令和6年度 校長室より
校長室より No35「オリンピアンから」
9月16日(月)敬老の日、山前分館で行われた「水沼尚輝選手オリンピック報告会」に参加しました。令和2年東京オリンピックや令和4年世界水泳選手権にも出場し、世界選手権では日本新記録を樹立しました。そして、パリでは決勝に進出し8位入賞。大変おめでとうございます。公私ともにお忙しい中、地元山前に帰省され直接お話を伺うことができました。「目標に向かって必死に努力をしても思い通りの結果にならない時(スランプ状態)は、どんなことを考えますか」との質問に対し『今まで頑張ってきた自分自身を疑わないこと、そしてあきらめないこと』とのお話でした。世界の大舞台で活躍するトップアスリートでも思い悩むことはあり、そこでくじけずにひたむきに努力することは誰でも同じなのだと、私の心に響きました。小中学生へのメッセージをお願いしたところ、快く引き受けて頂きました。後日に視聴できるよう、準備を進めているとのことです。メッセージ視聴の仕方については、改めてお知らせいたします。
校長室より No34「感動と笑顔」
暑すぎるほどの晴天の下、8時30分の開会式から13時30分の閉会式、その後の係ごとの片付けまで、生徒全員が自分の役割を果たし、生徒全員が助け合い生徒全員で盛り上がった素晴らしい運動会でした。着順や勝敗だけにとらわれることなく、最後まであきらめず懸命に走り演技する仲間を称え合う拍手が自然と沸き起こりました。必死になって練習を続けてきた「集団行動」は、見ている人たちに心に残る何かを残すことができたと感じています。私も心の底から「100点満点」を出しました。生徒一人一人が、今日の素敵な時間を中学校生活の思い出の1ページに刻んでほしいと願います。
半日ではありましたが、ご協力をいただき熱い声援を送ってくださった全ての方々に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
生徒たちの笑顔の様子は、今後のHPにも掲載いたします。どうぞ、ご覧ください。
校長室より No33「2学期のスタート」
台風の影響で本日の登校も心配されましたが、予定どおり2学期がスタートしました。生徒たちの「おはようございます」という元気な挨拶がこだまするのが、やはり学校本来の姿だなあと感じます。自転車置き場では「久しぶり~元気!」「宿題終わった…」と明るい声が響きます。始業式では、パリオリンピックで活躍した本校卒業生の水沼尚輝選手の話に加え、『今よりも、一歩へ』との言葉を伝えました。
2学期も生徒たちの健全育成を目指し、教育活動を推進してまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。
校長室より No32 「うれしい連絡」
夏休みの終盤8/26(月)の朝、地域にお住まいの方からお電話をいただきました。『山前中の生徒が、いつも大きな声で元気よく挨拶をしてくれて、うれしくて思わず電話しました。私が畑で作業をしていても、離れたところから声をかけてくれるんです。』とのこと。さらに、お孫さんも本地区の小学校に通われていて「何年後かには中学校でお世話になると思うと安心です」と付け加えられました。なんとうれしく、そしてありがたい電話でしょう。心の中がぽっと温かくなり、目頭が熱くなります。学校が地域の方々に見守られていること、何気ない生徒の行いが私に感動を与えてくれました。お電話をいただいた方、そしていつも元気に挨拶をしている生徒たちに、私から『ありがとうございます』。
校長室より No31「いつもありがとうございます」
学校畑に植えた200株のサツマイモは順調に育っていますが、その周りには草が生い茂ってしまいます。本校用務員や生徒たちも管理していますが、思うように手が回りません。4月にお願いした地域の方に連絡をしたところ、すぐに駆けつけてくださいました。
時間を惜しまず支えてくださる地域の方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。いつも本当にありがとうございます。
校長室より No30「世界の舞台で8位」
いよいよ男子100mバタフライ決勝。急遽でしたが、真岡市公民館の山前分館でPVが行われました。わずか1~2秒の間に全員がフィニッシュする大接戦でした。メダルには届きませんでしたが、レース後には「4年後の五輪を…」と、次の目標に向かったコメント。出場するだけでも素晴らしいオリンピック、その決勝で精一杯力を出し切った水沼選手。
自分の目標に向かって懸命に努力し続けている本校の卒業生に、応援している私たちが勇気をいただいているようです。感動をありがとう。
校長室より No29「卒業生の大活躍!」
平成23年度に本校を卒業した、パリオリンピック競泳の日本代表水沼尚輝選手が男子100mバタフライに出場しました。真岡市主催のパブリックビューイングにて、パリまで届きそうな大声援を送りました。当初、予選はTV放映が予定されていませんでしたが、会場の熱い思いが伝わったのか、本番直前で水沼選手の生中継が始まりました。4組目でスタートした水沼選手は15位に入り準決勝へ。そして、本日(8/3)未明に行われた準決勝も全体の8位で突破し、8/4の決勝に進出を決めました。
山前中の卒業生という身近な先輩が、世界で活躍している姿を目にしているであろう在校生にとっても、大きな誇りを感じていることでしょう。
決勝もガンバレ!水沼尚輝選手!
校長室より No28「憩いの場」
真岡の夏祭りに参加する中学生御輿。当日の早朝、地元の「若神会」の方々に組み立てをしていただきました。「昨日は○○だったねえ…。次は△△さんだな…」と、和気あいあいな雰囲気を見ながら、こうしてこの場に集まること自体が地域の方々同士の憩いのひとときにもなっているのではと感じました。学校が地域に貢献できているとしたら、たいへん嬉しい限りです。
校長室より No27「1学期終了 ありがとうございました」
満開のさくらとともにスタートした令和6年度の第1学期も、本日で終了となりました。例年より遅い梅雨入りで早い時期から猛暑が続きましたが、修学旅行や宿泊学習、その他予定された行事を滞りなく終えることができました。学力向上に向けた授業への真剣な取り組み、学級・学年の友だちや部活動をとおして得られた人間関係づくりなど、生徒たちがそれぞれの時間を大切に過ごすことができた証だと思います。加えて、本校の教育活動に対してご理解とご協力をいただいている保護者や地域の皆様のおかげであると、心より感謝申し上げます。
明日からの夏休み、ご家族や地域の一員として、安全で有意義な生活を送ることができるよう願っております。1学期間大変お世話になりました。
校長室より No26「小さな準備」
教育活動に「大きい」も「小さい」も、比べる基準はないと思います。でも、多くの目に触れるか否かには、少しだけ違いがあるのではないでしょうか。どんな機会に、何をとおして学ぶのか、その人の意識次第で変わるものもあると考えています。
いつも目にする廊下の掲示物も、当然のように引かれているラインも、誰かが準備しているのです。
「誰かのために何かすること」尊い行いです。ありがとうございます。