校長室より

校長室より

【校長室よりNo.77】運動会に向けて

いよいよ今週の土曜日が運動会となります。度重なる延期で、生徒たちも戸惑い、保護者の皆様にもご迷惑をおかけしたことと思います。しかし、生徒たちは本当に少ない練習時間ですが、「主体的」に話し合って、クラスの勝利を目指して一生懸命取り組んでおります。緊急事態宣言が解除されれば、予定通り、保護者2名の参観を認めさせていただき、生徒たちが頑張る様子をご覧いただきたいと思っております。十分な感染予防策を講じた上での参観にご協力ください。

【校長室よりNo.76】見方を変えれば(リフレーミング)

写真は、昇降口付近の廊下に掲示してある、「リフレーミング・カード」です。カードには、一般的に短所と捉えがちな言葉が書かれておりますが、裏返すと、その短所とも捉えがちな言葉を長所に変えたものが書かれています。リフレーミングとは、物事を見る枠組みを変えることを意味します。要するに、短所とも捉えがちな人の行動や性格も、見る角度を変えれば長所とも捉えることができ、「互いを認め合う社会」に向かうことができるのだろうと思います。廊下を通る生徒たちは、時折、リフレーミングカードを裏返し、自分自身の中にある枠組みを確認しているようです。

【校長室よりNo.75】配慮と感謝

本日から、全員登校が始まりました。久しぶりに友達に会うことができた生徒たちは、とても素敵な笑顔で再会を喜んでいました。そして、久しぶりのフルメニューでの給食でしたが、感染予防に配慮し、全員が前を向いての「黙食」を確実に実施してくれていました。そんな中でも、数人の生徒に話を聞くと、「やっぱり、学校の給食はおいしいです。」「改めて、いろいろなものが食べられることに感謝しなけれなりません。」と話してくれました。

【校長室よりNo.74】登下校の安全確保

全国的に、小中学生の登下校中の事故が後を絶ちません。真岡東中では、交通安全担当を中心に、生徒から登下校路の危険箇所を調査し、その危険箇所を説明するを各学年の廊下に掲示しております。かけがえのないたった一つの命を守るためにも、ご家庭でも登下校路の安全について、話題にしていただければと思います。(御来校の際には、掲示をご覧いただき、危険箇所をご確認ください。)

【校長室よりNo.73】秩序ある生徒の行動に感謝です

分散登校が始まって7日目。感染への配慮が求められる中での授業ですが、教師の配慮はもちろんのこと、生徒たちも主体的に感染予防に配慮した学校生活を送ってくれております。現在の感染拡大を抑えることはもちろんのことですが、生徒たちには、今の経験を生かして、自分の力で自分の健康を守る資質が求められます。そういった意味からも、主体的に秩序ある行動をとっている生徒たちは、生涯役立つ資質を身につけたのだろうと思います。(部活動もなく、運動不足気味の生徒たちですが、体育の授業ではソーシャルディスタンスをとって、体力向上をはかっています。)

 

【校長室よりNo.72】細心の感染予防の中で

9月2日は、分散登校二日目でした。雨降る中の登校でしたが、生徒たちは元気に登校してくれました。昇降口では、各学年主任が朝の挨拶をしながら、全ての生徒の手指消毒を行い、サーマルカメラで体温チェックを行っています。授業も、互い違いに座席をとり、ソーシャルディスタンスを保持して進めております。細心の感染予防の中で実施されている分散登校ですが、何よりも生徒たちが主体的に感染を予防する行動をとってくれていることに感謝します。

【校長室よりNo.71】生徒の笑顔がこだまする(分散登校初日)

42日間にわたる夏休みを終え、本日から第二学期が始まりました。残念ながら分散登校という形で、全生徒がそろうことはありませんでしたが、生徒の笑顔がこだまする学校は、私たち教職員の心をわくわくさせてくれました。

(授業も給食も、感染への配慮がされた中で行われました。)

【校長室よりNo.70】地域とともに・・・

7/19は、全校美化(いわゆる大掃除)が実施されました。それに際して、保護者の方々に清掃指導・助言をお願いしたところ、祖父母の方を含め7名の方が御来校くださり、生徒に指導をしながら、一緒に清掃活動をしてくださいました。生徒たちは保護者の方々から清掃のご指導をいただくことは初めてなので、戸惑っておりましたが、素直に助言を受けて一生懸命に取り組んでおりました。地域と一体となった取り組みが徐々に浸透し、温かい空気が漂う真岡東中でした。

【校長室より N69】命を守る術

7/12から体育科で水泳の授業が始まりました。初日の生徒の泳力状況を確認すると、25mを泳ぎ切れない生徒が多数いることが判明。急遽、校長が個別指導に当たることにしました。早く泳げなくとも、水泳は自分の命を守る術でもあります。生まれて初めて自分の力で25mを泳ぎ切った生徒と、喜びを分かち合いました。

【校長室より N68】郡市総体を終えて

本日で、4日間にわたる郡市総体が終了となります。3年生にとっては、最後の大会となったわけですが、それぞれの部が、2年半にわたる練習の成果を発揮すべく、必死に競技に取り組んでくれました。4日間かけて全ての部の応援に回りましたが、友達と励まし合いながら競技する微笑ましい姿を見ては顔がほころび、敗北して涙を流す姿を見ては、もらい泣きし。東中生徒の頑張る姿、温かい姿を間近で見ることができ、幸せな4日間となりました。

 

【校長室より No.67】古に学ぶ

修学旅行で会津からアップしております。白虎隊を育てた日新館の入り口に【什の教え】があります。時代にそぐわないと思われる内容もありますが、日本古来の厳格な教えから学ぶことも多いと感じました。

【校長室より No.66】丁寧に育てれば・・・

本校では、勤労体験・緑化活動のために、野菜や花の苗を種から育てています。ここ数日、清掃の時間に生徒数人にお手伝いをいただき、マリーゴールドとサルビアの苗を植え替えしました。生徒たちは、それはそれは丁寧に植え替えをしてくれ、そのおかげで、種から育てたとは思えないほど、元気に育っています。作業をしながら、生徒たちとの雑談の中で、「こんなに丁寧に仕事をしてくれる生徒とはめったに出会えないよ。」「花も人間も、丁寧に育てると元気に育つんだよね。」と談笑しました。なんとも、温かい時間でした。

【校長室より No.65】新しい学力

本日は、1年生が真岡市総合学力調査、2年生がとちぎっ子学習状況調査、3年生が全国学力・学習状況調査が実施されました。どの学年の生徒も、真剣にテストに臨んでおりました。これらの調査は、生徒たちの学習状況や習熟度、さらには思考力や表現力など、総合的な学力を調査するものです。ただ単に、暗記をしていたり、計算ができたりするだけでは対応できない問題も多々あります。これからは、「何を知っているか・何ができるか」「知っていることをどう使うか」「どのように社会や世界と関わり、よりよい人生を送るか」といった視点での、総合的な学力が求められます。高校入試や大学入試なども、出題形式が変わることが予想されます。本校でも、そういった「新しい学力」に視点を当てた取り組みを、各教科ごとに取り組んでおります。

【校長室より No.64】いじめの撲滅に向けて

本日、生徒会の生活安全委員会の主催による、「いじめ防止サミット」が開催されました。冒頭に、生活安全委員長よりいじめが起こる構造や、いじめが法的に許されない理由などを説明しました。その後、各学級の代表が、各クラスで話し合って決めたいじめをなくすための具体的な方法などを発表しました。どのクラスの発表内容も素晴らしく、いじめ撲滅に向けて真剣に考え、話し合ったことが伺えました。このあと、本日のサミットを受け、各クラスでいじめ撲滅のためのスローガンを決めることとなります。先日の保護者会でもお話しましたように、東中は本気でいじめ撲滅に向けた取り組みを行います。

【校長室より No.63】念願の自転車小屋

これまでの本校の自転車小屋には限りがあり、自転車通学を希望するすべての生徒の駐輪場が確保できない状態でした。昨年度末、真岡市に要望して、ようやく自転車小屋が増設されました。332名全員分が確保されたわけではありませんが、希望する生徒分が確保され、本日、改めて各自の駐輪場所を確認しました。市当局に心から感謝するとともに、自転車に乗ることで生じる危険を認識し、安全な登校を心がけてほしいと願います。

【校長室より No.62】学校は学ぶところ

連休明けの今日は、3年生が実力テストを実施しました。また、各学年が学力調査に向けた類似問題等を宿題として出しました。何といっても学校は学ぶところです。多くの時間を費やす学習が、「分かった」「できた」という達成感のあるものになれば、さらに学校生活は楽しく、有意義なものになります。5月27日には、1年から3年まで各種学力調査が実施されます。先日の学年保護者会でもお話ししましたように、学習のことでお困りの際は遠慮なく担任等にご相談ください。東中は、すべての生徒の学力を保証する取り組みを進めております。

【校長室より No.61】心意気

本校の校歌に歌われている「心意気」という言葉は、生徒たちにとっても、教師にとっても合い言葉のように使われています。その「心意気」という文字が、昇降口のところに掲示してありました。これは、元本校校長の大塚昭一先生が書かれたものでしたが、長年の風等で破れてしまっていました。そこで、中学時代に数々の書写展で活躍した、本校卒業生の山口翔生さんにお願いしたところ、快く引き受けてくださり、見事な字で書き上げてくださいました。写真は、山口さんから渡してもらったときの様子です。見事な「心意気」の文字が、昇降口のところに掲示してありますので、御来校の際にご覧ください。

【校長室より No.60】旋風

4月27日、一年ぶりに芳賀郡市春季陸上大会が開催されました。穏やかな晴れ間の中、東中の生徒が、おのおののプライドと東中のプライドをかけ、一生懸命に走ったり、跳んだり、投げたりする姿を、感動しながら見ていました。男子が準優勝、女子が優勝、総合で準優勝と素晴らしい成績を残しました。東中の旋風が巻き起こった一日でした。

【校長室より No.59】学力のほしょう

今年度の真岡東中学校の重点的な取り組みの一つに、「すべての生徒の学力のほしょう」を上げました。高校への進学の有無にかかわらず、すべての生徒の基礎学力をほしょうすること、さらには、個に応じた適切な指導助言をし、それぞれの学習状況に合わせた学習支援をすることを目指します。そのための具体的な取組として、各教科ごとの「教科部会」を時間割に組み込み、教科内での指導法や進み具合に関する情報交換をしております。さらには、経験年数の格差を埋めるべく、指導法を伝え合い・教えあう時間にもしております。写真は、国語部会の様子であり、ベテラン教師が若手教師に、「生徒の主体性を伸ばす働きかけ」についてアドバイスしております。

【校長室より No.58】食事は喉を通っている?

4月8日、多くの保護者の方々にご参列いただき、厳粛な雰囲気の中で令和3年度の入学式を挙行することができました。新入生116名は、緊張の面持ちながらも、自覚を感じさせてくれるりっぱな態度で式に臨んでいました。そのあと、中学校で初めての給食でした。さぞかし、緊張で食事ものどを通らない、のかと思いきや、みんなしっかりと食べていたので安心しました。