学校の様子

2017年12月の記事一覧

朝会



12月11日(月)朝会
(表彰)
下野教育書道展
銀賞:渡辺翔彩さん、福島咲奈さん
銅賞:大田和杏奈さん、大田和諒さん、天川智永里さん
奨励賞(硬筆の部):大田和杏奈さん、大田和錬汰さん、野澤こころさん(2年)
奨励賞:野澤こころさん(3年)、福田奏音さん、野澤龍芯さん、石塚汐夏さん、海老原陽菜さん、戸上碧さん
栃木県中部地区小中学校児童生徒作品展優秀賞:石川萌さん
ミルクの国とちぎ小学生絵画コンクール入賞:天川智永里さん、天川未夢さん
(校長講話)
ヘレンケラーは、1880年(明治13年)に、アメリカのアラバマ州タスカンビアで生まれました。1才のときに、脳にウイルスが入り、高熱が続き、「目が見えない」「耳が聞こえない」「口がきけない」ようになってしまいました。しかし、他の人の何倍も努力して、現在のハーバード大学に入学。卒業後は、自分と同じような体の不自由人のために、死ぬまで働いて、多くの人に夢と勇気を与えました。

なぜ、ヘレンが、大学まで入ることができたか、それは、「アン・サリバン」という、家庭教師の先生がいたからです。ヘレンの「目」「耳」「口」が不自由だったので、かわいそうに思ったお父さんとお母さんは、甘やして育ててしまいました。その結果、「わがままで、乱暴な子ども」になってしまいました。最初、ヘレンは、自分の思い通りにならないと、「ものを投げつけたり、暴れたり」したので、サリバン先生は、とてもたいへんでした。取っ組み合いながらも、サリバン先生は、ものには名前があることを教えました。そんなことを繰り返しながら、ヘレンは、少しずつ言葉をおぼえていきました。しかし、毎日、コップで水を飲んでいるが、どうしても、「コップ」と「水」 の区別がつきませんでした。ある日、サリバン先生は、ヘレンにコップを持たせて、ポンプの水をくみ始めました。ヘレンは、コップからあふれる水に驚きました。サリバン先生は、ヘレンの水がかかった手に、指で「water」と書いて、コップと水の違いを分からせました。そのことがきっかけで、ヘレンは、「なぜ」と質問を繰り返し、たくさん勉強し、有名な大学にも入れました。

   「『なぜ』と問うことが、考える世界の扉を開く」

これは、ヘレンと一緒に生活をし、ヘレンが一生懸命に勉強するようになった経験から、サリバン先生が、言った言葉です。

みなさんも授業を聞いていて、分からないことがあったら、担任の先生に 「なぜそうなるのか」を質問してください。質問した分だけ、勉強が楽しくなります。がんばってください。

※今日から、齋藤菜緖さんが1年生に転入し、全校児童97名になりました。