校長室より
【校長室より,No97】花を咲かせる準備のとき
下の写真は校庭の桜の木のつぼみです。まだまだ寒い日が続きますが、桜の花はそのつぼみを少しずつ膨らませ、花を咲かせる準備をちゃくちゃくと進めています。3年生は、県立受検までおよそ1ヶ月となりました。寝る間も惜しんで勉強していることと思います。その努力は、桜の花と同じように、着実につぼみを膨らませ、3月に見事な花を咲かせてくれることと思います。3年生の健闘を祈るばかりです。
【校長室よりNo.96】学びの確保に向けて
新型コロナウイルスの感染が拡大し、誰もが高い感染のリスクを背負っている状況となりました。無論、私たち教師が感染したり、教員の家族が感染して出勤できない状況も予想されます。それらを受け、本校では、基本的に全職員がタブレットを用いたオンラインでの授業ができるように、検証をしております。本日は、2年生の数学を担当する綱川教諭が、隣の教室からリモートで数学の授業を進めました。改善点も何点かありましたが、私たち教師もその手法を自分のものにして、いざというときに備える必要があります。生徒たちの学びの保証に向けて、危機感を持って取り組んでまいります。(教師のいない教室と生徒のいない教師だけの教室)
【校長室よりNo.95】感謝の香り
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。新学期を迎え、生徒たちが元気に学校に帰ってきました。そして、本日の給食には、JAはがの様よりご寄贈いただきました、香り高きイチゴが出されました。生徒たちは、地域の皆様からのご厚意に、感謝の香りを楽しみながら食べていました。
【校長室よりNo.94】校舎を照らす夕日が語ること
本日、無事に令和3年度の二学期を終了しましました。これまでの校長室よりでお知らせしましたとおり、東中の生徒たちは、本当によく頑張ってくれました。友達に温かく接してくれました。学校としては、2021年の終わりを迎える今日、生徒たちが帰った後の学校は、素敵な夕日に照らされていました。まるで、生徒たちの人としての温かさを感じさせてくれる、透き通った空気の中の夕日でした。
【校長室よりNo.93】スウィートポテトの意味
昨日と本日に分けて、生徒全員に手作りのスウィートポテトを配布しました。このスウィートポテトの材料となるサツマイモは、学校で借りている畑で育てたものです。本日の終業式でも、生徒に話したように、この2学期。三大行事と言われる行事を通して、生徒たちは各クラスの団結や一生懸命に取り組むことの素晴らしさ、そして何よりも人としての温かさを表現してくれました。このスウィートポテトは、そういったことを表現してくれた生徒たちへの感謝の気持ちです。素人が作ったお菓子ですが、生徒たちは美味しいといって、食べてくれました。
【校長室より No.92】雪の滋賀県
明日開催される全国中学校駅伝競走大会の会場である、滋賀県の希望ヶ丘運動公園に応援に来ました。前日の練習を終えた生徒たちは、いつもの明るさで出迎えてくれました。明日の健闘を祈るばかりです。
【校長室よりNo.91】栃木県の期待を背負って
今週の日曜日(12/19)に控えた全国中学校駅伝競走大会。真岡東中女子チームの8名は、明日の朝、滋賀県に出発します。昨日、学校からの壮行会を実施しました。そして、下の写真は、一昨年栃木県代表として出場した大田原中学校からの千羽鶴と、県大会で準優勝した真岡中学校駅伝部からの千羽鶴です。栃木県の期待を背負っていることを物語る千羽鶴。真岡東中学校駅伝部の名を、全国に轟かせてくれることを祈っています。
【校長室よりNo.90】ハンセン病の歴史から学ぶ
12月3日の6校時に、「人権特別講座」として、校長が県教委勤務時、人権教育を担当しており、その際に訪問した岡山県にあるハンセン病の療養施設における体験談を話しました。zoomによる講話でしたが、生徒たちはテレビ画面を食い入るように見るとともに、多くのことを感じてくれたようです。講話の最後に、ハンセン病の悲惨な歴史から、「違いを認める力」「真実を見極める力」「人をいとおしむ力」を身につけてくださいとお願いしました。
【生徒の感想より(抜粋)】 *今日学んだハンセン病だけでなく、現在流行している新型コロナウイルスにも同じことが言えると感じ、とても身近に感じました。東中でクラスメイトが、いつ感染してしまうかわからないこのご時世です。もし、友達が感染してしまったら優しく迎えてあげられるような学校でありたいと思いました。
*学校生活の中で、多くのうわさや情報を聞くことがあります。でもそれは事実ではなかったことも多くあります。友達が言っているから、100%真実であると思ってしまいがちですが、その陰でうわさをされている人はどんな気持ちになるのか、その情報が本当なのか、このような話をしていていいのか、など友達に惑わされることなく、自分の意思を持って生活していくことが大切だと思いました。
【校長室よりNo.89】全校体制での学習支援
東中の三大行事も終え、生徒一人一人に寄り添った学習支援に力を入れております。本日の昼休みも、1年生から3年生までの生徒が、数学の勉強をしました。習熟度に合わせた問題を用意し、それぞれが自分に合ったプリントを選んで解いています。校長を含めた数学の教員も集結し、個別の質問に答えています。文武両道、いろいろなことに全力で取り組める生徒の育成を目指し、昼休みの学習支援に取り組んでいます。
【校長室よりNo.88】いとおしさ
先日、東中恒例の駅伝フェスティバルを実施しました。晴天に恵まれ、生徒たちは辛い長距離でありながらも、学級のためにと必死の走りを見せてくれました。また、多くの保護者の方々のご協力とご支援をいただき、盛大に実施できたことに心から感謝するばかりです。駅伝の最中は、級友に心からの声援を送る姿、疲れていながらも伴走する姿が見られ、生徒たちの温かさを実感することができました。校長である私も、走る辛さを生徒とともに味わうべく、約15kmを一緒に走りました。生徒たちや保護者の皆様からの温かい声援を受け、辛いどころか、夢見心地の1時間でした。そして、ゴールは、ちょうど三年生と同時になりましたが、ゴール直前でその3年生が手を差し伸べてくれ、手をつないでのゴールとなりました。生徒たちの中からは、「なんて素敵な学校なんだろう。」という声があがりました。改めて生徒たちを「いとおしい」と感じたフェスティバルとなりました。
【校長室よりNo.87】豊かな想像力
11月7日には、県ロボットコンテストが行われ、東中からも多くのチーム・生徒が出場しました。部活動や生徒会活動で忙しい合間を縫って、想像力を働かせたロボットを自分たちの手で作成し、出場しました。結果は、応用発展部門で優勝、計測制御部門と基礎部門で準優勝し、関東大会へとコマを進めました。見ていてわくわくする、創意工夫をこらした自作のロボットに、新たな未来を築いてくれる生徒たちの無限の可能性を感じました。
【校長室よりNo.86】結果を支えているもの
11月6日、すでにご存じの通り、県中学校駅伝大会が行われ、女子が見事優勝し、全国大会・関東大会への切符を手にしました。男子も、12位と大健闘しました。たくさんの方から激励のお言葉をいただき、本当にうれしく思います。しかし、煌びやかな結果の裏にあるものは、生徒たちの想像を絶する努力です。夏の熱い日差しの中の長距離走は、走った人にしか分からない、想像を超える辛さがあります。そのつらい練習が支えになったからこその結果です。そういった意味からも、今回選手として走ることのなかった生徒を含め、駅伝という過酷な種目に挑んでくれた選手たちに、心からの敬意を表したいと思います。
【校長室よりNo.85】心の教育
11月2日の朝も、3年生を対象にした読み聞かせが行われました。読み聞かせの方々が選んで下さった本・絵本・語りは、いずれも、生き方を教えてくれるもので、たったの10分程度ではありますが、素晴らしい「心の教育」になっています。読み聞かせの方々も、東中での読み聞かせを楽しみにして下さっているとのことでした。
【校長室よりNo.84】厳しさを乗り越えたからこその喜び
10月26日に、芳賀郡市中学校駅伝大会が開催されました。雨が心配されましたが、スタートする頃には雨も上がり、無事にレースを実施することができました。そして、女子Aが、見事優勝に輝き、男子も準優勝に輝きました。女子のBチームも、全20チームの中で8位と健闘しました。7月から練習をスタートし、暑い中の厳しい練習に耐えたからこその結果であり、喜びだったことと思います。当日、走れなかった選手を含め、これまで尊い汗を流してきた東中の選手たちに、心から敬意を表します。そして、男女Aチームは、11月6日に実施される県中学校駅伝大会で、全国大会・関東大会の出場を目指して、必死の走りを見せてくれると信じています。
【校長室よりNo.83】音楽の力:校内に響くハーモニーの意味するもの
いよいよ明日が「ひがしの祭」です。運動会を終えて、十分な準備期間がない中での学校祭・合唱コンクールですが、生徒たちと担任・担当が一つになり、少ない時間を有効に使いながら練習・準備を進めてきました。今朝は、本番前日の合唱練習で、あちらこちらから素敵な歌声が聞こえてきました。明日は、各家庭1名に限定させていただいた上での公開となりますが、十分な感染予防をした上での御来校をお待ちしております。生徒たちは、心を一つにした素敵な唄を歌い上げてくれると信じています。
【校長室よりNo.82】生徒による主体的な学び(ICTの活用)
全ての先生方の授業を参観し、指導方法等について先生方と、生徒にとってよりよい授業になるよう話し合いを重ねています。授業参観のポイントは、「生徒が次の授業が楽しみになるような、ドラマティックな授業」を合い言葉に話し合いを進めています。下の写真は、3年生の社会科の授業ですが、生徒たちはタブレットをスムーズに使いこなし、調べたことをもとに、自分の考えをまとめ、友達と共有したり議論したりしていました。効果的なICTの活用が、生徒たちの主体的な学びをより促進させる授業を、試行錯誤しながら全教科で進めています。
【校長室よりNo.81】一心不乱(東日本吹奏楽コンクール)
10月9日に北海道・札幌において、東日本吹奏楽コンクールが開催されました。各都道府県そして各地域の代表として出場した各学校の演奏は、それぞれが特徴があり、聴く人を魅了する演奏ばかりでした。その中でも、真岡東中の演奏は、会場が凍り付いたかのような緊張感のある演奏でした。会場で生徒たちの必死に演奏する姿を見届けようと、札幌まで行ったのですが、演奏が始まるやいなや、涙が溢れてきて、生徒一人ひとりの顔をまともに見ることができませんでした。しかし、耳は研ぎ澄まし、「一心不乱」に演奏する音を堪能してきました。感性や価値観が異なる20名は、「一心不乱」を合い言葉に、限られた時間の中で練習に励んできました。そして、全員で獲得した金賞。これまでの努力に心から敬意を表します。
【校長室よりNo.80】寄り添った指導
本日より2学期の中間テストが始まりました。本来は、生徒下校後に職員会議を予定しておりましたが、職員会議の開始時刻を遅らせて、「質問タイム」と称して、生徒からの質問を各教科の教職員が受ける設定を実施しました。残って質問をする生徒は決して多くはありませんでしたが、少人数で寄り添った指導を受けていました。この取り組みが、恒例化し、より多くの生徒が質問のために残り、教師が大忙しになる日が来ることを楽しみにしています。
【校長室よりNo.79】幸せな時間・空間
台風一過の晴天に恵まれ、二度延期した運動会を無事に終えることができました。昨日の台風の影響で、前日の準備がほとんどできない状態で、当日の朝を迎えました。しかし、「東中パパさん学校応援隊」の方々に準備のお手伝いをお願いしたところ、多くのお父さん方が朝早くから御来校くださり、会場設営等の準備を手伝って下さいました。開会式で、「生徒も、保護者も、教師も幸せだったといえる有意義な運動会にしましょう。」と話しましたが、まさに「幸せな時間・空間」でした。終了後も多くの保護者の方々がテントの片付けを手伝って下さり、あっという間に終えることができました。「地域とともにある東中」を確信した令和3年度の秋季運動会でした。
【校長室よりNo.78】東日本吹奏楽コンクールに向けて
本日の朝刊にも記事として取り上げられておりますが、本校の吹奏楽部が、過日の東関東吹奏楽コンクールで見事金賞に輝き、10月9日に北海道・札幌で実施される東日本吹奏楽コンクールに出場することになりました。それを受け、昨日は真岡市長さんから、激励金と激励のお言葉をいただきました。全国1を目指す本校吹奏楽部の音楽は、聴く人全ての心を感動させてくれる素晴らしいものです。