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令和6年度 校長室より

校長室より No45「功績」

 真岡市教育祭と芳賀郡市教育祭において、本校の生徒が優秀児童生徒の表彰状をいただきました。日頃の学校生活の様子から、学業・行動ともに他の生徒の模範となる生徒に贈呈されるものです。様々な場面で活躍し、受賞した生徒の功績を称え心から拍手を送ります。おめでとうございます。

 

 (写真は一部加工しています)

校長室より No44「進んで」

 昨日の出来事です。1学年の職員が昼休みに廊下の掲示物の張り替え作業をしていたところ、1年生の男子生徒がすっと寄ってきて、その作業を手伝ってくれたとのこと。しかもごく自然に…。それを見ていた数名の生徒も一緒に手伝ってくれたので、ずいぶん早く終了したそうです。先生から頼まれたわけでもないのに、自分から進んで手を差し伸べることができたその優しい気持ち、これからも大切にして下さいね。ありがとう。

校長室より No43「充実感」

 井頭公園で行われた芳賀郡市中学校駅伝競走大会。早朝から冷たい雨に降られましたが、徐々に雲が抜け、男子の発走時刻ごろには晴れ間も見えました。辛い練習を承知の上で自ら手を上げて集まってくれた特設駅伝部のメンバーたちにとって、いざ本番です。山前中のユニフォームに袖を通し、1本の襷に熱い思いを込めて全力を尽くしました。1区から6区まで全員が「自己ベスト」を更新。約2ヶ月の練習で自分自身に挑戦したことは、これからの生活(人生)における糧となることは言うまでもありません。レースを終えて学校に戻り、雨に濡れたテントやシートを片付けた後、生徒たちから「やりきった達成感」との声を聞いたとき、なんと素晴らしい経験ができたことだろうと、私の胸中にも「充実感」という思いがあふれました。頑張りぬいた特設駅伝部の生徒たちに拍手を送ります。

 

 

校長室より No42「生徒たちの温かい手で…」

 文化の風薫る秋空にコスモスがゆれる絶好の季節、来賓や保護者の方々、そして今年は小学校6年生を招待し「りんどう祭」を開催しました。学習発表の部は少年の主張と英語スピーチ発表、合唱コンクールと吹奏楽部の演奏でした。合唱コンクールは、1学期から選曲とパート練習に取り組み、今日がいよいよ本番。その後、生徒会イベントの「山中ライブ」。午後の最優秀賞発表時は「やったー、キャー」と歓喜で盛り上がりました。そんな中、私たちも職員合唱「糸」を披露しました。演奏が始まると間もなく、3年生もステージに上がって一緒に歌い出し、誰もいなかった指揮台に2名の男子が立って、教職員チームをリードしてくれました。長い教員経験の中で、職員合唱を生徒とともに演奏したことがなかった私は、うれしさのあまり歌が涙声になってしまいました。
 生徒たちの手でつくり上げた心温まる「りんどう祭」。また一つ感動をいただきました。ありがとう。

  

後日、りんどう祭の様子(一部)をHPに掲載(閲覧は保護者限定)いたしますので、お楽しみに。

校長室より No41「支えられています」

 先日、地区内にお住まいの方から「学校のために、何かお手伝いできることはありませんか?」とのうれしいご連絡をいただきました。本校に在校する生徒の保護者ではありませんが、「回覧板を見て連絡しました」とのこと。2ヶ月に1回程度となっていますが、区長様・町会長様を通して「学校だより」を山前地区内に回覧させていただいています。目を通していただいたこと、そして学校のためにとご連絡を頂戴したことに心から感謝申し上げます。常に、地域の方々に見守られながら教育活動を推進できること、本当にうれしく思います。ありがとうございます。
 きっとこれからも、生徒たちの明るい笑顔と繋がっていけるものと信じております。

掃き掃除をお願いしました。また、手縫いの雑巾までいただきました。

 

校長室より No40「指導力向上に取り組む」

栃木県教育委員会より学力向上推進担当の先生をお迎えし、公開授業と全教員による授業研究会を行いました(学区内小学校と学力向上推進リーダー勤務校の先生もまじえて)。本校の学校課題は「主体的に学習に取り組む生徒の育成」です。しかし、生徒自身が「主体的に」自分の課題に向かって、本気になって学習を進めるようになることは容易ではありません。私たち教師は「教育のプロ」として、その追求を怠ることなく、自身の学び続けなければならないと考えています。最終的には将来を担う子どもたちのために…。

 

 

校長室より No39「スポーツの日」を前に

 国民の祝日の一つであるスポーツの日。今年は10月14日の月曜日ですが、以前は「体育の日」と称され10月10日であったことは、まだ記憶に新しいと思います。その概要は、1964年(昭和39年)に開催された東京オリンピックの開会式がその日であったことに由来しているとのこと。「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願うこと」が趣旨とされています。今まさに「スポーツの秋」。何をするにも程よい気候の空の下、健康的で爽やかな汗を流したいものです。

 

(当時の写真より)

校長室より No38「学ぶ楽しさ」

 真岡市教育委員会では、何らかの理由で「学校に行けない・行かない子どもたち」に、相談や体験活動等を通して援助や支援をして、自立心や社会性を身に付けさせ、学校復帰及び将来の社会的自立ができるようになることを目指した『適応指導教室』を開設しています。今年度から、二宮コミュニティセンター内に「二宮教室」も開設されました。
 個に応じた学習の補充に加えて、絵画や書道など教室内での創作活動や軽スポーツ、自然体験活動など様々な活動が行われています。他者との関わりの中で自分を見つめ、将来に向かって成長していく子どもたち。学習や活動場所・内容にちがいはあっても「学ぶ楽しさ」を、ぜひ味わってほしいと願います。

校長室より No37「自分への挑戦」

 10月30日(水)に開催される芳賀郡市中学校駅伝競走大会に向けて、希望者による特設駅伝部員が、日々練習に励んでいます。昨日の放課後には、東の空にきれいな虹が出ました。自分自身に挑戦をしている選手たちの背中を七色の虹が押してくれているようです。ファイト!!

 

校長室より No36「全力を尽くす」

 芳賀郡市中学校新人各種大会が9月27日~29日(陸上競技大会9/19実施)に行われました。大会の結果はそれぞれ異なりますが、試合終了の瞬間まで、精一杯全力を出し切って戦いました。県大会出場の権利を得ることができた選手は、次のステージでさらに挑戦してほしいと思います。惜しくも目標達成に届かなかったとしても、自分やチームの課題を分析して技能の向上に励みましょう。生徒たちの送迎や熱い応援をいただいた保護者の方々、大変ありがとうございました。
 また、部活動は日々の苦しい練習や試合等をとおして、将来に活かすことができる何かを学ぶ場所です。時には、すがすがしい挨拶や会場の準備・片付け、点数や勝敗で表せない大切なことも忘れてはいけないと思います。

 

 

  

 

校長室より No35「オリンピアンから」

 9月16日(月)敬老の日、山前分館で行われた「水沼尚輝選手オリンピック報告会」に参加しました。令和2年東京オリンピックや令和4年世界水泳選手権にも出場し、世界選手権では日本新記録を樹立しました。そして、パリでは決勝に進出し8位入賞。大変おめでとうございます。公私ともにお忙しい中、地元山前に帰省され直接お話を伺うことができました。「目標に向かって必死に努力をしても思い通りの結果にならない時(スランプ状態)は、どんなことを考えますか」との質問に対し『今まで頑張ってきた自分自身を疑わないこと、そしてあきらめないこと』とのお話でした。世界の大舞台で活躍するトップアスリートでも思い悩むことはあり、そこでくじけずにひたむきに努力することは誰でも同じなのだと、私の心に響きました。小中学生へのメッセージをお願いしたところ、快く引き受けて頂きました。後日に視聴できるよう、準備を進めているとのことです。メッセージ視聴の仕方については、改めてお知らせいたします。

校長室より No34「感動と笑顔」

 暑すぎるほどの晴天の下、8時30分の開会式から13時30分の閉会式、その後の係ごとの片付けまで、生徒全員が自分の役割を果たし、生徒全員が助け合い生徒全員で盛り上がった素晴らしい運動会でした。着順や勝敗だけにとらわれることなく、最後まであきらめず懸命に走り演技する仲間を称え合う拍手が自然と沸き起こりました。必死になって練習を続けてきた「集団行動」は、見ている人たちに心に残る何かを残すことができたと感じています。私も心の底から「100点満点」を出しました。生徒一人一人が、今日の素敵な時間を中学校生活の思い出の1ページに刻んでほしいと願います。
 半日ではありましたが、ご協力をいただき熱い声援を送ってくださった全ての方々に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

生徒たちの笑顔の様子は、今後のHPにも掲載いたします。どうぞ、ご覧ください。

校長室より No33「2学期のスタート」

 台風の影響で本日の登校も心配されましたが、予定どおり2学期がスタートしました。生徒たちの「おはようございます」という元気な挨拶がこだまするのが、やはり学校本来の姿だなあと感じます。自転車置き場では「久しぶり~元気!」「宿題終わった…」と明るい声が響きます。始業式では、パリオリンピックで活躍した本校卒業生の水沼尚輝選手の話に加え、『今よりも、一歩へ』との言葉を伝えました。
 2学期も生徒たちの健全育成を目指し、教育活動を推進してまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

校長室より No32 「うれしい連絡」

 夏休みの終盤8/26(月)の朝、地域にお住まいの方からお電話をいただきました。『山前中の生徒が、いつも大きな声で元気よく挨拶をしてくれて、うれしくて思わず電話しました。私が畑で作業をしていても、離れたところから声をかけてくれるんです。』とのこと。さらに、お孫さんも本地区の小学校に通われていて「何年後かには中学校でお世話になると思うと安心です」と付け加えられました。なんとうれしく、そしてありがたい電話でしょう。心の中がぽっと温かくなり、目頭が熱くなります。学校が地域の方々に見守られていること、何気ない生徒の行いが私に感動を与えてくれました。お電話をいただいた方、そしていつも元気に挨拶をしている生徒たちに、私から『ありがとうございます』。

 

校長室より No31「いつもありがとうございます」

 学校畑に植えた200株のサツマイモは順調に育っていますが、その周りには草が生い茂ってしまいます。本校用務員や生徒たちも管理していますが、思うように手が回りません。4月にお願いした地域の方に連絡をしたところ、すぐに駆けつけてくださいました。
 時間を惜しまず支えてくださる地域の方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。いつも本当にありがとうございます。

 

校長室より No30「世界の舞台で8位」

 いよいよ男子100mバタフライ決勝。急遽でしたが、真岡市公民館の山前分館でPVが行われました。わずか1~2秒の間に全員がフィニッシュする大接戦でした。メダルには届きませんでしたが、レース後には「4年後の五輪を…」と、次の目標に向かったコメント。出場するだけでも素晴らしいオリンピック、その決勝で精一杯力を出し切った水沼選手。
 自分の目標に向かって懸命に努力し続けている本校の卒業生に、応援している私たちが勇気をいただいているようです。感動をありがとう。

 

校長室より No29「卒業生の大活躍!」

 平成23年度に本校を卒業した、パリオリンピック競泳の日本代表水沼尚輝選手が男子100mバタフライに出場しました。真岡市主催のパブリックビューイングにて、パリまで届きそうな大声援を送りました。当初、予選はTV放映が予定されていませんでしたが、会場の熱い思いが伝わったのか、本番直前で水沼選手の生中継が始まりました。4組目でスタートした水沼選手は15位に入り準決勝へ。そして、本日(8/3)未明に行われた準決勝も全体の8位で突破し、8/4の決勝に進出を決めました。
 山前中の卒業生という身近な先輩が、世界で活躍している姿を目にしているであろう在校生にとっても、大きな誇りを感じていることでしょう。

決勝もガンバレ!水沼尚輝選手!

 

校長室より No28「憩いの場」

 真岡の夏祭りに参加する中学生御輿。当日の早朝、地元の「若神会」の方々に組み立てをしていただきました。「昨日は○○だったねえ…。次は△△さんだな…」と、和気あいあいな雰囲気を見ながら、こうしてこの場に集まること自体が地域の方々同士の憩いのひとときにもなっているのではと感じました。学校が地域に貢献できているとしたら、たいへん嬉しい限りです。

 

 

校長室より No27「1学期終了 ありがとうございました」

 満開のさくらとともにスタートした令和6年度の第1学期も、本日で終了となりました。例年より遅い梅雨入りで早い時期から猛暑が続きましたが、修学旅行や宿泊学習、その他予定された行事を滞りなく終えることができました。学力向上に向けた授業への真剣な取り組み、学級・学年の友だちや部活動をとおして得られた人間関係づくりなど、生徒たちがそれぞれの時間を大切に過ごすことができた証だと思います。加えて、本校の教育活動に対してご理解とご協力をいただいている保護者や地域の皆様のおかげであると、心より感謝申し上げます。
 明日からの夏休み、ご家族や地域の一員として、安全で有意義な生活を送ることができるよう願っております。1学期間大変お世話になりました。

校長室より No26「小さな準備」

 教育活動に「大きい」も「小さい」も、比べる基準はないと思います。でも、多くの目に触れるか否かには、少しだけ違いがあるのではないでしょうか。どんな機会に、何をとおして学ぶのか、その人の意識次第で変わるものもあると考えています。
 いつも目にする廊下の掲示物も、当然のように引かれているラインも、誰かが準備しているのです。

「誰かのために何かすること」尊い行いです。ありがとうございます。