校長室から

2024年7月の記事一覧

【校長室よりNo.128】地域に根ざす人と人の絆

7月14日の中村夏祭り・7月27日の真岡夏祭りに向けて、7月2日に中村八幡宮神輿愛好会の方々が、とんぼ縛りと神輿担ぎの指導においで下さいました。とんぼを縛りながら、談笑する愛好会の皆様を見ていて、御神輿を通して築かれている深い絆を強く感じました。自ら手を上げて集まってくれた中村中学校の生徒たちも、愛好会の方々のご指導を受け、楽しそうに神輿を担いでいました。御神輿を担ぐことだけが目的なのではなく、このような共同作業を通して地域に根ざした人と人との絆が築かれることが目的なのだと再確認した時間でした。

 

【校長室よりNo.127】涙が物語るもの

6月28日から30日にかけて、芳賀郡市中学校総合体育大会各種大会が開催されました。3年生にとっては最後の大会。3年間、練習に励んできた成果を発揮する勝負の時でした。中村中は、卓球の個人戦とダブルス、女子ソフトテニスの個人戦、特設柔道部の個人戦が県大会への出場権利を獲得しました。それ以外の部は、まさしく死闘を繰り広げ、惜敗を喫する結果となりました。試合が終わった後、涙を流す生徒たちを見て、涙を禁じることができまんせんでした。そして、一人涙する顧問。部活動の地域移行が叫ばれる中、生徒たちのために情熱を持って放課後や土日を捧げてくれた教員たちの存在を誇りに思いました。この総体で流した涙には、とてつもない大きな意味があるように思います。生徒たちは、生涯忘れることのない、かけがえのない経験をしました。そしてそれを支えて下さった保護者の方々にも心から感謝の気持ちをお伝えいたします。