校長室から

校長室から

2学期始業式あいさつ

 42日間という夏休みが終了し、いよいよ今日から2学期がスタートします。この休み中、大きな事故等もなく、元気な皆さんと再会できたことを、大変嬉しく思います。
 皆さんにとってこの夏休みは、部活動に、受験勉強に、そして一人一人の得意分野に打ち込んだ「熱い夏」になったことと思います。
 県総体陸上競技大会では、1年男子1500mに石川ドリエン君、2年男子走り高跳びに久保野 颯君が芳賀地区代表として出場しました。県総体水泳競技大会では、女子200m自由形で、1年栁田彩衣花さんが、予選5位で決勝に進み、あと一歩で関東大会出場の力泳を見せてくれました。県大会は個人種目で1・2年生の出場でしたが、今後がきたされます。
 また、県吹奏楽コンクールでは「銅賞」を受賞しました。芳賀地区音楽祭に向けて、悪かった所を改善して臨んでもらいたいと思います。
 さて、いよいよ今日から2学期です。2学期は3つある学期の中でも最も長く、気候的にも過ごしやすい秋が中心ですから、大きな成果が期待できる学期です。来週土曜日に迫った運動会や10月の桜町祭など大きな行事があります。また、郡市新人各種大会や芳賀地方音楽祭・芸術祭などもあります。チャンスを逃さず、自分を大きく伸ばしてほしいと思います。
 5月の生徒総会で今年度の年間統一テーマ、「挑(いどむ)~まだ見ぬ自分を切りひらけ~」と生徒会長の平石陽菜さんから発表されました。「小さなことにでも挑戦して新しい自分を見つけて欲しい」という願を込めたテーマです。
 自身の考えや行動を振り返り、自己理解を今以上に深め、失敗を恐れず、何事にも挑戦する気持ちをもって学校生活を送り、自己を成長させていきましょう。
 3年生には、運動会や桜町祭で、まさに物部中の顔として中心となって活躍してくれることを期待しています。そして、何よりも来年に控えた受験に向けて確かな学力を身に付け、夢の実現を自分自身の手でつかんでください。
 2年生は、3年生のあとを受けて、中心となって活動していかなければなりません。そして、やがては生徒会をはじめ物部中の中心となって本校を背負って立つ必要があります。物部中のよき伝統を引き継ぎ、更に発展させる活躍を期待します。
 1年生は、中学生としての土台を作り上げる大事な学期です。土台が小さいと小さい建物しか建ちません。土台が大きくしっかりしていれば、どんな大きな建物も建てることができます。先輩を見習いながら、その土台をしっかりとつくってください。
 最後に、まだ収束が見えない新型コロナウイルス感染症に対して、日頃の予防策が大切です。今までやってきた対策を学校や家庭でも、しっかりと守っていきましょう。

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