校長室から
朝会の校長講話より
9月の校長講話は「自己肯定感を高めよう」というテーマで話をしました。
自己肯定感とは、「自分は生きる価値がある、誰かに必要とされている」と
いう、自らの価値や存在意義を肯定できる感情のことをいう。前向きな感情と
もいえる。
なぜ「自己肯定感」が大切なのか? 自己肯定感が高い子どもは、自分に
自信があり、何事にも挑戦していく強い心をもっているから大切です。
いろいろな調査で、日本の若者の自己肯定感は低いという結果が出てい
ます。日本は、国際比較をしても、数学や理科の学力は世界でも上位になっ
ていますが、学んだことを社会で生かすための土台になる「自己肯定感」は
世界の中でも下位の方です。
本校の実態調査の結果より(真岡市総合学力調査〈1年〉とちぎっ子学力
学習状況調査〈2年〉全国学力・学習状況調査〈3年〉の生徒質問紙より)
【1年】「自分には、先生や友だちからほめられるような得意なことがある。」
本校:77.8% 全国:75.5% 真岡市:74.3%
*全国、栃木県と同程度
【2年】「自分はクラスの人の役に立っていると思う。」
本校:33.3% 栃木県:55.0%
「自分には、よいところがあると思う。」
本校:47.5% 栃木県:71.1%
「自分の行動や発言に自信をもっている。」
本校:28.6% 栃木県:51.3%
*栃木県と比べて低い
2年生は教科の得点は県や全国の点数を大きく上回ります。
だから、自己肯定感が、高まればもっと大きく上がります。
【3年】「自分には、よいところがあると思う。」
本校:80.6% 全国:70.7% 栃木県:74.7%
*全国や栃木県と比べてとても高い
だから、行事等で3年生が下級生をひっぱて、生き生きとした
活動になっていると思います。
自己肯定感を高める方法は、
① 将来の夢をもつ。
・夢に向かって進むことで、周りの目が気にならなくなる。
・夢をもつことで、自分の基準で行動できるようになる。
② 自分をほめる。
・完璧主義を避け、よく頑張っている自分をほめる。
③ 分かち合える仲間を見つけ大切にする。
・自分のことを認めてくれる仲間がいれば安心する。
④ 成功体験を重ねる。
・些細なことでもよいから、成功体験を繰り返す。
・成功したときに、思いっきり自分をほめるようにする。
運動会に続いて、10月の文化祭(桜町祭)でも自己肯定感が
高められる行事にしたい。主体的に取り組んで、みんなのために
活動し、一人一人のよいところをみせてほしい。また、友だち同士
よいところを認め合ってほしい。君たちがもっている表現力の豊か
さを披露してください。

自己肯定感とは、「自分は生きる価値がある、誰かに必要とされている」と
いう、自らの価値や存在意義を肯定できる感情のことをいう。前向きな感情と
もいえる。
なぜ「自己肯定感」が大切なのか? 自己肯定感が高い子どもは、自分に
自信があり、何事にも挑戦していく強い心をもっているから大切です。
いろいろな調査で、日本の若者の自己肯定感は低いという結果が出てい
ます。日本は、国際比較をしても、数学や理科の学力は世界でも上位になっ
ていますが、学んだことを社会で生かすための土台になる「自己肯定感」は
世界の中でも下位の方です。
本校の実態調査の結果より(真岡市総合学力調査〈1年〉とちぎっ子学力
学習状況調査〈2年〉全国学力・学習状況調査〈3年〉の生徒質問紙より)
【1年】「自分には、先生や友だちからほめられるような得意なことがある。」
本校:77.8% 全国:75.5% 真岡市:74.3%
*全国、栃木県と同程度
【2年】「自分はクラスの人の役に立っていると思う。」
本校:33.3% 栃木県:55.0%
「自分には、よいところがあると思う。」
本校:47.5% 栃木県:71.1%
「自分の行動や発言に自信をもっている。」
本校:28.6% 栃木県:51.3%
*栃木県と比べて低い
2年生は教科の得点は県や全国の点数を大きく上回ります。
だから、自己肯定感が、高まればもっと大きく上がります。
【3年】「自分には、よいところがあると思う。」
本校:80.6% 全国:70.7% 栃木県:74.7%
*全国や栃木県と比べてとても高い
だから、行事等で3年生が下級生をひっぱて、生き生きとした
活動になっていると思います。
自己肯定感を高める方法は、
① 将来の夢をもつ。
・夢に向かって進むことで、周りの目が気にならなくなる。
・夢をもつことで、自分の基準で行動できるようになる。
② 自分をほめる。
・完璧主義を避け、よく頑張っている自分をほめる。
③ 分かち合える仲間を見つけ大切にする。
・自分のことを認めてくれる仲間がいれば安心する。
④ 成功体験を重ねる。
・些細なことでもよいから、成功体験を繰り返す。
・成功したときに、思いっきり自分をほめるようにする。
運動会に続いて、10月の文化祭(桜町祭)でも自己肯定感が
高められる行事にしたい。主体的に取り組んで、みんなのために
活動し、一人一人のよいところをみせてほしい。また、友だち同士
よいところを認め合ってほしい。君たちがもっている表現力の豊か
さを披露してください。
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2学期始業式の校長式辞より
夏休み中、大きな事故もなく安全に生活できたことを嬉しく思います。
夏休みに入ってすぐの総合体育大会では、「県大会出場」や「勝利す
る」という目標は達成できなかった部が多かったですが、大切なことは部
活動の目的が達成できたかどうかです。部員間の人間関係を通して人
間性を高めること、学校生活を充実させること、将来に向けてスポーツを
愛する土台をつくることなどは、君たちの部活動に取り組む姿勢から十
分達成できたと思います。この部活動の経験を、3年生は進路実現の過
程において、1,2年生は新チームづくりや学級づくりの過程において活
かしてください。試合の負けは人としての負けではありません。私は準優
勝が一番よいと思っています。負ける経験を知っている人は人の痛みが
わかり、そこから立ち上がる生き方ができるからです。昔、甲子園3連覇
を目前にして達成できなかった、四国の池田高校という学校がありまし
た。この学校の蔦監督さんは、「この子たちにとって負けたことはよかっ
た」と言いました。勝つ経験しか知らないで終わってしまったら、人生にと
ってマイナスと考えたそうです。昨日のワールドカップ予選、対オーストラ
リア戦で得点に絡んだ、長友選手は、前回のワールドカップブラジル大会
で全敗し、これで引退も考えていたそうです。しかし、これでは終われない
と4年後をめざしたそうです。また、点を取った浅野選手、井手口選手はリ
オデジャネイロ五輪の1次予選敗退を経験しているそうです。負けの経験
が今に生きていると言うことです。
さて、2学期は、運動会、文化祭、2つの大きな行事があります。行事で
自分のよさを発揮し、覇気のあるところをみせてください。主体性、自分か
ら進んで取り組む姿勢、創造力、人を感動させる企画力、協調性、みんな
と協力して集団のために尽くせること、このような力をつけ、自分を成長さ
せてください。
そこで、校訓の「分度」「推譲」を確認します。
1つめの「分度」は見通しを立てて計画的に行うことです。行事を成功させ
るためには用意周到な準備が大切です。自分たちでこのような運動会、文
化祭にしたいという構想をもって取り組んでください。
2つめの「推譲」は人のために自分の力を尽くすことです。行事を成功さ
せるためには、人を喜ばして上げよう、人と共に喜び合おうという、尽くす
心が大切です。
2学期は、「分度」「推譲」を心にとどめ、みんなで頑張っていきましょう。


夏休みに入ってすぐの総合体育大会では、「県大会出場」や「勝利す
る」という目標は達成できなかった部が多かったですが、大切なことは部
活動の目的が達成できたかどうかです。部員間の人間関係を通して人
間性を高めること、学校生活を充実させること、将来に向けてスポーツを
愛する土台をつくることなどは、君たちの部活動に取り組む姿勢から十
分達成できたと思います。この部活動の経験を、3年生は進路実現の過
程において、1,2年生は新チームづくりや学級づくりの過程において活
かしてください。試合の負けは人としての負けではありません。私は準優
勝が一番よいと思っています。負ける経験を知っている人は人の痛みが
わかり、そこから立ち上がる生き方ができるからです。昔、甲子園3連覇
を目前にして達成できなかった、四国の池田高校という学校がありまし
た。この学校の蔦監督さんは、「この子たちにとって負けたことはよかっ
た」と言いました。勝つ経験しか知らないで終わってしまったら、人生にと
ってマイナスと考えたそうです。昨日のワールドカップ予選、対オーストラ
リア戦で得点に絡んだ、長友選手は、前回のワールドカップブラジル大会
で全敗し、これで引退も考えていたそうです。しかし、これでは終われない
と4年後をめざしたそうです。また、点を取った浅野選手、井手口選手はリ
オデジャネイロ五輪の1次予選敗退を経験しているそうです。負けの経験
が今に生きていると言うことです。
さて、2学期は、運動会、文化祭、2つの大きな行事があります。行事で
自分のよさを発揮し、覇気のあるところをみせてください。主体性、自分か
ら進んで取り組む姿勢、創造力、人を感動させる企画力、協調性、みんな
と協力して集団のために尽くせること、このような力をつけ、自分を成長さ
せてください。
そこで、校訓の「分度」「推譲」を確認します。
1つめの「分度」は見通しを立てて計画的に行うことです。行事を成功させ
るためには用意周到な準備が大切です。自分たちでこのような運動会、文
化祭にしたいという構想をもって取り組んでください。
2つめの「推譲」は人のために自分の力を尽くすことです。行事を成功さ
せるためには、人を喜ばして上げよう、人と共に喜び合おうという、尽くす
心が大切です。
2学期は、「分度」「推譲」を心にとどめ、みんなで頑張っていきましょう。
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とちぎっ子学力アッププロジェクト第2回訪問
夏季休業の最終日に、とちぎっ子学力アッププロジェクトに係わる
事業として、学力向上専門員の先生に来ていただき、第2回研修
会を実施しました。8/1には、真岡市総合学力調査(1年)、とち
ぎっ子学力学習状況調査(2年)、全国学力・学習状況調査(3年)
の結果から、正答率の低い問題をピックアップしました。今回は、
それをもとに、各教科としての課題、学校としての課題を見いだ
し、学力向上改善プランの検討を行いました。専門員の先生から
は、本校の学習状況について指摘をいただき、今後の取組につい
ての方向性が明らかになりました。

正答率の低い問題の授業を振り返り、改善策を検討

社会科の分析と改善策を発表
10月と12月に、今回見いだした課題を解明するための授業研究
会を実施します。
全職員が、「生徒のため」「チーム物部」の合い言葉のもと、熱心に
議論をしていました。この成果を2学期以降に出したいと思います。
事業として、学力向上専門員の先生に来ていただき、第2回研修
会を実施しました。8/1には、真岡市総合学力調査(1年)、とち
ぎっ子学力学習状況調査(2年)、全国学力・学習状況調査(3年)
の結果から、正答率の低い問題をピックアップしました。今回は、
それをもとに、各教科としての課題、学校としての課題を見いだ
し、学力向上改善プランの検討を行いました。専門員の先生から
は、本校の学習状況について指摘をいただき、今後の取組につい
ての方向性が明らかになりました。
正答率の低い問題の授業を振り返り、改善策を検討
社会科の分析と改善策を発表
10月と12月に、今回見いだした課題を解明するための授業研究
会を実施します。
全職員が、「生徒のため」「チーム物部」の合い言葉のもと、熱心に
議論をしていました。この成果を2学期以降に出したいと思います。
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2学期のスタート前に
7月実施の保護者アンケート・生徒アンケートの中から
※肯定回答の割合:「よくあてはまる」「ややあてはまる」の合計の割合
保護者 「子どもは、学校や学級に行くのを楽しみにしている」
91.6% (昨年12月との比-2.1)
生 徒 「学校や学級に行くのが楽しい」
84.4% (昨年12月との比-8.2)
昨年度と比較して下がっています。今年度の目標として、「自己肯定感を高め、
覇気のある生徒」を掲げ、このような数字になってしまったことに責任を感じて
おります。2学期は大きな行事があります。行事を通して、教師と生徒の距離を
縮め、『楽しく、高め合う学校づくり』に尽力していきます。報道されているよ
うに、9月1日は全国で子どもの自殺が多い日になっています。新学期を間近に
控え、子どもたちに不安等が出てくることが原因のようです。真岡市教育委員会
の一斉メールにもあったように、相談したいことがある場合には、小さなことと
は思わずに、遠慮なく担任、学年主任、部活動顧問、話しやすい先生、管理職に
話をしてください。
※肯定回答の割合:「よくあてはまる」「ややあてはまる」の合計の割合
保護者 「子どもは、学校や学級に行くのを楽しみにしている」
91.6% (昨年12月との比-2.1)
生 徒 「学校や学級に行くのが楽しい」
84.4% (昨年12月との比-8.2)
昨年度と比較して下がっています。今年度の目標として、「自己肯定感を高め、
覇気のある生徒」を掲げ、このような数字になってしまったことに責任を感じて
おります。2学期は大きな行事があります。行事を通して、教師と生徒の距離を
縮め、『楽しく、高め合う学校づくり』に尽力していきます。報道されているよ
うに、9月1日は全国で子どもの自殺が多い日になっています。新学期を間近に
控え、子どもたちに不安等が出てくることが原因のようです。真岡市教育委員会
の一斉メールにもあったように、相談したいことがある場合には、小さなことと
は思わずに、遠慮なく担任、学年主任、部活動顧問、話しやすい先生、管理職に
話をしてください。
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芳賀地区少年の主張大会を見てきました
8月24日、真岡市青年女性会館において、第40回芳賀地区
少年の主張大会が行われました。本校からは、3年生の松本さ
んが出場し、「先入観を持たずに」という題で、人とのつきあ
い方について、中学生らしい感性での発表がありました。とて
も堂々と自分の考えを発表し、優秀賞になりました。
少年の主張大会が行われました。本校からは、3年生の松本さ
んが出場し、「先入観を持たずに」という題で、人とのつきあ
い方について、中学生らしい感性での発表がありました。とて
も堂々と自分の考えを発表し、優秀賞になりました。
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学力向上を目指して〈校内研修の充実〉
4月に実施した、「真岡市総合学力調査」(1年)「とちぎっ子学力学習状況調査」
(2年)「全国学力・学習状況調査」(3年)のそれぞれの結果を分析し、本校の課題
を見いだしました。8月31日には、学力向上専門委員の先生に来て頂き、課題
克服のための授業改善について話し合い、2学期の授業から実践していこうと考
えています。
(2年)「全国学力・学習状況調査」(3年)のそれぞれの結果を分析し、本校の課題
を見いだしました。8月31日には、学力向上専門委員の先生に来て頂き、課題
克服のための授業改善について話し合い、2学期の授業から実践していこうと考
えています。
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高田待ちで尊徳太鼓披露〈地域とともにある学校〉
8月1日(火)、高田山専修寺にて、「高田待ち」(祭り)がありました。そこで、本校の
生徒が、伝統芸能「尊徳太鼓」を、午後6時半からと7時半の2回披露しました。
地域の方からたくさんの拍手を頂き、生徒たちは満面の笑顔になっていました。
これからも、地域に貢献し、地域の良さを感じさせたいと思います。

生徒が、伝統芸能「尊徳太鼓」を、午後6時半からと7時半の2回披露しました。
地域の方からたくさんの拍手を頂き、生徒たちは満面の笑顔になっていました。
これからも、地域に貢献し、地域の良さを感じさせたいと思います。
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終業式の話より
7/20(木)終業式を行いました。校長の話を紹介します。
1学期を振り返ってみると、入学式、ういういしい1年生が入学してきました。
2,3年生の温かさ、1年生の意欲を感じました。部活動紹介、生徒総会、選手
壮行会、生徒会本部の人たちが、校訓の「至誠」(誠意をもってことにあたる)
を示し、活気のある行事にしてくれました。修学旅行、3年生が「時を守り 場
を清め 礼を正す」の模範を示し、添乗員さん、宿泊先の方から、お褒めの言葉を
いただきました。創立記念行事のドッジボール大会では、物中の家族的な雰囲気
がみられ、全員の力で盛り上がりました。2回の定期テスト、校訓の「分度」(見通し
をたてて計画的に行う)を示し、「積小為大」の精神で全力を出し切りました。平均
点の合計は各学年とも上場でしたが、さらに上を目指して頑張りましょう。部活動
の春季大会、各選手が強い相手に果敢に挑み、最後まであきらめない姿勢を見
せてくれました。生き方講話、講師の先生から、様々な人と関わり、考えを深める
こと、目的をもって取り組むことの大切さを学びました。君たちにとって大切な時間
を有意義に過ごすことができた1学期でした。
夏休みのキーワードを2つ贈ります。
1つめは「できる」です。夏休み中、何か1つでいいから、目標をつくり、達成させて
ください。例を挙げると、夏休み中に、「鉄棒の逆上がりをできるようにする」という
目標をたてた子がいました。新学期が始まって、みんなの前で逆上がりをやってほ
められました。すると、1つの自信が他のことにもよい影響を及ぼし、いろいろなこと
でうまくいくようになりました。努力して達成したことは、きちんとした根拠(理由)があ
るので、その人を成長させます。物事をやっているのは人間で、人は感情で動いて
いるので、心のありさまはとても大きく影響します。
2つめは「命」です。今年の3月、大田原高校山岳部の生徒7名と顧問教師1名が、
雪崩事故で亡くなりました。自然災害は怖いものです。一昨年、夏休みに入って
すぐの7月23日に、日光市でスケートボードで道路に飛び出し、車にはねられ死
亡しています。将来に夢を抱いていた若い命が、一瞬のうちに断ち切られることに
なったのです。夏休み中、十分注意を払って事故に遭わないようにしてください。
夏休みは、この2つのキーワードを心に刻んで過ごしてください。
9月1日、ひとまわり大きく成長しみなさんに会えることを願っています、
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通信陸上競技大会に行ってきました
7月8、9日(土、日)、栃木県総合運動公園陸上競技場で通信陸上競技大会が行われ、本校からは、共通女子1500M、共通女子800M、1年男子1500Mに出場しました。見事に、共通女子1500Mでは、全国大会参加標準記録を破り、全国大会出場を決めました。
共通女子1500M第4位
1年男子1500Mでは第4位となり、表彰されました。

共通女子1500M第4位
1年男子1500Mでは第4位となり、表彰されました。
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7/5(水)全校朝会 校長講話
バレーボール部近県大会表彰 校長講話
7月5日(水)、1学期最後の朝会を行いました。
校長講話から
「最後の夏 必勝法」~部活動に思う~
校訓の「勤労」(自分の努力でものごとを切り拓くこと)をねらい
に、3年生最後の夏に向けて、モチベーションを高めることについて、
話をしました。
『なぜ部活動をするのか?』
部活動の目標(勝つこと、賞を取ること、うまくなることなど)は人そ
れぞれで、変わってもよいが、目的は同じです。
『人間性を高めること、スポーツ・文化を通して学校生活を豊かにす
ること、スポーツ・文化を生涯にわたって親しむ心を育むこと』です。
スポーツをする理由を明確にすることが大切です。モチベーションがそ
の人の技術を上げ、上達の近道になる。初心を取り戻して、自分がスポ
ーツをする理由を思い出し、モチベーションが回復した例が数多く報告
されています。
次に、私の部活動体験を話しました。中学校・高校時代は、先輩から
のいじめ、指導者からの体罰、本当に好きで始めた野球でしたが、野球
から逃げることばかり考えるようになってしまいました。従って、大会
では大失敗もし、よい思い出をつくることはできませんでした。学校の
先生になって、指導者として、子どもたちに野球の楽しさ、すばらしさ、
奥深さを知らせ、高校野球に繋がる指導をしたいと思うようになりまし
た。中学校の野球を20年以上してきて思ったことは人間力を鍛えるこ
とが勝利であるということです。その人の日常生活がプレーや演奏に現
れるということです。堅実なプレーは、日常の凡事(靴をそろえる、
あいさつする、気配りする、思いやる・・・・)を徹底することから生
まれるのです。
花を支える枝 結果を支える技
枝を支える幹 技を支える体
幹を支える根 体を支える心
根はみえねんだなあ 心はみえねんだなあ
みつを
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