校長室から

校長室から

【校長室よりNo.59】地域で育つ

11月5日に、中村公民館祭りが開催され、オープニングセレモニーの中で、中村中学校吹奏楽部がステージで演奏しました。地域の方々に見守られながら、生き生きと演奏する本校吹奏楽部の生徒たち。生徒たちが、地域の方々に見守られながら、地域で育っていることを再確認する時間でした。演奏後は拍手喝采で、地域の方々が、「中学生の演奏って上手なんだね。」と話をされており、うれしく感じました。

【校長室よりNo.58】世界共通の教育

この写真は、サンドバーグ・ミドルスクールの体育館に掲示されているメッセージです。[Responsibility]責任感[Respect]尊敬[Integrity]誠実さ[Compassion]思いやり[Initiative]意思表示・積極性[Perseverance]忍耐[Concientious]良心的[Adaptability]適応力[Creativity]創造性 という意味です。日本の多くの小中高校で学校目標としている内容と重なります。つまり、教育が世界共通であるということかと思います。今回の国際交流では、サンドバーグ・ミドルスクールの校長先生はじめ多くの先生方と、教育方針などについても論じることができ、そういった意味からも有意義な交流となりました。

【校長室よりNo.57】地球人として

10月27日から11月3日の日程で、アメリカ・カリフォルニア州サンドバーグ・ミドルスクールとの国際交流に、28名の生徒と共に行って参りました。初めて飛行機に乗る生徒もいる中、何よりも安全第一の旅でした。しかし、終始生徒と一緒というわけにはいかない今回の旅。例えば、アメリカでの入国審査は、生徒一人一人が入国審査員からの英語での質問答えなければなりませんでした。また、ホームステイでも英語での会話がほとんどで、苦労しながら英語での会話に挑戦したことと思います。たったの1週間の交流でしたが、お別れの朝は、涙を流して別れを惜しむ生徒同士の姿を見ることができました。今回の国際交流は、単なるアメリカへの旅行ではなく、様々な紛争で苦しむ世界中の人たちへの貴重なメッセージになったのではないかと思います。まさに、日本人・アメリカ人という枠を取り払った「地球人」として、心と心の交流を達成した海外派遣となりました。

【校長室よりNo.56】生徒が身を乗り出す授業への工夫(授業参観より)

本日は、1年生の社会科の授業を参観しました。私は常々、「授業は連ドラのようなもの。チャンネルを変えられることのない、連ドラ予約をしてもらえるような生徒の興味を引き出す授業をしてください。」とお願いしています。今日の1年生の社会科の授業は、平安時代の文化の特色を学ぶないようでした。いきなり、漢字からひらがなやカタカナが作られている例を示し、想像が難しいひらがななどで生徒は前のめりになって考えていました。平安時代の遣唐使の影響について考えるに、絶好の教材でした。まだ2年目の教師ですが、生徒の興味を引き出すためにと、様々な教材を工夫した授業を展開していました。

【校長室よりNo.55】幸せな時間

すでにHPでお知らせしましたとおり、昨日、芳賀郡市中学校駅伝競走大会が開催され、つらく厳しい練習を乗り越えた生徒たちが、全身全霊をかけた走りを見せてくれました。男子は5位入賞、女子はオープン参加枠になったとはいえ実質2位の走りを見せてくれました。帰校後、指導に当たった教員からねぎらいの言葉が贈られ、3年生からも感謝の気持ちを伝えていただきました。ひたすらに涙を流す3年生と話しているなかで、明日から一緒に走れない寂しさ・むなしさを感じるということは、「結局、この3ヶ月が幸せだった」という結論に達しました。生徒たちと共に走ってきた3ヶ月は、本当に幸せな時間でした。