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校長室から
【校長室よりNo.58】世界共通の教育
この写真は、サンドバーグ・ミドルスクールの体育館に掲示されているメッセージです。[Responsibility]責任感[Respect]尊敬[Integrity]誠実さ[Compassion]思いやり[Initiative]意思表示・積極性[Perseverance]忍耐[Concientious]良心的[Adaptability]適応力[Creativity]創造性 という意味です。日本の多くの小中高校で学校目標としている内容と重なります。つまり、教育が世界共通であるということかと思います。今回の国際交流では、サンドバーグ・ミドルスクールの校長先生はじめ多くの先生方と、教育方針などについても論じることができ、そういった意味からも有意義な交流となりました。
【校長室よりNo.57】地球人として
10月27日から11月3日の日程で、アメリカ・カリフォルニア州サンドバーグ・ミドルスクールとの国際交流に、28名の生徒と共に行って参りました。初めて飛行機に乗る生徒もいる中、何よりも安全第一の旅でした。しかし、終始生徒と一緒というわけにはいかない今回の旅。例えば、アメリカでの入国審査は、生徒一人一人が入国審査員からの英語での質問答えなければなりませんでした。また、ホームステイでも英語での会話がほとんどで、苦労しながら英語での会話に挑戦したことと思います。たったの1週間の交流でしたが、お別れの朝は、涙を流して別れを惜しむ生徒同士の姿を見ることができました。今回の国際交流は、単なるアメリカへの旅行ではなく、様々な紛争で苦しむ世界中の人たちへの貴重なメッセージになったのではないかと思います。まさに、日本人・アメリカ人という枠を取り払った「地球人」として、心と心の交流を達成した海外派遣となりました。
【校長室よりNo.56】生徒が身を乗り出す授業への工夫(授業参観より)
本日は、1年生の社会科の授業を参観しました。私は常々、「授業は連ドラのようなもの。チャンネルを変えられることのない、連ドラ予約をしてもらえるような生徒の興味を引き出す授業をしてください。」とお願いしています。今日の1年生の社会科の授業は、平安時代の文化の特色を学ぶないようでした。いきなり、漢字からひらがなやカタカナが作られている例を示し、想像が難しいひらがななどで生徒は前のめりになって考えていました。平安時代の遣唐使の影響について考えるに、絶好の教材でした。まだ2年目の教師ですが、生徒の興味を引き出すためにと、様々な教材を工夫した授業を展開していました。
【校長室よりNo.55】幸せな時間
すでにHPでお知らせしましたとおり、昨日、芳賀郡市中学校駅伝競走大会が開催され、つらく厳しい練習を乗り越えた生徒たちが、全身全霊をかけた走りを見せてくれました。男子は5位入賞、女子はオープン参加枠になったとはいえ実質2位の走りを見せてくれました。帰校後、指導に当たった教員からねぎらいの言葉が贈られ、3年生からも感謝の気持ちを伝えていただきました。ひたすらに涙を流す3年生と話しているなかで、明日から一緒に走れない寂しさ・むなしさを感じるということは、「結局、この3ヶ月が幸せだった」という結論に達しました。生徒たちと共に走ってきた3ヶ月は、本当に幸せな時間でした。
【校長室よりNo.54】個別のアセスメント(授業参観より)
本日は特別支援学級の授業を参観しました。11月に実施する校外学習の準備のため、買い物や電車等への乗り方に関する学習を行っていました。担当教員が生徒に寄り添い、習得状況を確認しながら丁寧に指導している姿が印象的でした。個別の対応をすることにより、生徒たちは格段にできることを増やし、生きる力を高めています。
【校長室よりNo.53】一体感
10月21日に令和5年度牧が丘祭を開催しました。午前中の各種発表、合唱コンクールに続いて、午後は生徒会主催のスター誕生、中村中チャンピオンシップが行われました。秋晴れの元、多くの保護者の方々に見守られながら、笑いと感動の牧が丘祭となりました。後片付けも、NFA(父親の会)の皆様にご協力いただき、生徒たちはそれぞれの学級で感動を分かち合う時間を確保できました。何よりも、生徒と教師、そして保護者が一体となった温かみを感じる牧が丘祭でした。
【校長室よりNo.52】明日への期待
いよいよ明日は牧が丘祭です。メインイベントでもある合唱コンクールに向けて、全てのクラスが練習に励んでいました。歌うことを苦手とする仲間もいたことでしょう。時には、学級が分裂してしまうこともあったでしょう。それらを乗り越えて奏でる歌声は、聞く人の心を揺れ動かしてくれることと思います。明日の合唱コンクール。涙なしでは聞けない予感がします。(写真は、3年生の最後の練習の様子です)
【校長室よりNo.51】多角的な目線と配慮で行われる体育の授業(授業参観から)
本日は、2年生男子の体育の授業(柔道)を参観しました。体育の授業では、体調不良やけがで実際の活動ができない生徒もいます。本時では、組み手を行う生徒の間に立って安全確保をしたり、タブレットを使って感想等を入力し、間接的ですが授業に主体的に参加していました。また、体育の授業では運動量の確保と安全の確保が求められます。運動量の確保を優先しすぎて生徒に自由に活動させれば、けがのリスクが高まります。本時では、適切な指示のもと、見学の生徒や生徒同士で安全確保するなど、細かな配慮がなされていました。その上で、息を切らすほど一生懸命に柔道に取り組む2年生男子の姿が印象的でした。これも、体育教師の多角的な目線と配慮があってのことなのだろうと思います。
【校長室よりNo.50】後身を育てる
9月25日から10月20日までの4週間、本校を卒業した笠倉さんが教育実習に来ており、本日、集大成としての研究授業を実施しました。笠倉さんは、中村中時代に野球部に所属しており、放課後は野球部の指導にもあたってくれました。今日の研究授業は、「柔道」。生徒の安全な活動に細心の注意を必要とする単元でしたが、生徒たちに丁寧に説明する姿が印象的でした。将来は是非とも教師になりたいという意思があるようです。中村中での教育実習が笠倉先生の誕生に役立つことを祈っています。
【校長室よりNo.49】辛さを乗り越えてこその達成感(郡市駅伝に向けて)
7月から毎朝、厳しい練習を積み重ねてきた特設駅伝部の活動も、いよいよ集大成の時期を迎えました。夏の暑い中のロングジョグ、朝早くからのスピードトレーニングなど、ただ走るだけの練習は過酷であり、逃げ出したくなったことも多々あったことと思います。それでも、約4ヶ月、ここまでやり遂げた生徒たちは、辛さを乗り越えた達成感を知っており、主体的に取り組んでいます。昨日は、選手選考を兼ねた最後の試走を行いました。大会は、10月24日、井頭公園で行われます。是非とも応援していただければと思います。
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