校長室から
5分後の未来を変えよう!
本日(8/17)、第2学期始業式を実施しました。
各学年の代表が2学期の抱負を発表しましたが、どの発表も2学期の活躍を期待せずにはいられない、大変すばらしい内容でした。
私からは、2学期について、「運動会や文化祭など多くの行事があるが、全校生徒99名の物部中は、『全ての生徒が何かの主役になれる。』、『自分の特性を生かして活躍することができる。』、そんな学校である。チャンスを逃さず、自分を大きく伸ばしてほしい。」という話をしました。
また、2学期を迎えるに当たり、「5分後の未来を変えよう!」という言葉を生徒たちに贈りました。要旨は以下のとおりです。
「遠い未来を今この場で確実にコントロールするのは不可能だが、『5分後の未来』は、今すぐ自分の意志で変えることができる。頑張ろうと努力するのも自分、もういいやと怠けるのも自分。そして、怠けようとする自分を叱り、励ますのも自分自身である。5分後の未来の積み重ねは、確実に10年後、20年後の未来につながる。『なりたい自分になる』ためには、『5分後の未来』を大切にしてほしい。」
「こんな言葉がある。『心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。』未来が運命として決まっていたとしても、心を入れ替えて『5分後の未来』を変え続ければ、その運命すらも変えることができるはず。」
いよいよ2学期がスタートします。強い意志を持って「5分後の未来」を変え続けた生徒の皆さんが、大きく飛躍することを期待しています。頑張ってください。
ノーモア ヒロシマ・ノーモア ナガサキ
75年前の今日、広島に原爆が投下されました。
その3日後の8月9日には、長崎にも原爆が投下されたのです。
20万人以上の尊い命が失われ、今も多くの人たちが後遺症に苦しんでいます。
原爆を含む核兵器は、全てを一瞬で焼き尽くし、放射能による重い後遺症を引き起こす、非人道的な兵器です。
高校の修学旅行で訪れた原爆資料館の展示品の数々は、今でも忘れることはできません。
世界平和が実現し、核兵器が一刻も早く廃絶されることを祈っています。
特設駅伝部始動!
8月1日から16日間の短い夏休みが始まりました。
それに合わせて、令和2年度の特設駅伝部が組織され、練習を開始しました。
現在、お試しで参加している生徒もいますが、今年は女子もチーム結成を目指しています。
コロナ禍の影響で大会実施は不透明な状況ですが、物部中特設駅伝部の奮闘を期待しています。
がんばれ物中生!
前へ
本日(7/31)、第1学期終業式を実施しました。
各学年の代表が1学期の振り返りお夏休みに向けての意気込みを発表しました。
どの発表も大変すばらしく、生徒たちの躍進が期待できる内容でした。
私からは、元明治大学ラグビー部監督の北島忠治さんが唱えたスローガンである「前へ」という言葉を、夏休みを迎える生徒たちに贈りました。要旨は以下のとおりです。
「生徒たちが生きるこれからの時代は、人工知能の急速な進化などにより、予測困難な変化の激しい時代になると言われています。だからこそ、あれこれ迷っているよりは一歩『前へ』。一歩が無理なら半歩でもいいから、とにかく踏み出すことが大切です。勇気をもって踏み出せば、必ず景色が変わります。
いよいよ明日から夏休みです。自分を変えるよいきっかけでもあります。皆さん一人一人が勇気を持って一歩『前へ』踏み出してくれることを信じています。2学期の始業式には、新しい景色に触れ、一段とたくましくなった皆さんと再会することを楽しみにしています。」
16日間の短い夏休みとなりますが、御家族の皆さんと過ごす中で、生徒たちが少しでも「前へ」進んでくれれば幸いです。
※校長講話の中で、代替試合での活躍をスライドで生徒全員に見てもらいました。
あなたに傷つけられても眠れるが、あなたを傷つけたのでは眠れない
昨日(7/28)、SNSの使い方についての生徒集会が開かれました。
各学級ごとにSNSの使い方をまとめ、代表が発表しました。
どの学級の発表も素晴らしい内容で、SNSの使い方を自分たちでしっかり考えていることが分かり、安心しました。
最後の講評で以下の言葉を紹介しました。
「あなたに傷つけられても眠れるが、あなたを傷つけたのでは眠れない」
これは、沖縄のことわざで、相手を傷つけるような行為を戒めたものです。
相手を思いやる優しい気持ちがあれば、SNSも安全に使えると思います。
物中生一人一人の思いやりと優しさを信じています。
That's one small step for a man, one giant leap for mankind.
That's one small step for a man, one giant leap for mankind.
これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。
今から51年前の1969年7月21日、アメリカの有人ロケット「アポロ11号」が月に着陸して、初めて人類が月を歩きました。
これは、その第一歩を飾ったニール・アームストロング船長が残した有名な言葉です。
月は、地球唯一の衛星であり、人類は太古の昔からいつか行ってみたいと願い続けてきました。
その夢をやっと叶えたのが、今から約50年前です。その後、科学は更に発展し、無人ではあるものの探査機が火星をはじめ、太陽系の惑星に次々に接近し様々なデータを収集することに成功しています。
不可能を思えたことを可能にしたのは、人類の飽くなき探究心です。今から100年後の未来は、そして1000年後の未来は、果たしてどうなっているのでしょうか。
皆さんの小さな一歩は、未来の偉大な飛躍につながるはずです。
頑張れ、物中生!
感謝の輪が広がっています。
本日(7/17)の真岡新聞に、本校の記事が掲載されました。
内容は、県のホームページに新型コロナウイルス感染症の診療に携わる医療従事者への感謝のメッセージを配信しているページがあり、そこに物部中3年生のメッセージが載ってるという内容です。
3学年担任によると、5月20日の分散登校初日に、感染症対策への理解を深める授業で、生徒からメッセージを書きたいとの声が上がり、応募しましたとのこと。
メッセージは、第7弾として約7分間の動画にまとめられ、6月12日から配信されています。
今朝、この記事を見て動画を確認した、学校医のいとう医院・伊藤譲治先生から、早速お電話がありました。
地元・物部中の生徒が、医療従事者をおもんぱかって書いたメッセージを見て、「涙が出た。本当にうれしかった。ありがとうございます。」と感謝のお言葉をいただきました。
生徒の皆さんが、新型コロナウイルス感染症の治療に奮闘する医療従事者の方々に向けた感謝のメッセージは、感謝の言葉になって皆さんにかえってきました。
私も、そんな素晴らしいい取組をした本校の3年生を誇りに思い、心から感謝します。
臆病な自尊心
中島敦の小説「山月記」には、かつて人間であり、詩人になろうとしてなれず、その妄執から虎に変身した男が描かれています。
虎になった男は、旅人としてその地を通りかかった昔の友人と出会い、虎になるまでの身の上を語ります。その中に、「臆病な自尊心」という言葉が出てきます。
「自分は、詩によって名を成そうと思いながら、師について勉強することもせず、志を同じくする友人と切磋琢磨することもしなかった。わざと努力を怠ったのは、自分に詩の才能がないことを自覚するのが怖かったからであり、つまりは『臆病な自尊心』のせいである。」、と。
程度の差はあるかもしれませんが、誰の心にも「臆病な自尊心」はあります。全力を尽くして失敗したり、敗北したりすると、自分があまりにもみじめで救いがたいからです。
そこで、「まだ本気出していないから、失敗したってどうってことないもんね。」と、言い訳を先に用意してしまいます。
果たして、これで本当によいのでしょうか。山月記の虎になった男と同じように、きっと「後悔」することでしょう。
明日から、いよいよ期末テストです。初めての定期テストを受ける1年生はもちろん、2・3年生も、「臆病な自尊心」に負けず、全力で努力した上で、テストに臨んでほしいと思います。
がんばれ、物中生!
選手壮行会 がんばれ物部中!
本日(7/10)、生徒会主催の選手壮行会が開催されました。
今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、春季大会に続き夏の総体も中止となってしまいました。
大会はなくなってしまいましたが、3年間部活動を頑張った3年生に、何らかの形で活躍の場を用意したいと考え、多くの運動部で代替試合が実施されます。
その試合に向けての選手壮行会ということで、生徒会長の激励の言葉のあと、各部の部長さんや3年生から力強い決意発表がありました。
私からは、「仲間との絆」と「感謝の気持ち」について、お話をしました。
18日から始まる代替試合での活躍を祈念しています。
がんばれ、物中生!
※ 吹奏楽部も多くのコンクール等が中止となっていますが、10月に屋外での演奏会が予定されています。
生徒総会開催!年間統一テーマ決定!!
本日(7/7)、生徒総会が開催されました。
議事の中で、「生徒会年間統一テーマ」が提案され、承認されました。
今年の年間統一テーマは、「TRY貫」です。
テーマに込めた思いは、
「今の物中生には積極性と行動力が足りないと感じる。そこで私たち生徒会は、物部中学校のモットーである『積小為大』のように小さいことにTRY(挑戦)し続け、大きくなるまで貫いてほしい!! という意味を込めて、この年間統一テーマを決めた。」とのことです。
なお、TRYには、「T・・・together(一緒に)」、「R・・・result(結果を出す)」、「Y・・・躍進する」の意味もあるそうです。
年間統一テーマ「TRY貫」のもと、生徒会、そして物部中の大躍進を期待しています。
がんばれ、物中生!!