ブログ

令和6年度 校長室より

校長室より No64「令和6年度を終えて」

 さくらの花とともにスタートした令和6年度も、本日、修了式を迎えました。第1学期の始業式では「1年後に、この学校でこの学年でこの学級でよかったと思えるような時間にしましょう」と話しました。知力・体力・行動力などが著しい成長を遂げる中学生の時期。全校生徒144名にとって、「100%自分の思い通り」の学校生活ではなかったとしても、様々な経験から人間関係づくりや人としての学びを得られたものと信じております。そして、その学びを糧とし、一人ひとりが次のステージで躍動することを期待しております。生徒の皆さんの頑張り、常にお子様の背中を後押ししていただいた保護者、山前中学校を温かく見守っていただいた地域の方々、本校の教育活動に際して、ご理解とご協力、ご支援をいただきました全ての皆様に対しまして、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
 そして、令和7年度も、どうぞよろしくお願いいたします。

校長室より No63「3.11に想う」

 14年前の2011年3月11日14時46分。東北地方を中心に発生した「東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)」。地震直後に襲った大津波や火災などにより、甚大な被害となった。原子力発電所への影響、液状化現象による地盤沈下、交通網の遮断、ライフラインのストップ。それまで当たり前と思われていた私たちの生活が一変した瞬間でした。その年に産声を上げた子どもたちが現在の中学生です。全国各地で関連する報道がなされていますが、1度なくなったら決して戻ることのない「大切な命」について、真剣に考える機会となるよう願います。

校長室より No62「晴れやかに」

 温かい日差しとともに春の息吹が感じられる今日、たくさんの保護者と地域のご来賓をお迎えし、第78回卒業式を挙行いたしました。一昨日の積雪には惑わされましたが、本日は快晴。中学校、そして義務教育9年間の課程を修了した56名に卒業証書を手渡しました。在校生と保護者が見守る中、すがすがしく晴れやかな笑顔で、一人ひとりが数え切れないほどの思い出を胸に学び舎を巣立っていきました。卒業生の皆さんの未来が明るく豊かで、幸福でありますことをお祈り申し上げます。大きく羽ばたく皆さんに、最大限の拍手を贈ります。ご卒業おめでとうございます。

 

校長室より No61「形で表す」

 お世話になった3年生のために、2年生が卒業式の会場づくりを行っています。4月からは山前中の最上級生となる2年生。生徒会活動や部活動で自分たちの「目標」としていた先輩方への感謝の気持ちを、形で表します。しかも、リーダーの説明を受けながら生徒たちで作業を進めており、自分たちで行動することに挑戦しながら…。

 

 

校長室より No60「双方向のありがとう」

 図書館司書さんから、3年間使用した図書カードとメッセージつきの貸し出し履歴が手渡されました。加えて、吉田松陰の「飛耳長目」のお話から、たくさんの情報が錯綜する社会で、遠くの事をよく見聞きする耳や目で敏感に観察して得た正確な情報をもとに行動してほしいとの言葉が贈られました。すると今度は生徒たちから、「図書室をきれいに整えていただいたり、素敵な本を紹介していただいたり、3年間ありがとうございました」とお礼の色紙が贈られました。

図書館司書さんは週に1回の来校ですが、生徒の胸中に「図書室の思い出」が確実に刻まれました。

 

校長室より No59「春の準備とお願い」

 

 

 中学校最大の行事とも言われる「卒業式」に向けて、校内の環境整備を行っています。日頃から清掃活動にも注力していますが、敷地が広く生徒数も減少傾向にあるため、なかなか手が回らない現状です。お子様のお迎え等で来校された少しの時間で結構です。もし、片付けなどお手伝いいただけたら幸いです。職員室にお声かけください。

校長室より No58「癒やしの空間」

 真岡市教育委員会で設置している「適応指導教室(ライブリー教室)」の作品展が開かれました(2/18~20)。ライブリー教室では、小中学校における学習内容に加えて、自立や社会性を育てるための様々な活動が行われています。書道や絵画など芸術活動やスポーツレクリエーションなど身体を動かす活動、そして草花や作物などの生産的活動。ボランティアや専門的講師の方々とともに作成した作品は、優しさとあたたかさが表現され、私たちの疲れた心と体を癒やしてくれます。来年も楽しみにしています。

 

 

 

校長室より No57「後輩の前で」

 小学校と中学校の連携した教育活動の一環として、「先輩からの学校紹介」を行いました。1月に中学校入学説明会は実施していますが、子どもたち目線での素朴な質問がたくさん出され、中学生としてしっかりと答えていました。「勉強は難しいですか」「部活動は大変ですか」「違う小学校の友だちをつくるには」等の質問に、「大丈夫、安心して…」と先輩からの温かい言葉がおくられました。

 

 

校長室より No56「いつものことを」

 昨年の11月に環境福祉委員の生徒と地域の学校支援ボランティアの皆さんで植えたパンジーが、氷点下にもなる寒さに耐えながら花壇を彩っています。空気が乾燥するこの季節だからこそ、忘れずに責任を果たしています。

 いつものことをいつもどおりに心を込めて…。ありがとうございます。

 

 

校長室より No55「健康のために 小・中連携」

 山前中学校区の児童生徒健康保持増進のため、共通のテーマを設定し保健安全指導を行っています。各学校で健康新聞を作成し、それぞれの学校で廊下等に掲示しています。スマホ等メディアの上手な使い方、睡眠と健康や感染症予防について、啓発活動を推進しています。何よりも大切な健康と安全について、みんなで考えていきましょう。

 

校長室より No54「備える」

 真岡市総合社会福祉センターで行われた「災害ボランティアセンター運営訓練」を拝見しました。いつ、どこで起こるか分からない地震など自然災害が発生したときに「備えておくこと」は大切なことだと思います。個人で、家族で、職場で、そして地域でできること。有事の際には学校が避難所となる可能性もあります。防災・減災について改めて考える機会となりました。

 

校長室より No53「あたたかさ」

 季節柄、さつまいもを栽培した後の学校畑にほとんど雑草は見られませんが、いつもお世話になっている地域の方が機械を使って耕してくださいました。「お時間があるときにお願いします」とだけ依頼をしていましたが、「近くの畑に来たついでだから…」と笑顔で作業をしていただきました。「大寒」に入った夕刻の寒い中、やわらかい日差しとともに「あたたかい空気」を感じました。いつもありがとうございます。

 

校長室より No52「歴史に触れる」

 NPO法人歴史人物学習館の講師による「出前授業」を行いました。テーマは「荒井退造の生き方から学ぼう」。栃木県清原村(現・宇都宮市)の農家出身である荒井退造(1900年~1945年)は、高校・大学を卒業後、国家公務員となり1943年沖縄県警察部長に就任。太平洋戦争末期に多くの沖縄県民を救った強い責任感から、「たとえ逆境でもあきらめないことの大切さ」を生徒たちは感じたことと思います。授業を通して学んだ知識を、こらから進んでいく自分自身の生き方の糧としてほしいと願います。

 

 

校長室より No51「新年を迎えて」

 新年明けましておめでとうございます。山前中学校の教育活動に際しまして、昨年中は色々とお世話になりました。

未来を担う生徒たちの健やかな成長のため、本校教職員一丸となって教育活動を推進してまいります。保護者や地域の皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

校長室より No50「2学期を終えて」

 真夏の暑さ厳しい9月2日にスタートしてから登校日数79日、2学期の終業式を迎えることができました。始業式では、「千里の道も一歩から。嫌なことや面倒なことを後回しにしないで、一歩踏み出す大切さ」を話しました。快晴の下行われた運動会では、集団行動演技を披露し会場の皆さんから多くの拍手をいただきました。りんどう祭の合唱コンクールでは、一人ひとりの歌声が素敵なハーモニーとなって、来場された方々の心に残る演奏をお聴きいただけたと思います。学校行事に限らず、毎日の授業や友だちとのたわいもないお喋りから得られた経験は、生徒たちにとって成長の糧となったものと信じています。

 2学期の間、日々たゆまぬ努力を続けた生徒たちとその背中を後押ししていただいた保護者の方々、そして本校の教育活動を温かく見守っていただいた地域の方々に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
 
 どうぞ、よいお年をお迎えください。

 

 

校長室より No49「行事の朝」

 今日は、校内駅伝大会です。体育の時間にたくさん練習し、各クラスが一丸となってその成果を発揮します。吐く息が白いほど厳しい寒さの中、実行委員の生徒が準備をしていました。どんな行事でも、「裏方」の仕事をしている人がいるから成功を収めることができるのです。実行委員の皆さん、ありがとう。

 

校長室より No48「省みる」

 生徒会役員選挙の立会演説会に合わせて、学校評議員の皆様にお出でいただきました。これまでの生徒たちの学習や諸活動の様子を紹介し、学校評価アンケート結果(一部)をお知らせしました。本校の教育活動の推進状況をみていただき、学校のよき理解者・応援者としてのご意見を頂戴しました。いただいたご意見を真摯に受け止め、今後の教育活動に活かしてまいります。お忙しい中、ご来校いただきありがとうございました。

(生徒と同じ給食を召し上がっていただきました)

 

校長室より No47「自分たちで動く」

 寒空の下、体育の授業では「長距離走」を行っています。12/4の校内駅伝競走大会に向けて、どの学級も真剣に取り組んでいるところです。都合により、3年生と1年生の異学年ですが合同で授業を行うことになりました。すると3年生が、いつも練習している駅伝コースの目印(カラーコーン)を、先生からの指示を待つことなく率先して自分たちで設置し始めました。嬉しくなった私は校庭に行って、「自分たちで考えて動くことは、とても素晴らしい」と、授業開始時に声をかけてさせてもらいました。1年生には先輩の姿をしっかりと見てほしいと思います。

ありがとう、3年生の皆さん。

 

 

校長室より No46「笑顔を届ける」

 新型コロナウイルス感染症の流行前に行っていた介護福祉施設との交流活動。現在は対面での直接的な交流がなかなかできない状況です。そこで、生徒会の環境福祉委員による「お花のプレゼント」を行いました。夕方の肌寒い時間でしたが、玄関前でお花をお渡しすることできました。手書きのメッセージを添えたきれいな鉢植えと一緒に、生徒からの「笑顔とやさしさ」を受け取っていただいたと感じています。風邪などに注意して、これからもお元気でお過ごしください。

 

校長室より No45「功績」

 真岡市教育祭と芳賀郡市教育祭において、本校の生徒が優秀児童生徒の表彰状をいただきました。日頃の学校生活の様子から、学業・行動ともに他の生徒の模範となる生徒に贈呈されるものです。様々な場面で活躍し、受賞した生徒の功績を称え心から拍手を送ります。おめでとうございます。

 

 (写真は一部加工しています)

校長室より No44「進んで」

 昨日の出来事です。1学年の職員が昼休みに廊下の掲示物の張り替え作業をしていたところ、1年生の男子生徒がすっと寄ってきて、その作業を手伝ってくれたとのこと。しかもごく自然に…。それを見ていた数名の生徒も一緒に手伝ってくれたので、ずいぶん早く終了したそうです。先生から頼まれたわけでもないのに、自分から進んで手を差し伸べることができたその優しい気持ち、これからも大切にして下さいね。ありがとう。

校長室より No43「充実感」

 井頭公園で行われた芳賀郡市中学校駅伝競走大会。早朝から冷たい雨に降られましたが、徐々に雲が抜け、男子の発走時刻ごろには晴れ間も見えました。辛い練習を承知の上で自ら手を上げて集まってくれた特設駅伝部のメンバーたちにとって、いざ本番です。山前中のユニフォームに袖を通し、1本の襷に熱い思いを込めて全力を尽くしました。1区から6区まで全員が「自己ベスト」を更新。約2ヶ月の練習で自分自身に挑戦したことは、これからの生活(人生)における糧となることは言うまでもありません。レースを終えて学校に戻り、雨に濡れたテントやシートを片付けた後、生徒たちから「やりきった達成感」との声を聞いたとき、なんと素晴らしい経験ができたことだろうと、私の胸中にも「充実感」という思いがあふれました。頑張りぬいた特設駅伝部の生徒たちに拍手を送ります。

 

 

校長室より No42「生徒たちの温かい手で…」

 文化の風薫る秋空にコスモスがゆれる絶好の季節、来賓や保護者の方々、そして今年は小学校6年生を招待し「りんどう祭」を開催しました。学習発表の部は少年の主張と英語スピーチ発表、合唱コンクールと吹奏楽部の演奏でした。合唱コンクールは、1学期から選曲とパート練習に取り組み、今日がいよいよ本番。その後、生徒会イベントの「山中ライブ」。午後の最優秀賞発表時は「やったー、キャー」と歓喜で盛り上がりました。そんな中、私たちも職員合唱「糸」を披露しました。演奏が始まると間もなく、3年生もステージに上がって一緒に歌い出し、誰もいなかった指揮台に2名の男子が立って、教職員チームをリードしてくれました。長い教員経験の中で、職員合唱を生徒とともに演奏したことがなかった私は、うれしさのあまり歌が涙声になってしまいました。
 生徒たちの手でつくり上げた心温まる「りんどう祭」。また一つ感動をいただきました。ありがとう。

  

後日、りんどう祭の様子(一部)をHPに掲載(閲覧は保護者限定)いたしますので、お楽しみに。

校長室より No41「支えられています」

 先日、地区内にお住まいの方から「学校のために、何かお手伝いできることはありませんか?」とのうれしいご連絡をいただきました。本校に在校する生徒の保護者ではありませんが、「回覧板を見て連絡しました」とのこと。2ヶ月に1回程度となっていますが、区長様・町会長様を通して「学校だより」を山前地区内に回覧させていただいています。目を通していただいたこと、そして学校のためにとご連絡を頂戴したことに心から感謝申し上げます。常に、地域の方々に見守られながら教育活動を推進できること、本当にうれしく思います。ありがとうございます。
 きっとこれからも、生徒たちの明るい笑顔と繋がっていけるものと信じております。

掃き掃除をお願いしました。また、手縫いの雑巾までいただきました。

 

校長室より No40「指導力向上に取り組む」

栃木県教育委員会より学力向上推進担当の先生をお迎えし、公開授業と全教員による授業研究会を行いました(学区内小学校と学力向上推進リーダー勤務校の先生もまじえて)。本校の学校課題は「主体的に学習に取り組む生徒の育成」です。しかし、生徒自身が「主体的に」自分の課題に向かって、本気になって学習を進めるようになることは容易ではありません。私たち教師は「教育のプロ」として、その追求を怠ることなく、自身の学び続けなければならないと考えています。最終的には将来を担う子どもたちのために…。

 

 

校長室より No39「スポーツの日」を前に

 国民の祝日の一つであるスポーツの日。今年は10月14日の月曜日ですが、以前は「体育の日」と称され10月10日であったことは、まだ記憶に新しいと思います。その概要は、1964年(昭和39年)に開催された東京オリンピックの開会式がその日であったことに由来しているとのこと。「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願うこと」が趣旨とされています。今まさに「スポーツの秋」。何をするにも程よい気候の空の下、健康的で爽やかな汗を流したいものです。

 

(当時の写真より)

校長室より No38「学ぶ楽しさ」

 真岡市教育委員会では、何らかの理由で「学校に行けない・行かない子どもたち」に、相談や体験活動等を通して援助や支援をして、自立心や社会性を身に付けさせ、学校復帰及び将来の社会的自立ができるようになることを目指した『適応指導教室』を開設しています。今年度から、二宮コミュニティセンター内に「二宮教室」も開設されました。
 個に応じた学習の補充に加えて、絵画や書道など教室内での創作活動や軽スポーツ、自然体験活動など様々な活動が行われています。他者との関わりの中で自分を見つめ、将来に向かって成長していく子どもたち。学習や活動場所・内容にちがいはあっても「学ぶ楽しさ」を、ぜひ味わってほしいと願います。

校長室より No37「自分への挑戦」

 10月30日(水)に開催される芳賀郡市中学校駅伝競走大会に向けて、希望者による特設駅伝部員が、日々練習に励んでいます。昨日の放課後には、東の空にきれいな虹が出ました。自分自身に挑戦をしている選手たちの背中を七色の虹が押してくれているようです。ファイト!!

 

校長室より No36「全力を尽くす」

 芳賀郡市中学校新人各種大会が9月27日~29日(陸上競技大会9/19実施)に行われました。大会の結果はそれぞれ異なりますが、試合終了の瞬間まで、精一杯全力を出し切って戦いました。県大会出場の権利を得ることができた選手は、次のステージでさらに挑戦してほしいと思います。惜しくも目標達成に届かなかったとしても、自分やチームの課題を分析して技能の向上に励みましょう。生徒たちの送迎や熱い応援をいただいた保護者の方々、大変ありがとうございました。
 また、部活動は日々の苦しい練習や試合等をとおして、将来に活かすことができる何かを学ぶ場所です。時には、すがすがしい挨拶や会場の準備・片付け、点数や勝敗で表せない大切なことも忘れてはいけないと思います。

 

 

  

 

校長室より No35「オリンピアンから」

 9月16日(月)敬老の日、山前分館で行われた「水沼尚輝選手オリンピック報告会」に参加しました。令和2年東京オリンピックや令和4年世界水泳選手権にも出場し、世界選手権では日本新記録を樹立しました。そして、パリでは決勝に進出し8位入賞。大変おめでとうございます。公私ともにお忙しい中、地元山前に帰省され直接お話を伺うことができました。「目標に向かって必死に努力をしても思い通りの結果にならない時(スランプ状態)は、どんなことを考えますか」との質問に対し『今まで頑張ってきた自分自身を疑わないこと、そしてあきらめないこと』とのお話でした。世界の大舞台で活躍するトップアスリートでも思い悩むことはあり、そこでくじけずにひたむきに努力することは誰でも同じなのだと、私の心に響きました。小中学生へのメッセージをお願いしたところ、快く引き受けて頂きました。後日に視聴できるよう、準備を進めているとのことです。メッセージ視聴の仕方については、改めてお知らせいたします。

校長室より No34「感動と笑顔」

 暑すぎるほどの晴天の下、8時30分の開会式から13時30分の閉会式、その後の係ごとの片付けまで、生徒全員が自分の役割を果たし、生徒全員が助け合い生徒全員で盛り上がった素晴らしい運動会でした。着順や勝敗だけにとらわれることなく、最後まであきらめず懸命に走り演技する仲間を称え合う拍手が自然と沸き起こりました。必死になって練習を続けてきた「集団行動」は、見ている人たちに心に残る何かを残すことができたと感じています。私も心の底から「100点満点」を出しました。生徒一人一人が、今日の素敵な時間を中学校生活の思い出の1ページに刻んでほしいと願います。
 半日ではありましたが、ご協力をいただき熱い声援を送ってくださった全ての方々に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

生徒たちの笑顔の様子は、今後のHPにも掲載いたします。どうぞ、ご覧ください。

校長室より No33「2学期のスタート」

 台風の影響で本日の登校も心配されましたが、予定どおり2学期がスタートしました。生徒たちの「おはようございます」という元気な挨拶がこだまするのが、やはり学校本来の姿だなあと感じます。自転車置き場では「久しぶり~元気!」「宿題終わった…」と明るい声が響きます。始業式では、パリオリンピックで活躍した本校卒業生の水沼尚輝選手の話に加え、『今よりも、一歩へ』との言葉を伝えました。
 2学期も生徒たちの健全育成を目指し、教育活動を推進してまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

校長室より No32 「うれしい連絡」

 夏休みの終盤8/26(月)の朝、地域にお住まいの方からお電話をいただきました。『山前中の生徒が、いつも大きな声で元気よく挨拶をしてくれて、うれしくて思わず電話しました。私が畑で作業をしていても、離れたところから声をかけてくれるんです。』とのこと。さらに、お孫さんも本地区の小学校に通われていて「何年後かには中学校でお世話になると思うと安心です」と付け加えられました。なんとうれしく、そしてありがたい電話でしょう。心の中がぽっと温かくなり、目頭が熱くなります。学校が地域の方々に見守られていること、何気ない生徒の行いが私に感動を与えてくれました。お電話をいただいた方、そしていつも元気に挨拶をしている生徒たちに、私から『ありがとうございます』。

 

校長室より No31「いつもありがとうございます」

 学校畑に植えた200株のサツマイモは順調に育っていますが、その周りには草が生い茂ってしまいます。本校用務員や生徒たちも管理していますが、思うように手が回りません。4月にお願いした地域の方に連絡をしたところ、すぐに駆けつけてくださいました。
 時間を惜しまず支えてくださる地域の方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。いつも本当にありがとうございます。

 

校長室より No30「世界の舞台で8位」

 いよいよ男子100mバタフライ決勝。急遽でしたが、真岡市公民館の山前分館でPVが行われました。わずか1~2秒の間に全員がフィニッシュする大接戦でした。メダルには届きませんでしたが、レース後には「4年後の五輪を…」と、次の目標に向かったコメント。出場するだけでも素晴らしいオリンピック、その決勝で精一杯力を出し切った水沼選手。
 自分の目標に向かって懸命に努力し続けている本校の卒業生に、応援している私たちが勇気をいただいているようです。感動をありがとう。

 

校長室より No29「卒業生の大活躍!」

 平成23年度に本校を卒業した、パリオリンピック競泳の日本代表水沼尚輝選手が男子100mバタフライに出場しました。真岡市主催のパブリックビューイングにて、パリまで届きそうな大声援を送りました。当初、予選はTV放映が予定されていませんでしたが、会場の熱い思いが伝わったのか、本番直前で水沼選手の生中継が始まりました。4組目でスタートした水沼選手は15位に入り準決勝へ。そして、本日(8/3)未明に行われた準決勝も全体の8位で突破し、8/4の決勝に進出を決めました。
 山前中の卒業生という身近な先輩が、世界で活躍している姿を目にしているであろう在校生にとっても、大きな誇りを感じていることでしょう。

決勝もガンバレ!水沼尚輝選手!

 

校長室より No28「憩いの場」

 真岡の夏祭りに参加する中学生御輿。当日の早朝、地元の「若神会」の方々に組み立てをしていただきました。「昨日は○○だったねえ…。次は△△さんだな…」と、和気あいあいな雰囲気を見ながら、こうしてこの場に集まること自体が地域の方々同士の憩いのひとときにもなっているのではと感じました。学校が地域に貢献できているとしたら、たいへん嬉しい限りです。

 

 

校長室より No27「1学期終了 ありがとうございました」

 満開のさくらとともにスタートした令和6年度の第1学期も、本日で終了となりました。例年より遅い梅雨入りで早い時期から猛暑が続きましたが、修学旅行や宿泊学習、その他予定された行事を滞りなく終えることができました。学力向上に向けた授業への真剣な取り組み、学級・学年の友だちや部活動をとおして得られた人間関係づくりなど、生徒たちがそれぞれの時間を大切に過ごすことができた証だと思います。加えて、本校の教育活動に対してご理解とご協力をいただいている保護者や地域の皆様のおかげであると、心より感謝申し上げます。
 明日からの夏休み、ご家族や地域の一員として、安全で有意義な生活を送ることができるよう願っております。1学期間大変お世話になりました。

校長室より No26「小さな準備」

 教育活動に「大きい」も「小さい」も、比べる基準はないと思います。でも、多くの目に触れるか否かには、少しだけ違いがあるのではないでしょうか。どんな機会に、何をとおして学ぶのか、その人の意識次第で変わるものもあると考えています。
 いつも目にする廊下の掲示物も、当然のように引かれているラインも、誰かが準備しているのです。

「誰かのために何かすること」尊い行いです。ありがとうございます。

 

 

校長室より No25「パワーの源」

 摂取カロリーなど栄養面がきちんと計算された学校給食。その残量調査が各学期に1回(年3回)行われます。1学期は6/17(月)~21(金)でした。三色ご飯やにら入り餃子、ナゲットなど「和・洋・中」のメニューが工夫され、地元食材もたくさん使われているとのこと。市内中学校の残量割合が5.5%のところ、山前中は0.6%でした。ある学級では「うちのクラスでは、サラダや野菜ものは毎日のように食缶が空っぽになります」との声も聞きます。食物アレルギーやその日の体調を考慮しながら、健やかな体づくりを目指して、給食指導を推進してまいります。元気にモリモリと食べる生徒たちの様子を見て、ご家庭での子育てに頭が下がる思いです。

校長室より No24「履き物をそろえる」

 一瞬の出来事でした。職員室前にあるスリッパを使用していた女子生徒が、用件を済ませて自分の靴に履き替えました。すると、自分が使用したスリッパを丁寧に揃えた(次の人が履きやすいように)のです。しかも、当たり前のように…。私が嬉しくなってしまい、思わず声をかけて、とても立派な行動であることを伝えました。「履物を整えることは、心を整えること」。ご家庭での大切な教えの賜であると、とても感動した瞬間でした。

校長室より No23「地域の伝統に触れる」

 7月下旬に実施される毎年恒例の「真岡の夏祭り」。今年も中学生御輿として、伝統行事に参加することになりました。安全面を考慮し事前の練習が必要となりますが、地域にある祭りの愛好会「若神会」の方々に、安全な担ぎ方や運行の仕方について教えていただきました。色々な行事や活動をとおして、本物に触れる貴重な体験や地域の方々とのふれ合いを大切にしていきたいと思います。学校と保護者、そして地域の方々と顔の見える関係を目指してまいります。

 

 

校長室より No22「お心遣い」

 真岡市内にお住まいで以前お世話になった方から、白ユリの花をいただきました。ヨーロッパでは、聖母マリアの象徴として愛されてきたとの説もあります。一般的な花言葉は「純潔」「威厳」とか…。清楚で可憐なイメージそのものですね。

 わざわざ、山前中学校までお持ちいただいたそのお心遣いに、嬉しくて目が潤んでしまいました。ありがとうございました。

校長室より No21「意見を出し合うこと」

 9月7日(土)に実施予定の「運動会」に向けて、各クラス代表者による実行委員会を進めています。実施種目の検討や諸準備などについて話し合いを行います。自分の考えを理論的に他者に伝えるにはどうすればよいのか、自分と異なる意見に対してどう対処するかなど、話し合い活動をとおして学ぶことは、将来に向けて必要なことだ考えます。結論に至るまでの途中経過を、大切にしてほしいと思います。

 

校長室より No20「支えてくれる人」

 芳賀郡市総合体育大会各種大会が行われました。(野球部は7/6に、3位決定戦の予定です。)どのチーム(選手)も、今までの練習の成果を存分に出し切って、最後まであきらめることなく戦いました。県大会への出場や入賞などに一喜一憂しますが、きっと賞状がもらえないであろう行為を目にした一瞬に、思わず胸が熱くなりました。全力で勝負している裏側に、支えてくれている人たちがいることに…。

 

「審判係がいてくれるから試合ができる」 試合後の会場ごみ拾い「来た時よりも美しく」

 

校長室より No19「出会い」

 先日、私がまだ教師として駆け出しだった頃、たくさんのことを学ばせていただいた方とお会いする機会がありました。同じ学校で、同じ保健体育科としての授業はもちろん、学級担任として生徒と接すること、保護者との協力体制づくり。そして何より、人としての仲間づくりの大切さをたたき込まれたのを思い出します。「ポジションが人をつくる」。その先輩からいつも聞かされた言葉です。相手を信頼し、与えられた役割を果たすことで人は成長していく。自分は今、そんな人間関係を構築できているのだろうか。改めて考えさせられました。30年も前に声をかけていただいたその方は佐野市で農業を営み、藍染めの原料となる「すくも」を育て、全国の人たちと交流があるそうです。「人との出会い、めぐり合わせに感謝」70歳を越えても変わらないもの…。私にとって憧れでもあるその先輩と同地域出身の先生と、一緒に仕事ができていることも、ありがたい「出会い」なのだと感激している今日です。

校長室より No18「いつもどおり」

 爽やかな青空とともに「おはようございます」と元気な声が職員室に響きます。生徒会役員の生徒が国旗・市旗・校旗を取りに来室し、いつもどおりに掲揚しています。雨天時を除く、毎日の仕事です。担当(係)としての責任を自覚し「いつもどおり」ができることこそ、とても大変なことなのではないでしょうか。日々の生活が当たり前であることに、感謝したいと思います。

 

 

校長室より No17「紫陽花がお迎え」

 今日と明日の2日間、7:30から7:50にアルミ缶回収を行っています。朝、保護者や生徒が持参する姿はもちろんですが、地域の方からもたくさん(大きな1袋)ご協力をいただきました。加えて、ご自宅の庭先に咲いていた紫陽花まで…。職員玄関の片隅で、お客様を素敵な色でお迎えしています。地域の方のご厚意に、心より感謝申し上げます。

校長室より No16「学校評議員会」

 公私ご多用の中、5名の学校評議員の方々に来校していただき、第1回学校評議員会を行いました。評議員の皆様には、日頃の生徒たちの様子を見ながら給食を一緒にとっていただきました。
「給食なんて懐かしいねえ…」との声も聞かれ、楽しいひとときを過ごしていただきました。その後、選手壮行会の会場にお招きして、郡市総体やコンクール等に向けた生徒たちの発表の様子も見ていただきました。これからも、地域の方々の意見を代弁するお立場から学校運営や生徒の健全育成にご助言をいただけたら幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

校長室より No15「大切なもの」

 6月4日から10日までの1週間は「歯と口の健康週間」です。歯と口の健康に関する正しい知識を普及啓発するとともに、歯科疾患の予防、早期発見及び早期治療により、歯の寿命を延ばし健康を保持増進することを目的として、日本歯科医師会が制定したとされています。令和6年度の標語は『歯を見せて笑える今を未来にも』で、全国各地で啓発イベント等が展開されます。本校でも、保健室の廊下に啓発資料を掲示し、保健生活委員会の生徒が口腔内の健康について学校全体に呼びかけをしていきます。80歳になっても20本以上自分の歯を保つ取り組み「8020運動」、県内の該当者は50%を下回っているとのこと。虫歯で痛い思いをする前に、大切な歯についてしっかりと考えたいものです。