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校長室から
【校長室よりNo.68】主体的に学ぶ姿(授業参観より)
12月1日には、2学年の国語の授業を参観しました。平家物語の那須与一が登場する場面の学習で、情景や言葉、様子などから那須与一の心情を読み取る授業でした。静寂の中、2学年の生徒たちは、集中して前後の文章から与一の心情を読み取っていました。生徒たちが声を上げて発表する場面は少ない授業でしたが、それ故、生徒たちが主体的に学ぶ姿を見ることができた、落ち着きのある授業でした。
【校長室よりNo.67】秘めたる力(マイチャレンジより)
11月27日からの3日間、2年生がマイチャレンジとして、多くの事業所で職場体験をさせていただきました。私も公的機関を除く全ての事業所に出向いて、生徒たちの様子を見させて頂きました。どの事業所でも、全ての生徒たちが一生懸命に活動していました。特に印象的だったことは、普段の学校生活では見ることのできない生徒たちの姿でした。高齢者に積極的に声をかけたり、自主的に作業に取り組んだりする姿を目の当たりにして、生徒たちの「秘めたる力」を確認することができ、とてもうれしく思いました。ご協力頂きました各事業所の皆様に、心から感謝いたします。
【校長室よりNo.66】できる限りのサポート(3年生の受験に向けて)
いよいよ今週から12月に入ります。3年生にとっては、受験勉強に本腰を入れる時期となりました。生徒たちの頑張りが一番必要ですが、私たち教職員としてもできる限りのサポートをと考え、11月27日から昼休みに「数学友の会」(根本学年主任が命名しました。)をスタートさせました。これまでに蓄積してきた数学の入試問題を、カテゴリーごとにやっていこうというものです。昨日も今日も、約20名ほどの3年生が参加してくれ、一生懸命数学の問題を取り組んでいました。昼休みは友達と遊びたい時間でもあります。毎日ではなくとも、時々一緒に勉強して、数学の点数を上げてもらえたらと思っています。
【校長室よりNo.65】楽しい給食
本日から、3年生徒との会食を始めました。コロナ禍から学級でも黙食を推進してきました。インフルエンザも含めて感染のリスクがなくなったわけではありませんが、卒業までに全ての生徒といろいろな話ができればと思い、スタートしました。日頃、校長は生徒よりも30分ほど早く給食を食べます。「験食」といい、生徒たちが食べる給食の安全を確認するために、いつも一人で食べています。会食の期間は、教頭先生に験食をお願いし、3年生4人ずつと一緒に給食を食べました。最初だったこともあり、緊張気味の3年生は言葉少なでしたが、それでも日常のたわいもない会話を楽しみながら給食を食べました。ひとりぼっちではない、3年生との楽しい給食。毎日が楽しみです。
【校長室より No.64】教師力で授業を作る(授業参観より)
11月24日は、1年生の国語の授業を参観しました。古典の授業で、読み取りにくい古典仮名遣いを繰り返し繰り返し群読(集団で読む)をして、音として覚えようとする授業でした。驚くべきは、教師は教科書も見ずに、範読(生徒の模範となって先に読む)をしているのです。「プロの教師だな。」と驚いた瞬間でした。経験と綿密な授業の準備によって作られた、流れの良い国語の授業でした。
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