる、あくびをしている場合には睡眠が足
  りていません。
   それでは中学生は何時間寝ればよいか。ある研究グループの発表では、
  中学生は8時間と言っています。ぎりぎり短くても7時間です。
   睡眠を科学すると、子どもの睡眠は、深くかつ長いことが特徴です。浅
  いレム睡眠によって 脳を発達させ、深いノンレム睡眠によって、成長ホル
  モン(メラトニン)がでて、体を成長させます。このレム睡眠とノンレム
  睡眠が約90分間あり、繰り返します。つまり、9時間寝る人 は、このく
  り返しが3時間で2回だから6回繰り返されます。成長ホルモンの分泌量
  が減ってしまうと、体の発育に支障がでるだけでなく、我慢ができなくな
  ったり、イライラしたりして、切れやすい子になってしまうと言われてい
  ます。また、記憶力、思考力も減退して、授業中あたまにはいってこない
  し、成績も落ちてしまう可能性があります。
   朝、家の人に起こしてもらう習慣が付いている人が多くいます。自分で
  何でもやる主体性 が身に付かなくなります。
  「睡眠・朝食調査票」は、2週間、自分の睡眠時間、朝食、起床、朝すっ
  きりしているかどうかについて、自分を振り返ってもらいたく、記入して
  もらいました。自分のことが分かったでしょうか。

  「睡眠・朝食調査票」からの良い点は、
  ・7時間以上の睡眠、毎日朝食をとっている生徒が多くいました。
  ・振り返りをみると、睡眠時間の大切さについて前向きに考えている生徒
   が多くいました。   
  改善しなければならない点は、
  ・少数ですが、1週間の中で睡眠時間がばらばらだったり、極端に睡眠時
   間が少ない日があって、3~4時間しか寝ていない生徒もいました。
   0時間という日がある生徒もいました。
 睡眠時間と自尊感情にも関係があり、『自分を大切に思っている人は睡眠
時間も長い』結果になっています。

  たくさんの人が表彰されました。
    
 吹奏楽部・合唱部 銀賞   芳賀芸術祭 入選・佳作   

          
  郡市新人剣道大会 3位     800m・1500m 1位              






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朝会の校長講話より

  9月の校長講話は「自己肯定感を高めよう」というテーマで話をしました。
   自己肯定感とは、「自分は生きる価値がある、誰かに必要とされている」と
 いう、自らの価値や存在意義を肯定できる感情のことをいう。前向きな感情と
 もいえる。
  なぜ「自己肯定感」が大切なのか? 自己肯定感が高い子どもは、自分に
 自信があり、何事にも挑戦していく強い心をもっているから大切です。
  いろいろな調査で、日本の若者の自己肯定感は低いという結果が出てい
 ます。日本は、国際比較をしても、数学や理科の学力は世界でも上位になっ
 ていますが、学んだことを社会で生かすための土台になる「自己肯定感」は
 世界の中でも下位の方です。
  本校の実態調査の結果より(真岡市総合学力調査〈1年〉とちぎっ子学力
 学習状況調査〈2年〉全国学力・学習状況調査〈3年〉の生徒質問紙より)
  【1年】「自分には、先生や友だちからほめられるような得意なことがある。」
   本校:77.8%  全国:75.5%  真岡市:74.3%
    *全国、栃木県と同程度 
  【2年】「自分はクラスの人の役に立っていると思う。」
    本校:33.3%  栃木県:55.0%  
      「自分には、よいところがあると思う。」
    本校:47.5%  栃木県:71.1%
      「自分の行動や発言に自信をもっている。」
    本校:28.6%  栃木県:51.3%
     *栃木県と比べて低い
      2年生は教科の得点は県や全国の点数を大きく上回ります。
      だから、自己肯定感が、高まればもっと大きく上がります。
  【3年】「自分には、よいところがあると思う。」
    本校:80.6%  全国:70.7%  栃木県:74.7%
     *全国や栃木県と比べてとても高い
      だから、行事等で3年生が下級生をひっぱて、生き生きとした
      活動になっていると思います。
  自己肯定感を高める方法は、
   ① 将来の夢をもつ。
     ・夢に向かって進むことで、周りの目が気にならなくなる。
     ・夢をもつことで、自分の基準で行動できるようになる。
   ② 自分をほめる。
     ・完璧主義を避け、よく頑張っている自分をほめる。
   ③ 分かち合える仲間を見つけ大切にする。
     ・自分のことを認めてくれる仲間がいれば安心する。
   ④ 成功体験を重ねる。
     ・些細なことでもよいから、成功体験を繰り返す。
     ・成功したときに、思いっきり自分をほめるようにする。
  運動会に続いて、10月の文化祭(桜町祭)でも自己肯定感が
 高められる行事にしたい。主体的に取り組んで、みんなのために
 活動し、一人一人のよいところをみせてほしい。また、友だち同士
 よいところを認め合ってほしい。君たちがもっている表現力の豊か
 さを披露してください。

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2学期始業式の校長式辞より

  夏休み中、大きな事故もなく安全に生活できたことを嬉しく思います。
  夏休みに入ってすぐの総合体育大会では、「県大会出場」や「勝利す
る」という目標は達成できなかった部が多かったですが、大切なことは部
活動の目的が達成できたかどうかです。部員間の人間関係を通して人
間性を高めること、学校生活を充実させること、将来に向けてスポーツを
愛する土台をつくることなどは、君たちの部活動に取り組む姿勢から十
分達成できたと思います。この部活動の経験を、3年生は進路実現の過
程において、1,2年生は新チームづくりや学級づくりの過程において活
かしてください。試合の負けは人としての負けではありません。私は準優
勝が一番よいと思っています。負ける経験を知っている人は人の痛みが
わかり、そこから立ち上がる生き方ができるからです。昔、甲子園3連覇
を目前にして達成できなかった、四国の池田高校という学校がありまし
た。この学校の蔦監督さんは、「この子たちにとって負けたことはよかっ
た」と言いました。勝つ経験しか知らないで終わってしまったら、人生にと
ってマイナスと考えたそうです。昨日のワールドカップ予選、対オーストラ
リア戦で得点に絡んだ、長友選手は、前回のワールドカップブラジル大会
で全敗し、これで引退も考えていたそうです。しかし、これでは終われない
と4年後をめざしたそうです。また、点を取った浅野選手、井手口選手はリ
オデジャネイロ五輪の1次予選敗退を経験しているそうです。負けの経験
が今に生きていると言うことです。
  さて、2学期は、運動会、文化祭、2つの大きな行事があります。行事で
自分のよさを発揮し、覇気のあるところをみせてください。主体性、自分か
ら進んで取り組む姿勢、創造力、人を感動させる企画力、協調性、みんな
と協力して集団のために尽くせること、このような力をつけ、自分を成長さ
せてください。
  そこで、校訓の「分度」「推譲」を確認します。
 1つめの「分度」は見通しを立てて計画的に行うことです。行事を成功させ
るためには用意周到な準備が大切です。自分たちでこのような運動会、文
化祭にしたいという構想をもって取り組んでください。
  2つめの「推譲」は人のために自分の力を尽くすことです。行事を成功さ
せるためには、人を喜ばして上げよう、人と共に喜び合おうという、尽くす
心が大切です。
  2学期は、「分度」「推譲」を心にとどめ、みんなで頑張っていきましょう。

 

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とちぎっ子学力アッププロジェクト第2回訪問

夏季休業の最終日に、とちぎっ子学力アッププロジェクトに係わる
事業として、学力向上専門員の先生に来ていただき、第2回研修
会を実施しました。8/1には、真岡市総合学力調査(1年)、とち
ぎっ子学力学習状況調査(2年)、全国学力・学習状況調査(3年)
の結果から、正答率の低い問題をピックアップしました。今回は、
それをもとに、各教科としての課題、学校としての課題を見いだ
し、学力向上改善プランの検討を行いました。専門員の先生から
は、本校の学習状況について指摘をいただき、今後の取組につい
ての方向性が明らかになりました。


   正答率の低い問題の授業を振り返り、改善策を検討


        社会科の分析と改善策を発表
10月と12月に、今回見いだした課題を解明するための授業研究
会を実施します。
全職員が、「生徒のため」「チーム物部」の合い言葉のもと、熱心に
議論をしていました。この成果を2学期以降に出したいと思います。
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2学期のスタート前に

7月実施の保護者アンケート・生徒アンケートの中から
  ※肯定回答の割合:「よくあてはまる」「ややあてはまる」の合計の割合
  保護者  「子どもは、学校や学級に行くのを楽しみにしている」 
                                                                                          91.6% (昨年12月との比-2.1)
  生 徒   「学校や学級に行くのが楽しい」              
                                                                                         84.4%  (昨年12月との比-8.2)
昨年度と比較して下がっています。今年度の目標として、「自己肯定感を高め、
覇気のある生徒」を掲げ、このような数字になってしまったことに責任を感じて
おります。2学期は大きな行事があります。行事を通して、教師と生徒の距離を
縮め、『楽しく、高め合う学校づくり』に尽力していきます。報道されているよ
うに、9月1日は全国で子どもの自殺が多い日になっています。新学期を間近に
控え、子どもたちに不安等が出てくることが原因のようです。真岡市教育委員会
の一斉メールにもあったように、相談したいことがある場合には、小さなことと
は思わずに、遠慮なく担任、学年主任、部活動顧問、話しやすい先生、管理職に
話をしてください。


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芳賀地区少年の主張大会を見てきました

8月24日、真岡市青年女性会館において、第40回芳賀地区
少年の主張大会が行われました。本校からは、3年生の松本さ
んが出場し、「先入観を持たずに」という題で、人とのつきあ
い方について、中学生らしい感性での発表がありました。とて
も堂々と自分の考えを発表し、優秀賞になりました。
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学力向上を目指して〈校内研修の充実〉

4月に実施した、「真岡市総合学力調査」(1年)「とちぎっ子学力学習状況調査」
(2年)「全国学力・学習状況調査」(3年)のそれぞれの結果を分析し、本校の課題
を見いだしました。8月31日には、学力向上専門委員の先生に来て頂き、課題
克服のための授業改善について話し合い、2学期の授業から実践していこうと考
えています。
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高田待ちで尊徳太鼓披露〈地域とともにある学校〉

8月1日(火)、高田山専修寺にて、「高田待ち」(祭り)がありました。そこで、本校の
生徒が、伝統芸能「尊徳太鼓」を、午後6時半からと7時半の2回披露しました。
地域の方からたくさんの拍手を頂き、生徒たちは満面の笑顔になっていました。
これからも、地域に貢献し、地域の良さを感じさせたいと思います。


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終業式の話より


  7/20(木)終業式を行いました。校長の話を紹介します。
  1学期を振り返ってみると、入学式、ういういしい1年生が入学してきました。
2,3年生の温かさ、1年生の意欲を感じました。部活動紹介、生徒総会、選手
壮行会、生徒会本部の人たちが、校訓の「至誠」(誠意をもってことにあたる)
を示し、活気のある行事にしてくれました。修学旅行、3年生が「時を守り 場
を清め 礼を正す」の模範を示し、添乗員さん、宿泊先の方から、お褒めの言葉を
いただきました。創立記念行事のドッジボール大会では、物中の家族的な雰囲気
がみられ、全員の力で盛り上がりました。2回の定期テスト、校訓の「分度」(見通し
をたてて計画的に行う)を示し、「積小為大」の精神で全力を出し切りました。平均
点の合計は各学年とも上場でしたが、さらに上を目指して頑張りましょう。部活動
の春季大会、各選手が強い相手に果敢に挑み、最後まであきらめない姿勢を見
せてくれました。生き方講話、講師の先生から、様々な人と関わり、考えを深める
こと、目的をもって取り組むことの大切さを学びました。君たちにとって大切な時間
を有意義に過ごすことができた1学期でした。
  夏休みのキーワードを2つ贈ります。
1つめは「できる」です。夏休み中、何か1つでいいから、目標をつくり、達成させて
ください。例を挙げると、夏休み中に、「鉄棒の逆上がりをできるようにする」という
目標をたてた子がいました。新学期が始まって、みんなの前で逆上がりをやってほ
められました。すると、1つの自信が他のことにもよい影響を及ぼし、いろいろなこと
でうまくいくようになりました。努力して達成したことは、きちんとした根拠(理由)があ
るので、その人を成長させます。物事をやっているのは人間で、人は感情で動いて
いるので、心のありさまはとても大きく影響します。
2つめは「命」です。今年の3月、大田原高校山岳部の生徒7名と顧問教師1名が、
雪崩事故で亡くなりました。自然災害は怖いものです。一昨年、夏休みに入って
すぐの7月23日に、日光市でスケートボードで道路に飛び出し、車にはねられ死
亡しています。将来に夢を抱いていた若い命が、一瞬のうちに断ち切られることに
なったのです。夏休み中、十分注意を払って事故に遭わないようにしてください。
  夏休みは、この2つのキーワードを心に刻んで過ごしてください。
  9月1日、ひとまわり大きく成長しみなさんに会えることを願っています、
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通信陸上競技大会に行ってきました

  7月8、9日(土、日)、栃木県総合運動公園陸上競技場で通信陸上競技大会が行われ、本校からは、共通女子1500M、共通女子800M、1年男子1500Mに出場しました。見事に、共通女子1500Mでは、全国大会参加標準記録を破り、全国大会出場を決めました。
 
 共通女子1500M第4位
1年男子1500Mでは第4位となり、表彰されました。
 
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7/5(水)全校朝会 校長講話

 
  バレーボール部近県大会表彰          校長講話
  7月5日(水)、1学期最後の朝会を行いました。
  校長講話から

「最後の夏 必勝法」~部活動に思う~
  校訓の「勤労」(自分の努力でものごとを切り拓くこと)をねらい
に、3年生最後の夏に向けて、モチベーションを高めることについて、
話をしました。
『なぜ部活動をするのか?』
部活動の目標(勝つこと、賞を取ること、うまくなることなど)は人そ
れぞれで、変わってもよいが、目的は同じです。
 『人間性を高めること、スポーツ・文化を通して学校生活を豊かにす
ること、スポーツ・文化を生涯にわたって親しむ心を育むこと』です。
スポーツをする理由を明確にすることが大切です。モチベーションがそ
の人の技術を上げ、上達の近道になる。初心を取り戻して、自分がスポ
ーツをする理由を思い出し、モチベーションが回復した例が数多く報告
されています。
  次に、私の部活動体験を話しました。中学校・高校時代は、先輩から
のいじめ、指導者からの体罰、本当に好きで始めた野球でしたが、野球
から逃げることばかり考えるようになってしまいました。従って、大会
では大失敗もし、よい思い出をつくることはできませんでした。学校の
先生になって、指導者として、子どもたちに野球の楽しさ、すばらしさ、
奥深さを知らせ、高校野球に繋がる指導をしたいと思うようになりまし
た。中学校の野球を20年以上してきて思ったことは人間力を鍛えるこ
とが勝利であるということです。その人の日常生活がプレーや演奏に現
れるということです。堅実なプレーは、日常の凡事(靴をそろえる、
あいさつする、気配りする、思いやる・・・・)を徹底することから生
まれるのです。  
  

   花を支える枝     結果を支える技
   枝を支える幹     技を支える体
   幹を支える根     体を支える心
   根はみえねんだなあ  心はみえねんだなあ
        みつを

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「生き方講話」への思い

  
   音楽         保健体育          社会
  たくさんの保護者の方に授業を参観していただき、ありがとうござい
ました。学校評価(ねらい:学校のめざしている目標の達成状況や
達成に向けた取組について評価すること、その評価結果を公表し、説明
責任を果たすこと、保護者、地域住民から理解と参画を得て、連携協力
によって学校を運営すること)のためにも、学校の様子を是非見ていただ
きたいと思っています。学力向上には、保護者の方が学校を知り、協力
・連携していくことが必要です。これからの子どもたちに求められてい
る能力の1つに課題発見・課題解決能力があります。上の写真の体育の
授業(バレーボール)では、映像で自分の動きを確認し、グループで問題
点の克服を話し合っています。このように、協働して、多様な考えに気
づき、自分の考えを深めていく中で、課題を解決していく能力を身に付
ける授業が展開されています。昔のような、知識を詰め込む授業だけで
は、これからの社会では生かせる能力にはなりません。知識はスマフォ
で検索すればすむ時代です。
  
     サトーカメラの専務さん                 考えることの大切さを伝える            真剣なまなざしで聞く生徒

    私は、今年の2月、次期学習指導要領は何をねらいとしているの
か、カリキュラムマネージメントで、学校は、教師は、何をしたらよ
いのかを学ぶために、「第21回教育シンポジウムin東京」に参加し
ました。サトーカメラ代表取締役専務の佐藤勝人 氏が記念講演の講
師でした。佐藤氏は、23歳で家業のカメラ店をチェーン化し、社員
ゼロから兄弟でスターしました。次期学習指導要領がめざしている教
育をいち早く実践し、従業員(アソシエイト)150名を育成しながら、
栃木県内18店舗まで「サトカメ」を拡大しました。販売シェア17
年間栃木No.1を達成させた若き経営者です。2000年からは経営コ
ンサルタントの仕事も始め、今では、外国まで指導に行って、中から
会社を建て直す手伝いをしているそうです。
    佐藤氏の話を聞いて、中学校に赴任したならば、生徒、保護者、そ
して先生方にぜひ聞かせたい、と思っていて、今回、実現したことに
感謝しています。これもひとえに、講演料なしで来ていただくという、
佐藤氏のおかげでした。東京と本校での話を簡潔にまとめ、紹介しま
す。

  佐藤氏は中学生で挫折し、ほとんど勉強せず、その結果、不安で不
安で仕方がない毎日だったそうです。人生の目的が24歳で初めて見
え、周りに尊敬できる大人がいなかったから、自分が尊敬される大人
になろう、人に影響を与える人間になろうと決めたそうです。人生の
「目標」は、あれが欲しい、こうなりたいなど常にあるが、目標は夢
と同じでかなわないことが多いし、ころころ変わる。ところが、目的
をみずに目標ばかり見ているから、人の足を引っ張ってまでも自分の
夢を達成しようとする。頭のよい子はだいたい「目標」だけ、できな
い子はそれすらもっていない。だから、「目標」は達成しなくてもい
い。「目的」は何か、それが大切だ、と語っていました。
  カメラ業界の売上高は、2000年をピークに、今は14分の1ま
で落ち込んでます。当時、佐藤氏は、デジカメが拡大してフィルムは
なくなってしまうだろうと思っていたそうです。しかし、大手の社長
は、140年続くフィルムの歴史と伝統が消えるはずはないと言って
いました。しかし、実際に、毎年、2割、3割と売り上げは落ちて、
さすがに気づいたそうです。大手の言うことを聞いていたらダメにな
る。もう信じない。そこで佐藤氏は、フィルムを買ってカメラを買っ
てフィルムを現像するという業界のビジネスモデルに見切りを付け、
自分たちで自立していくことを決意したそうです。それが2003年、
30代半ばだったそうです。
    これまでの「目標達成すればいい、売り上げ第一だ」という考え
を捨て、地域の人々の「思い出をキレイに一生残すために」を会社の
コンセプトにしたそうです。(これが目標より目的が大切ということ
でしょう。)その思いを18店舗を回って150人一人一人に伝えた
そうです。その結果、栃木県は全国平均の3~4倍
もカメラ、レンズ、写真が売れている県なったそうです。
  よく聞かれるそうです。「どういう教育をすれば、こんなに社員
さんが元気に生き生き働けるんですか?」 佐藤氏は誉めて育てるこ
とはしない」、そうすると上司に誉めてもらいたいから仕事をすると
なる。「お客さんに誉めてもらいなさい。」「感謝される人になろう。
ありがとうと言われる人になろう」と言っているそうです。そうした
ところ、従業員からいろいろな考え、案が出てきたそうです。つまり、
知恵、考える力が出てきたということです。これからの時代、人工知能
に勝つために、会社では十数年前から、課題解決提案型という商売の仕
方をしているそうです。問題にすら気づいていない人(つまり、思い出
をキレイに残すことのよさに気づいていない人、カメラで何をしたいの
かがわからない人)に問題に気づかせて売るということを考えたそうで
す。だから、全国平均の3~4倍というマーケットをつくることができ
たそうです。
 以上、講演の一部を紹介しました。

 学校で考えるなら、勉強する気のない子どもに、勉強する面白さを教
えて、自分から勉強させることになります。県教委の学力向上専門員の
戸田先生からも次のようなことばを教わりました。
  『平凡な教師は言って聞かせる。』
  『よい教師は説明する。』
  『優秀な教師はやってみせる。』
  『しかし最高の教師は子どもの心に火をつける。』
 本校では、子どもたちが「わかる、できる、もっとやってみたい」と
思う授業をめざし頑張っています。
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生徒との会食



6月14日(水)から生徒との会食を行っています。3年生は先週で終了し、今週からは2年生です。校長室にはあまり入ったことがないので、キョロキョロしている生徒が多いのですが、部活動のこと、クラスのこと、物部地区のこと、たくさん教えてくれています。校長室にある過去の卒業アルバムを見て、話題が盛り上がっています。素直で、礼儀正しく、よい生徒ばかりです。
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弁当の日

6月21日に、創立記念の行事として、ドッジボール大会が行われます。学年縦割りでA~Hチームにわかれ、8チーム対抗で行われます。私は、Aチームの監督です。今日はそのための作戦会議兼弁当による会食でした。大変盛り上がるとのことで、Aチームの生徒たちは、コーチの三浦先生の作戦を真剣に聞き、明日の優勝を確認し合っていました。                            
 作戦その1:元気に楽しむ
 作戦その2:使用する2個のボールを四角形の対辺にもっていき、後ろを向いた敵をあてる
 作戦その3:当たりそうになったらレシーブし、味方がキャッチする
 先生と生徒の距離が近い学校になっている要因の行事のようです。
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6月の朝会講話より

 校訓の「勤労」、教育目標の「自ら学ぶ人」「勤労を尊ぶ人」に関連して、『なぜ学ぶのか?』『どのような資質・能力を身に付けるのか?』について話をしました。
 私が子どもの頃(今から40年から50年前)は、高度経済成長の時期で、大量に物を製造して売る時代だったので、たくさんの知識を詰め込む教育が必要でした。今の子どもたちが10年後、15年後に大人になる頃は、超少子高齢化、グローバル化、人工知能の発達の時代になり、先が見えにくい時代になることでしょう。ある学者は、今の職業の半分はなくなる、つまりロボットができる仕事はロボットに任せる(実際に、自動車の自動運転、スパーでは買い物かごに入れて会計の場所におくだけで計算してくれるところがでてきている、病院も機械で会計ができる)時代になるだろうと言っています。
 そこで、生徒たちに、何のために勉強し、どんな資質・能力を身に付けなければならいかを考えさせました。「君たちは円の面積が求められます。そうです、(半径)×(半径)×(円周率)です。」このことが生活の中で役に立つと感じた人はいますか?・・・・・・テストでは役立っていますが、生活ではまったく使っていませんね。」「生活の中で役に立つ勉強は、知っていることを使って新たなものを発見することにあります。古代エジプトの時代に、ナイル川がたびたび氾濫し、土地の境が分からなくなり、縄張り屋さんという職業の人達が、3:4:5の直角三角形を発見し、測量したことによって土地の争いがなくなったと言われています。それが何度も続けられ、数学が発展しました。」
「円は三角形の集まりです。 
三角形の面積の求め方(底辺)×(高さ)×1/2から、円の面積の求め方が見つけ出せます。また、古代エジプトの数学者タレスは一本の棒でピラミッドの高さを求めて見せました。」   たくさんの三角形の底辺は全部集めれば円周の長さです。また、三角形の高さは、円の半径のことです。したがって、
(底辺)×(高さ)×1/2=(円周)×(半径)×1/2
              =2×(半径)×(円周率)×(半径)×1/2
              =(半径)×(半径)×(円周率)   となります。
「このように、知っていることを使って、新たな価値を見いだす能力が、これから、我々人間に必要な能力です。テストに出ることは、もちろん土台ですからできなければなりませんが、このような能力を身に付けようと勉強してください。授業の中の先生の問いかけに、『主体的・対話的に深く考え』てください。そして、生活の中で生かし、社会に貢献してください。」
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県春季卓球大会を見てきました

6/3(土)、県総合運動公園内のトレーニングセンターにおいて、県春季卓球大会個人戦が行われ、3年生の一人が参加しました。1回戦敗退でしたが、強い相手に堂々と向かっていく姿が、総体での活躍につながるでしょう。
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県春季陸上大会を見てきました

6/2(金)、佐野市運動公園陸上競技場で、県春季陸上大会が行われました。

共通女子800M惜しくも4位  ゴール前の粘りに感動しました

1年男子1500Mでは2位と、すばらしい結果を出してくれました。
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5月の朝会

 
5月17日の朝会は、1学期の学級委員の任命、校長の話、学習指導主任の話でした。
【校長の話より】
学級委員を中心によい学級をつくってください。よい学級とは、
①一人一人を大切にする学級
②何でも言える安心感のある学級
③高め合う学級
いじめが起こる原因は、人は自分と異なるものを嫌う傾向があるからです。人はみんな違いがあることを1枚の絵で体験させました。若い女性にも、年配の女性にも、どちらにも見える絵を見せました。
「自分とは異なっているところを、その人のよさと見てほしい。」
『いじめは、その人の人生を狂わせてしまいます』
『いじめのない、居心地のよい学校・学年・学級を』
『よい環境から、よい成長あり』
『本当に強さとは、優しさである』
二宮尊徳先生の教え・・・あらゆるものには徳がある・・・万象具徳
             どんなものにも よさがある
              どんなひとにも よさがる
             よさがそれぞれ みなちがう
             よさがいっぱい かくれている
             どこかとりえが あるものだ
             もののとりえを ひきだそう
             ひとのとりえを そだてよう
             じぶんのとりえを ささげよう
             とりえとりえが むすばれて
             このよは たのしい ふえせかい
学習指導主任からは、中間テストに向けての心構えについて、話をしました。 
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